To Duke With Love
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Hesomagari | BRAZIL | 不明 | 2009年09月11日
Jazzが最も危険だったとも言える1970年代に日本で立ち上がったEast Wind Records。沢山の素晴らしいレコーディングは、何処かしら日本的なベタベタ感も感じられず、興味を持って接したレーベルでした。 音の良さや日本人好みの演奏家を録音するなど、様々な挑戦にも聴く側に媚を売るような部分が感じられないレーベルでした。 ただ、ジャケットがイマイチなものが多く、CD化される今でも残念に思えて仕方が有りません。基本的にオリジナル・ジャケットが好みなのですが、ここに関しては新しいジャケットにした方が購買意欲をかきたたせるような気がします。 このアルバムはエリントンが亡くなった翌年、75年に録音された追悼盤のようなかたちになっています。6曲の全てがエリントン楽団に因んだ曲。5曲がエリントンの曲で、有名なLush Lifeもエリントンの右腕だったビリー・ストレイホーンの曲です。誰もが何処かで聴いた事のある有るスタンダード集と言って良いと思います。 録音場所はNew Yorkですが、監修からプロデュース、マスタリング、リミックスと全面的に日本人のスタッフが製作にかかわっています。とても意欲的ですし、その事がマイナスに思える部分が無いようにかんじます。 バックは私の大好きなシダー・ウォルトンのトリオ。シンプルに、そしてストレートに演奏されています。Live感は有りませんがとてもバランスが良く、それぞれの楽器の良さが引き出されている録音ではないかと思います。夜、じっくりと聴くのには、少々醍醐味にかけるかもしれませんが、天気の良いゆったりとした昼下がりには、ピッタリではないかと思います。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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