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ブルッフ (1838-1920)

CD ヴァイオリン協奏曲全集 アッカルド、マズア&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管

ヴァイオリン協奏曲全集 アッカルド、マズア&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管

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    elegance  |  東京都  |  不明  |  2010年08月08日

    「真っ当」な演奏ではないかと思います。牽引力があると言えば聞こえはいいのだけど、ただパワーで押し切ったような演奏、音色濃厚で歌唱力があると言えば聞こえはいいが、厚かましすぎと思われる演奏もあったりで、そういった演奏というのはこの曲にはちょっと相応しくないのではないか、と思うのです。過度にテンポを揺らす事無く、また押し付けがましすぎない。それでいて音に説得力があり、誠実さを感じさせます。堅実なこの曲をよく表した演奏なのではないかと、個人的には思っています。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年02月12日

    アッカルドと言えばパガニーニにすぐ結びつけるヴァイオリニストなのですが本盤はやはりその彼のテクニックと華やかな歌謡性を活かすべくブルッフのヴァイオリン協奏曲関係の演奏でバックはマズア/LGOでドイツ系作曲家作品としてサポートよろしくやっております。ヴァイオリン協奏曲第1番(1977年収録、演奏タイム@8’40A8’38B7’10)、第2番(1977年収録、同@12’28A4’17B9’10)、第3番(1978年収録、同@18’11A10’39B8’56)、セレナード(1978年収録、同@9’25A9’21B9’40C9’13)、スコットランド幻想曲(1977年収録、同@4’00A4’44B5’28C0’57D6’24E9’51)といった普段余り聴かれない第2番、第3番協奏曲も含んだ内容なのですがアッカルドが36歳頃、マズアが50歳頃で両者共充実期の演奏であります。ブルッフのこれらの作品の内私は協奏曲第1番と辛うじて「スコットランド幻想曲」を聴いているくらいでどうもメロディメーカーのブルッフ作品は次々展開されるそのメロディが過剰に感ぜられる私には正直辟易される時もあったりしました。ただ本盤の各曲演奏傾向は確かに煌びやかにカンタービレをふりまくアッカルドにマズアの時として若干通りいっぺんに陥りつつも渋い伴奏が比較的好対照的で情に溺れない結果オーライの中和した展開になっている様に思いました。元々アッカルド演奏自体に良い意味でも悪い意味でもあまり問題意識を感じさせないもの・・・その辺りがアッカルドの巧みさなのでしょう・・・ですから例えば「スコットランド幻想曲」一つとってもハープを抑え目にヴァイオリンは民謡・舞曲風な曲運びで実にロマンチックに鮮やかに活躍しその美音は堪能出来ます。それにしてもこの「スコットランド幻想曲」にしても「セレナード」にしてもそのタイトルの割には結構大曲ですね。ヴァイオリン協奏曲第2番、第3番を含め収録盤も少なく余り聴かれるチャンスが無い諸曲にスポットを当てた意味はあるのでしょう・・・ちょっと甘く素晴らしいランクにしておきます。又余談ですがマズアには後年2009年DPOを振ってサラ・チャンV独奏での協奏曲第1番が収録されています。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★☆ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2009年10月28日

    オケは「最高!」、アッカルドは「OK」というのが正直な感想。マズアお得意のブルッフだけあって、聴かせどころを弁えており、ゲヴァントハウスならではの腰の座った燻し銀サウンドも相まって聴き応え充分。但し問題はアッカルドのヴァイオリン。線が細く擦れ気味な音色は、ブルッフ特有の甘美なメロディを生かしているとは言い難い。技巧派のアッカルドと中庸派のマズアとの、芸風のギャップも大きい。これは、第1番の再録にヴェンゲーロフを起用してしまった時にも感じたことだった。もし、アッカルドの代わりにズスケが、PHILIPSの代わりにSchallplattenが担当していたとすれば、きっと稀代の名演となっていただろう。だが、ヴァイオリン独奏とオケの為の作品を一気に聴ける機会は意外と少なく、埋もれた秘曲にスポットを当て世に知らしめた功績は大きい。特に第2および第3番は演奏・録音ともに少ないので、希少価値大だ。

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