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ブラームス(1833-1897)

CD 交響曲第4番 カルロス・クライバー&ウィーン・フィル

交響曲第4番 カルロス・クライバー&ウィーン・フィル

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  • ★★★★★ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2024年02月11日

    C・クライバーは長い間避けていた指揮者の一人だった。ベートーヴェンの4,6盤を聴いても納得できない演奏だった。以前、この演奏を聴いた時も美しくそれなりの水準の演奏だと思っていたが、その後CDを手放してしまった。先日追悼記念CDを聴き、(未完成)と共に感心した。当盤とは音質、音色等の違いは若干あっても(追悼盤は音色がやや暗めである。)薄暗い音色の深い響きが演奏を際立った演奏にしていた。スケール感も十分で数回聴き直したほどである。ステレオではワルター(良くも悪くも健康的演奏)と双璧ではないかと思ったほどである。(初めて聴いた時と住まいや装置がすべて替わっているが。)

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  • ★★★☆☆ 

    ジャン=ルイ  |  千葉県  |  不明  |  2021年03月12日

    普通の演奏。それ以上でもそれ以下でもない。この演奏が音楽の友社ムック「名曲名盤」で常に1位に選出されるのは全く理解不能だ。第2楽章のピツィカートが意味をなしていない。第3楽章冒頭もドラマ性が不足している。第4楽章のフルート・ソロも特段の存在感、意味付けを示さない。結局、各楽章の描き分け、色付けが見られず、薄味のまま終わる。ウィーン・フィルの弦の響きは柔らかいが。

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  • ★★★★☆ 

    ルシータ  |  東京都  |  不明  |  2018年02月04日

    スッキリ爽やかで、各声部の動きがはっきりと分かります。スマートな演奏だと思います。

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2012年11月29日

    クライバーはこの曲を愛し、晩年にもよく演奏していた。別なところでも書いたかも知れないが、初めて聴いたときは明るさ、爽やかさに違和感を抱いたのだが、近年、演奏解釈が伝統的なものを離れ多様化する中では、もはや間違いなく違和感なく名演と言い切れる。かつてのウィーンフィルのサウンドも甘美だ。伝統やメランコリーや泣きをこの曲に求めない気分ならば間違いなく心地よく聴けるものである。ただ、こちらの固定観念が強いせいか、気分によっては、手放しで絶賛というわけにはいかないと感じることがあり、自分の中でも評価が揺れてしまうことがある不思議な1枚。クライバーという稀有の個性派ゆえのユニークさがにじみ出た1枚である。

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  • ★★★★★ 

    エステ荘の噴水  |  岩手県  |  不明  |  2012年04月26日

    こんなに有名な録音には、私のような輩まで投稿する必要はないとは思うのですが、皆さんのレビューが面白いので仲間に入れてもらいましょう。この録音は初出の頃から聴いていて、とても良い演奏だとは思っています。しかし、どうしてこんなに大絶賛されるのか、実は未だにわかりません。トリスタンもそうですが、細部への拘りが私には神経質に聞えてしまいます。DGの運命や「魔弾の射手」等初期の録音には切羽詰まった緊迫感があってずっと良いですよね。ブラ4では半年前のVPOライブの方が命掛け?の気迫があって一層好ましいのですが、これは海賊盤のため皆さんには申し訳ないコメントです。ちなみに、この曲の私のお気に入りはワルター&コロンビア響、トスカニーニ&PO、更にはバーンスタイン&VPOのおおらか&力強さです。

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  • ★★★★★ 

    くるとん  |  岩手県  |  不明  |  2011年09月22日

    これはブラ4の演奏史に新たな1ページを付け加えた素晴らしい演奏であり、同時に聞く人を選ぶ演奏でもあります。聞き手と共に泣いてくれるブラームスを求める人はこの演奏を受け入れられないし、理解できないでしょう。計算されつくした狡猾さや弱さ、ナルシスティックなまでの自己愛に溢れた音楽を、結婚もしないで一人でしこしこと書き続ける作曲家の姿を、もう一つの上の地点から眺め、その老獪な存在を憐れむ演奏と言ったらいいでしょうか。私はブラームスと言う作曲家を全く評価していませんが、このクライバーの棒によって、初めて「ブラームスも孤独な芸術家であったのだ」と思うことが出来ました。特に秀逸なのは第一楽章。ここでのクライバーの棒は神がかっています。ウィーンpoとは思えないほどの細身で厳しく苦い響きを主体として、絶妙なテンポの揺らぎを利用し、ブラームスという人間の小ささを描ききります。この楽章に、ブラームスが生きた人生のすべてがあると言ってもいいのではないでしょうか。第3楽章を、ただのノー天気な音楽にしてしまう指揮者が多いのは、この第1楽章でしっかりとした伏線を張れていないのです。クライバーらしい、これでもかというほどの明るい躍動感に満ちた第3楽章は、この上なくシニカルに響いてきます。これは初めからとても出来が良く演奏されたどり着いた、チャイコフスキーの「悲愴」のスケルツォを聴いたときと同じ「苦味」であるといえます。この二つの交響曲は、かなり似た構造を持っていると言えるでしょう。第4楽章は個性的に演奏しずらい曲ではありますが、やはりコーダで何の効果も狙わず、何の希望も持たせないままさっと切り上げるところなど、ブラームスの積み上げてきた音符と同様、彼の人生も何の意味もなかったんだなと感じさせ、それは私達の生きる命題と直結し、心を揺さぶられます。とにかく、これほどまでに音楽が追及され、個性的に演奏されたブラ4と言うのは他に例がなく、いわゆる「ブラームス演奏」のアンチテーゼとして、きっといつまでも孤独であり孤高であり続けるのでしょう。そうか、やはりこの曲にクライバーは自分を見出していたに違いありません。

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  • ★★☆☆☆ 

    hossy  |  愛媛県  |  不明  |  2011年04月03日

    そんなにいい演奏か疑問。ハイレベルではあるが他にもいい演奏はある。カルロス・クライバーだからなんでもいい、とは限らない。早めのテンポはこの指揮者に多いが、レパートリーも少なくピン、と来ない。いいかえれば他の曲では自身がなかった、としか思えない。過大評価し過ぎだ。

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  • ★★★★★ 

    HMVの犬が好き  |  岐阜県  |  不明  |  2010年07月15日

    発売時から斬新だとか、今までにない解釈、この曲の新たな一面を見せた…等々の絶賛を浴びた演奏。しかし私にはそういった評価は的外れに思える。比較の対象としてフルトヴェングラーしか聞いて来なかった人たちなのだろうか。若々しさはあるが端正な極めてオーソドックスな演奏と思う。“快活でしなやか”というクライバーらしさを期待するとやや空振りになる。ただ普通に名演だと感じる。なお、ヒューブーンさん、批判することは全然問題ないと思いますが、ジャケットについて一言。これはLPの時のジャケットを見てほしかったですね。シルバーのこのジャケットは斬新で素晴らしかったのですよ。CDのサイズにしちゃうとつまらないけどね。

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  • ★★★☆☆ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2010年05月11日

    「フルトヴェングラーのブラームスは暗い」「アバドのブラームスは明るい」のような批評には、「音楽は精神的なもの」という観念が無意識に内在しているという現われでもある。 しかし、ここに聴けるクラーバーのブラームスは「ノリで体感する」音楽であり、他の演奏とはまったく次元の違う演奏でありその存在価値は計り知れない。 そこまで褒めておきながら★3つ というのは……  この演奏が「ブラームスである必要性」を感じないのだ。

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  • ★★★★★ 

    K111  |  千葉県  |  不明  |  2010年01月10日

    LP発売時のジャケットからしびれた。海賊版やDVDで出たVPOやバイエルンとのライブを推す人もいるが、この正規スタジオ盤のVPOは完全無比(別のスタイルのヨッフム&ドレスデンのライブが双璧)。ブラームスの1と3もやってほしかった。

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  • ★★★★★ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2009年10月03日

    名盤の誉れ高い演奏ですが、 ブラームスとウィーンフィルというと、 バーンスタイン、ベーム、ジュリーニ盤があり、 それらと比べる機会がありましたので4番を 聴き比べてみました。 音のひとつひとつに活力があり、しかも美しい。 4曲中の1曲として、クライバーが録音した 意味が分かります。出来れば全曲聴きたかったです。

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  • ★★★★★ 

    SH  |  佐賀県  |  不明  |  2009年09月28日

    これほどのブラームス#4に出会ったことはない。衝撃的な聴きとおしだった。やはり蜂のように刺し蝶のように舞う演奏はクライバーらしさか・・、まちがいなくおすすめの1作。

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  • ★★★★★ 

    古渡 弁蔵  |  函館市  |  不明  |  2009年01月12日

    これは素晴らしいブラームスです。感動の波が幾度も押し寄せてきて、とても幸せな時間を過ごせました。私の感性にぴったり合った演奏ですから、文句のつけようがありません。ベートーヴェンでは第4番以外夢中になれなかったクライバーでしたが、こんな素敵なブラームスを聴かせてくれて、やはりそんじょそこらの指揮者ではないと見直しました。私には永遠のCDになりました。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年09月04日

    諸氏の書き込んでおられる事・・一々ご尤も、最初のリリースからこれほど話題になったブラームス4番も数少ないでしょう。私の感ずる事はとにかく元気のある同曲であるということです。「元気がある」・・・何気ない決め箇所で「しゃくりあげる」ようなそれもVPOの柔らかい響強音で処理して行くのはこの指揮者天性のものなのでしょう。この曲が男の晩秋雰囲気(これもブラームス自身がどの程度意図したか?・・後年の愛好家評価の蓄積の結果かも?)とすればそれとは一線を隔するものであり別のベクトルをこの演奏に求めるべき素晴らしい出来上がりです。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年09月04日

    諸氏の書き込んでおられる事・・一々ご尤も、最初のリリースからこれほど話題になったブラームス4番も数少ないでしょう。私の感ずる事はとにかく元気のある同曲であるということです。「元気がある」・・・何気ない決め箇所で「しゃくりあげる」ようなそれもVPOの柔らかい響強音で処理して行くのはこの指揮者天性のものなのでしょう。この曲が男の晩秋雰囲気(これもブラームス自身がどの程度意図したか?・・後年の愛好家評価の蓄積の結果かも?)とすればそれとは一線を隔するものであり別のベクトルをこの演奏に求めるべき素晴らしい出来上がりです。

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