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アイヴズ(1874-1954)

SACD 交響曲第1番、第2番 アンドルー・デイヴィス&メルボルン交響楽団

交響曲第1番、第2番 アンドルー・デイヴィス&メルボルン交響楽団

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    のだめノビルメンテ  |  新潟県  |  不明  |  2019年03月19日

    久々に買ったアイヴズの交響曲。1番、2番ともなんとも美しい演奏である。入門用としてはお勧めする。しかし、その美しさは時のよって弱点となる。具体的に例を挙げる。例えば第1番の1楽章は★5つ。クラリネットによる第1主題から瑞々しく美しい。テンポも快適。そして第2主題部のころころ調性を変える弦のフレーズ、木管による美しい旋律、古典音楽を思わせる高弦のフレーズ。滑らかに進行し、特に木管が美しい。展開部でまた木管が夢のような響きを出している。2・3楽章もお洒落に進む。しかし4楽章のコーダではオケの(録音)の薄さが目立ちトランペットによる頂点もなんの引っ掛かりもなく消化不良の状態で終わる。2番も同様で、第2楽章の中ほどではトロンボーンによる大切な旋律がさっぱり聞こえてこない。しかし、第5楽章では明滅するアメリカのフォークのメロディが懐かしく聞こえる。聞いていて楽しくなる。しかしコーダではまたオケの薄さがマイナスに作用する。これから買おうとする人には訳のわからない文章になってしまったが、たまたま多くの演奏を聴き比較対象があるから言えること。再度言うが入門用としては良いのではないかと思う。私としてのお勧めは1・2番はメータ・ロスフィル。3番はマリナー・アカデミー。4番は小澤・ボストン響と思うが、入手困難なものもあるのであくまで参考ということで。1つ注意したいのはメータの第1番の第4楽章では極端なカットがあること。色々つまらないことを述べてきたが、偏狭老人の好みを主張しただけで異論・反論は覚悟の上、無礼をお許し願いたい。最後にもう一回確認したいのは、アイヴズはとても親しみやすく美しい演奏なので、躊躇している方は是非一聴をお勧めする。私も同コンビの3・4番を購入してみたいと思っている。

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