トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ベートーヴェン(1770-1827) > Fidelio: Klemperer / Po C.ludwig Vickers Frick Berry

ベートーヴェン(1770-1827)

CD Fidelio: Klemperer / Po C.ludwig Vickers Frick Berry

Fidelio: Klemperer / Po C.ludwig Vickers Frick Berry

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (3 件)
  • ★★★★☆ 
    (1 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:4件中1件から4件まで表示

  • ★★★★☆ 

    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2016年02月18日

    オラトリオというか後期風の荘厳・深刻な箇所とジングシュピールの素朴な風とが混在しているオペラですが、クレンペラーみたいに情動的でなく構造的というかザッハリッヒな演奏だと、それがはっきりと出てきます。繕うつもりもないと言うか。この辺が評価の分かれ目になるのでは?私的には、ベートーヴェンがオペラに習熟していなかったというか、ミサソレになりそこねた(あの演奏があるわけですから)ちぐはぐ感が払拭出来ない想いは残りました。音質はとてもいい。同じ年のフィルハーモニアでもベームの「コシ」よりこっちの方がいい。歌手も素晴らしい。ルートヴィッヒは柔らかい声なのであんまり男っぽくはないのですが、傑出したレオノーラだし、ヴィッカースもいつもの老け声がこの役だと気にならないばかりか、二幕の最初のアリアの力強いこと。フリックの(名ハーゲンとは別人の)素朴なロッコもいい。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    Maya  |  熊本県  |  不明  |  2012年05月26日

    1990年代初頭国内盤で出ていた頃(それにはほれぼれするような解説書と対訳がついていました)よく聴き込みました。同時期に出たベームの日生劇場ライヴとの優劣を友人と熱く論じ合ったのも今は昔。その後クレンペラーのコヴェントガーデンでのライヴがテスタメントから出て、信頼しているある評論家が誌上でそちらを絶賛し、このEMI盤をおとしめていたのをきっかけにあまり聴かずにいました(残念ながら?評論家の影響は悔しいほど大きいときがあります。常々信頼しているならなおさら)。確かにそちらも素晴らしいのですが、ホッターが悪役ピツァロというのがどうもなじめなかったばかりか、全体に何かもの足りない思いが強まって、録音から50年ということもありあらためてこのEMI盤を聴き直し、やはりこれが自分にとっての「フィデリオ」だと感じました。ヘッドホンで聴かれることをおすすめします。両翼から鳴るヴァイオリン群、金管と同等に鳴るオーボエをはじめとする木管群、「旋律楽器だ」との自負を持っていたと伝えられる奏者によるティンパニというクレンペラー時代ならではのこのオーケストラの凄さ。「神様の指揮で演奏できてお給料まであるなんて」というある団員の言葉や、「あの、チャックが」「それとベートーヴェンとどんな関係があるのかね」などといった尊敬と緊張とユーモアに満ちたエピソードが思い出されます。独唱・合唱も含めてどこかが突出したりということがなく、逆にいえば誰も引き下がらない、それもこれもこの不滅の音楽の最高の再現を目指して、といった感がひしひし伝わってきます。気のない演奏ではまるで味気ないこの歌劇が、徹底的にすべてを鳴らした上でその先へいこうという全員の意志で熱く、深く響いてきます。しかも幕切れまで勢いで何かやったという感じがなく、すべては頂を目指す登頂のように計画的に危険と対決しているといった感があります。第1幕だけで76分。聴き手にも「荘厳ミサ」の時以上の覚悟が要ります。しかし聞き流すだけでは何も入ってこない音楽というのは確かにあります。「フィデリオ」がもし頂から何かを見るためには登りきらなければならない山岳だとしたら、この演奏は、上や下からあおりたてたりせず、一歩一歩その危険な登頂を共にしてくれる心強い導き手だと思っています。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    さざんか  |  神戸市  |  不明  |  2007年12月15日

    30年来のクレンペラーのファンでありながら、この演奏は今回初めて聴いた。1幕のピツァロ登場の行進曲。その冒頭のティンパニの打ち方、その雰囲気からしてさすが、の演奏。録音もすごくいい。「マタイ」やブラームス「レクイエム」よりもいいのではないか。特にフィナーレは合唱の各パートの声の方向性もわかり、「第九」のような感動がある。全曲にもう少し一貫した早めのテンポを望みたいが、それをクレンペラーに求めるのは無理。常に細部の立派さが光る。フィナーレのすばらしさは、「ミサ・ソレムニス」に次ぐもののように思われる。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    hide0812  |  横浜  |  不明  |  2007年08月25日

    ベートーヴェンに憑かれた様なベームに対して再構築者としての冷静なアプローチが聞き手には有難い。マゼール、バーンスタインのウイーン盤が歌劇とすれば、前述の二者は、ただただ音楽に一意専心?

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:4件中1件から4件まで表示