『カプレーティとモンテッキ』全曲 ブサール演出、フリッツァ&サンフランシスコ歌劇場、ディドナート、キャベル、他(2012 ステレオ)(2DVD)
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Cherubino_492 | 東京都 | 不明 | 2020年03月12日
ディドナードのロミオもキャベルのジュリエッタも、憂いが乗った声で繊細さと伸びやかさが両立している。二重唱が重要なこのオペラで、二人の陰影に富んだ表現は聴かせどころだ。ピルグは新国立劇場のネモリーノやウェルテルで日本での人気も急上昇、ここでのテバルトも輝かしい声と端正な表現で魅了する。ルックスも良いのでクリスチャン・ラクロワの衣裳が良く似合う。指揮のフリッツァは、オーケストラからイタリアの響きを引き出すのに成功している。演出は舞台の作りも所作も様式的なもので、その範囲では美しい。リアルから離れた世界感なので、最後の捻ったまとめ方も納得できる。ただ第1幕のジュリエッタのアリアで、洗面台みたいな所によじ登って歌わせたのは歌い難かったと思う。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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