ゴルトベルク変奏曲 ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
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古き良き時代 | 大阪府 | 不明 | 2020年03月16日
素晴らしい演奏です。 ケンプのバッハは、私にとって、生涯の名盤の一つです。 とくに飾ったところなど、全くありませんが、本当に語りかけるがごとき演奏で、心が静まり幸福な気分になれます。 どことなく、シフの演奏に似ている感じがします。 シフがDECCAでバッハの主要独奏曲全集が出ていますが、ケンプは出ていませんので、是非、一枚一枚お買い求めになることをお勧めします。 絶対に損はありません。 録音状態も決して悪くはありません。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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nari | 宮崎県 | 不明 | 2018年10月30日
グールドに親しんできた耳では、装飾音のないテーマにずいぶん物足りなさを感じたのですが、ペダルを使用しないグールドが対位法を際立たせるのと対照的に、豊かに波打つ音を聴いていると、ピアノという楽器の魅力を伝える名演だと思えてきます。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2016年06月13日
私もゴールドべルグはグールドを聴いてきたので、この演奏には、びっくらこきました。でも、不思議と納得させられ、メニューインとのベートーヴェンのソナタ、シューベルトのピアノソナタなどを聴くうち、すっかりケンプの演奏に魅せられました。何と言うか、ヒューマン、暖かみと寂寥感を併せ持つ、そして、本質を突いたと言っていい、ユニークで素晴らしい演奏ばかりで、ただ単に古い人と、聴かなかった事を恥じました。21世紀の現代、ケンプのようなピアニストが大きく出て来ない事が、淋しい、残念だ。そういう演奏家を必要としている時代だと、思うのだけれど。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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オタケ | 大阪府 | 不明 | 2015年11月23日
ケンプの名前に期待していたせいか、最初から普段聴くゴルトベルクと違うことに失望。解釈というよりスコアが異なるのか、はたまたご自分の考えか? よくわからんけれど、昔の演奏家ならこの曲に限ればマリア・ユージナさんやロザリン・チューレックさんの演奏を買いなはれ!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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顕 | 岐阜県 | 不明 | 2012年12月18日
初めてこのような演奏を聴きました。私はケンプは大好きですが、やはり、装飾音はあった方が美しいと思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ごるし | 広島県 | 不明 | 2012年11月29日
キメがすごく細かいコットンのシーツに触れたような、本能的に体が解放されるような安心感に満ち溢れる演奏です。 曲の構成、大きな旋律の掴み、絡み、内声の捉え、全てが絶妙で、なかなか味わえない感覚があります。 主題が装飾カットで、すごくシンプルで最初かなりびっくりしましたが、主題の骨組みが見えて、なるほど、て感じでした。 主題をこの弾き方する人はいないはずなので、色々聴いてきた方には特にお勧めしたいです。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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おっさん | 神奈川県 | 不明 | 2012年05月20日
他のレビューにもあるように暖かいバッハである。優れた演奏・録音に事欠かない曲だが、ケンプは聴く人のために特別に弾いてくれているような親近感を感じさせながら、バッパの偉大さを教えてくれる。録音状態もよい。ひょっとすると長く残っていくのはこういう演奏かもしれない。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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スナフキン | 東京都 | 不明 | 2011年12月24日
慈父のまなざしの、心和む演奏。 絶えず新たな音の発見をし続けるグールドの演奏とは対極。 演奏の問題ではないが、この曲はもともと結構長い曲で、ケンプの演奏はゆったるとしたテンポなので、暇で時間がある時向け。 数十分で満足感を得たい場合には、グールド。 そういった意味で、こうしてケンプの演奏を聴くと、改めてグールドの演奏に「現代性」に気づく。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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4分33秒 | 不明 | 不明 | 2011年01月29日
アリアが装飾音が少なくシンプルなせいかかなり変わった印象のアリアになっています。第0変奏と言っていいかもしれません。 メリハリのあるグールドの演奏とは違って穏やかな感じの演奏です。 ゴルトベルク変奏曲好きの人は持っていていい一枚だと思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ロングロウ | 栃木県 | 不明 | 2010年09月29日
グールドの対極・もう一つの至高・・・ 適切な例えかどうか・・・個人的には上質なベークドチーズケーキの様な味わいの深い演奏だと評価しています。55年版のグールドのような快活さと違い、落着いた深い精神性を感じさせるものです。(数あるゴールドベルクの中でもひときわ輝く一枚です) これ一枚にケンプという人がどういう演奏を目指していたのかが凝縮されていると思います。現代では前提として完璧な演奏が要求されますが、それが「一番大切な事ではない」ってことを解らせてくれる良い例ですね。装飾音がほとんど無いのでパサパサした演奏との評価も見たことがありますが、実際部屋に流してみると極上の時間が生まれます。 華麗なテクニックというのも一つの楽しみではあります。が、こうしたアプローチが出来ることも音楽であり、こう出来ることも(その人の持つ)一つのテクニックなんだなと感じました。 おすすめです。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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夢の少女 | 京都府 | 不明 | 2010年08月29日
以前、国内盤ケンプのCD「ゴールドベルグ変奏曲」を所有していたのだけど、最初と最後のアリアはとても気に入っていたけど、同じ曲の変奏ばかりで、途中から飽きてきて『依頼者はこの変奏曲で本当に不眠症が治ったのかなあ?』と疑問に思い、カセット・テープに録音した後、手放してしまいました! でも、最近になって、再びケンプのをCDで持っていたいと思うようになり、この輸入盤(国内盤は廃盤になっているようですね)を買い直してみました。 やはり、主題のアリアは何度聴いてもいいです。 でも、当時の宮廷の貴族の方達に、例えば、リチャード・クレイダーマンのピアノ演奏なんかを聴かせてあげられたら、きっと安らかな眠りに誘われるでしょうに...なーんて思うのは私だけでしょうか??1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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STRAD | 千葉県 | 不明 | 2010年06月27日
この何とも言えないゆったりとした流れは本当に心地よい。実際の速さではなく、精神の落ち着きというのだろうか。音楽を聴いていて幸せになれる瞬間です。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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倉敷界隈 | 岡山県 | 不明 | 2009年11月14日
グールド版をずっと聴いていたのですが、皆さんのレビューをみて購入してみました。これは素晴らしい。どちらが好きかは単なる好悪の問題でしょうが、私にはこちらの方が深くリラックスできる。今も鳴ってます。これがたった1000円強で買えるとは実にありがたい。最近買ったCDではベストでした。是非皆さんに買ってもらいたいですね。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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リヒター盤も好き | 不明 | 2009年08月24日
高齢であり、技術的な衰えは否めないものの、この高貴な透明感はケンプ以外の誰が表現できるでしょう?正統的かつ穏やかな演奏を求める方にお勧めします。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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レオブルー | 東京都 | 不明 | 2009年07月31日
なんというか 世評でグールドを聴きなじんでいた私も皆さん同様に感動しました。バッハ聴くのも奥深いものだなあと感心しきりの初心者です。時折聴いては今日一日をふりかえります。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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