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ブラームス(1833-1897)

CD 交響曲全集 ザンデルリング&シュターツカペレ・ドレスデン(3CD)

交響曲全集 ザンデルリング&シュターツカペレ・ドレスデン(3CD)

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  • ★★★★☆ 

    ハン  |  東京都  |  不明  |  2010年11月18日

    既にDENON国内盤を持っているが、遊悠音詩人さんのレビューにつられて購入。RCA輸入盤はクリアな音だ。弦楽器の靄が晴れたような明快さが好ましい。国内盤のいいところは雄弁な迫力だが、わるいところは靄がかかったような曖昧模糊とした響きである。輸入盤は靄が晴れている代わりに、雄弁な迫力で国内盤に劣る。この雄弁な迫力というものが、オリジナル・マスターテープによるものなのか、リマスタリングによって付加されたものなのかどうかは不明。あとは好みの問題のようにも思うが、こっちの輸入盤を買っても決して間違いではない。音の古めかしさは輸入盤では一目瞭然、国内盤では厚化粧してごまかしてる感じ? でも、もともとがそんなに言われるほど悪い録音でもないと私は思う。とりあえず鑑賞に当たって差し支えはないレベルだ。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2010年10月04日

    BLU-SPECだとかHQCDだとかいうだけで、全部が良質だと思う勿れ。リマスターが新しければ何でもかんでも音質が向上していると思い込み、その都度再発盤を買い直すファンがいるが、要はメーカーの策略に躍らされているのだ。筆者は色々聴き比べさせて頂いたが、結論からいえば、SKDの持ち味を最もよく伝えているのは、国内盤の何れでもなく、このRCA輸入盤だ!試しに第1交響曲で比較しよう。国内盤はスクラッチノイズもなく、確かに力強いが、総ての音が逞しくなった代償として、音がダマになってしまっている。特に、ゾンダーマンのティンパニ。名前の通り特別な男であった彼のアグレッシブなティンパニが、国内盤では他の楽器に埋没して篭って聴こえてしまうのだ。しかし当盤ではオケの上に君臨する如く、あるいは地響きのようによく鳴るのである。これは《悲劇的序曲》や第4番第3楽章でもよく分かる。弦楽器の質感も輸入盤の方が丸みを帯びている。中音域の情報量が豊富なのだ。余韻の豊かさも、国内盤ではかなり剥奪されている。原盤はオイロディスクだが、エンジニアにはシュトリェーベン氏の名前がクレジットされていることから、シャルプラッテンとの共同作業だと分かる。しかも会場が聖ルカ教会ならば、もっと豊かな余韻や抜けのよさが得られるはずなのだ。そこへいくと当盤は、オン気味の録音ながら残響も程よく、殊に第3番第3楽章におけるペーター・ダムのソロおよびオーボエの旋律や、第2番第3楽章でのピチカートなど、味わい深く響いている。位相について逆ではないかとの指摘があるが、これは誤り。確かにVnが右から鳴るときもあるが、2ndVnのみ。つまり対向配置の音響で、1stVnは勿論左側から鳴っている。値段も手頃であり、燻し銀の風格溢れるブラームスの決定盤として、高く評価したい。

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  • ★★★★★ 

    titto  |  茨城県  |  不明  |  2010年02月23日

    すばらしいアルバムです。以前、ザンデルリンクがベルリン・フィルで3番を振っている映像を見てから気にはなっていました。このアルバムの感想はカラヤンのブラームス(ウィーン・フィル版)よりも感情の豊かな、そして流れのあるブラームスの演奏だと思います。完成度は1・2・3番で4番は意見が分かれるのでは? 1番は最初の出だしの和音と音の迫力そしてストレートな演奏に圧倒されます。終楽章も完成度高いです。2番は終楽章のテンポが躍動感があって何回も聴き入ってしまいます。3番はこのアルバムの中で最高の演奏です。アルバム全曲通してですが、部分的にテンポの揺れが目立ちます。下品ではなく、意味のある揺らし方です。こんな演奏、是非本番で聞きたかったです。カップリングされている悲劇的序曲もすばらしいですよ!

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  • ★★★★☆ 

    zaionji  |  京都府  |  不明  |  2009年05月07日

    演奏は皆さんおっしゃる通り素晴らしく、特に第4番は最高で私の愛聴盤です。 ところで、誰も指摘されないようですが、ヴァイオリンが右スピーカーから聞こえて来るんですけど...。 位相はこれで合ってるの?って盤です。某店で投げ売られたのはこの所為でしょうかね。

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  • ★★★★★ 

    ハルデン  |  東京都  |  不明  |  2009年04月09日

    これぞブラームス!と心の中で叫びたくなるような演奏(実際には叫びませんが)。ゆったりしたテンポで、穏やかなる時を過ごせる。今回は特に…と言わずに全部いい!と言いたい。第1番の雄渾さ、第2番のたおやかさ、第3番の滋味あふれる語り口、第4番の激しさの中に秘められている優しさ…ザンデルリンクという指揮者の力量はこれを聴けば物凄い物だと思うこと間違いなしの名盤である。久々に、音楽を聴く喜びを感じることができた。

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  • ★★★★★ 

    mid&massa  |  三重県松阪市  |  不明  |  2009年02月28日

    これ安うで買えましたわ。LPの時から気に入ってましてん。こんなええ演奏こんな安うで買えてええのんかいな?バルビ・セルと並ぶ名盤でっせ、これは・・・。特に4番の出来は皆さん同様、とびきりええと言わしてもらいますわ。文句なしの「最高」ランクですわ。

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  • ★★★★★ 

    ぼん  |  神奈川  |  不明  |  2008年07月29日

    この演奏はLPで出た時から評価が高く、しかも同時期に同じコンビによる来日公演でのブラームスが見事だったため、さらに注目された名盤でした。あれから三十年以上たった今、あらためて聴き直してみても、やはりこれはたいへんな演奏です。オケの重厚かつ檜造りのような響きといい、自然な緊張感と流動感をもった指揮といい、ひとつの理想的演奏といっていい演奏です。

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  • ★★★★☆ 

    mizumoto  |  東京  |  不明  |  2008年07月11日

    第4番は至高の名演ですね。これだけは言葉では賞賛しきれないほど この曲の本質を極めた唯一の名演と言いたいです。しかし1番は ザンデルリングとしては軽い仕上がりでイマイチ。TDKのライヴ録音のような深みは伝わってきません。この第3は あまりにも渋すぎて好みが分かれそう。とにかく第4が すばらしい。これだけを声を大にして絶賛したいです。

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  • ★★★★★ 

    グロー  |  東京  |  不明  |  2008年01月05日

    推進力があり、がっしりした感じのブラームス。 1番〜4番まで力強く聴き応えのある演奏である。 特に4番は、叙情性と構築感が共に表現されておりすばらしい。 音質も篭りなどなく大変良い。 どれも聴きあきしない完成度の高い演奏だと思う。

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  • ★★★★★ 

    ジンジャーエール  |  川崎市  |  不明  |  2007年07月02日

    内側から燃え上がる炎のようなドレスデンの響き。推進力。「雄渾」とはこんなブラームスのことを言うのですね。もう30年以上、このザンデルリンク盤を折にふれて引き出して聴いてきました。本盤は、オイロディスクの日本盤レコードよりは、ずっとクリアでいい音です。かつて作曲家の芥川也寸志さんが、病床で亡くなる最後の言葉が「もう一度、ブラームスの1番を聴きたい」だったと聞きました。きっと芥川さんが求めたのは…こんな生命力の塊のようなブラームスだったのではなかったか、と想像したことがあります。生きる力をもらえる演奏です。

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  • ★★★★★ 

    I&W  |  JAPAN  |  不明  |  2007年06月02日

    NO.1;14:24/9:54/5:04/17:17 NO.2;16:20/9:36/5:23/9:34 NO.3;10:56/8:52/6:25/9:04 NO.4;13:05/11:50/6:20/10:50

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  • ★★★★★ 

    Roy  |  世田谷区  |  不明  |  2007年05月08日

    ブラームスの交響曲は、弦は“キレ”“泣き”“優しさ”、管は“美しい音色と繊細なハーモニー”、そして全体として“重厚さと深遠さ”かつ“渋さ”なのだ。これら全てを満たすのがザンデルリンク・SKDの演奏である。捏ねくり回すことなく、ひたすら朴訥だが、ゆっくりと心に滲みてくるのだ。BSO新盤も良いが、あのモワーッとした音が何とも気になるし、テンポ的にもSKD版の方が秀逸。

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  • ★★★★★ 

    ゆらゆら  |  東京  |  不明  |  2006年12月25日

    ベルリンSOの新盤は、何度聞いても良いとは思えなかったが、SKDとの旧盤はすばらしい。録音と表面的な仕上げの完成度を除けば、全ての点で旧盤が優っている。 録音も弦がバリバリだが、意外と細かいところもわかるので、音色にこだわる人でなければ音楽を楽しむには十分。

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  • ★★★★★ 

    おぎ  |  神奈川  |  不明  |  2006年10月18日

    ドイツ統一前、戦前からの伝統を脈々と受け継いだSKD と戦後寄せ集めで作られ、ドイツ統一の混乱をこうむった後のベルリン響とでは、実力・品位とも比較にならない。  ザンデルリンクも適度な遅さを持っていた60代の頃と 間延びし始めた、70代後半 ではブラームスに対する適性は前者が良いのが明らか。  じっくりインテンポ風で 絡み合う旋律線、アインザッツとの微妙なずらしという ブラームスの特徴と美しさを 従前に表現している。

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  • ★★★★★ 

    風の呪文  |  横浜  |  不明  |  2006年07月15日

    私も新盤よりこのSKDの方が好きですが、このセットの最大の欠点は音がイマイチなこと(ケースのデザインも、もう少し趣味よく出来ないかと思います)。その点、DENONの国内盤が、値段は少し割高になりますが、聴きやすくなっていると思います(デザインはこっちも、ブラームスの肖像画ですが、感心しませんが)。機会があれば聴き比べてみて下さい。

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