クラリネット・ソナタ第1番、第2番、6つのピアノ小品 L.コッポラ、シュタイアー
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うーつん | 東京都 | 不明 | 2015年06月20日
シュタイアーの演奏はチェンバロやフォルテピアノなどのピリオド楽器での演奏しか聴いてこなかったので、スタインウェイ(といっても1875年製の時代楽器だが・・・)をどのように奏するのか興味があり買ってみた。 一聴しての感想。クラリネット、ピアノ共に楽器のせいだろうか、私がブラームスについて持つイメージにしっくりくる内容だった。しっとりと落ち着きと深みをもち、仄かにかげりがある演奏に好感をもった。曲の性格上、クラリネットがピーピー積極的に叫ぶような音は好みでない。ここではシュタイアー、コッポラの両者は弱音も交え、お互いの楽器に寄り添いあうような音楽作りがされている。 また、拾いものだったのは作品118のピアノ小品集。ロマンティックに切なく歌を紡いでいる。それでいて甘ったるいムード音楽に堕ちない範囲にとどまっている。シュタイアーってこんな演奏もするんだと少し驚いたものだ。大好きな作品118-2、夢見るような(または想い出にひたるような)音の散らし方が泣かせます。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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