交響曲全集 ラトル&ベルリン・フィル(4LP)
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TOCHIPAPA | 広島県 | 不明 | 2015年11月13日
ラトルとBPOのCDは音が不味くてもう買うまいと思ってましたが、自主レーベルでSACDというのでポチってみました。 音はかなり良いです。CD層も私の持ってるEMIとは比べものになりません(といっても、DGでもガッカリしたものが何枚かあります)。 録音の狙いを変えたのか、1/4番はピリオド奏法のような感じ、2/3番はベルリンフィルサウンドにより近いように思います。 昔なら、重厚な2/3番タイプの方が好きだったんですが、1/4番もとても良いですね。 2/3番を録ってみて、もう少しこうしたいね、ということだったのかなと思いますが、どっちがというより、全集だから統一感がある方がよかったなあと思います。 いままで、「ラトルの音楽」ってどんなものかまったくわからなかったのですが、これくらい録音がいいと解からなくもない気がします。 正直、この演奏はまだ肌に合いませんが、カラヤンで聴き直してみたら、案外こちらの方が心地よかったりもしています。 でも10年前なら「これがBPOぅ?!」だったかも。 装丁が綺麗なのと、解説が自分好み(昔のレコードのような、素人に読みやすいお話しです)だったのでオマケして★5個。 あ、でも、前の方も書かれてますが、オケの上手さは絶句モノでした。 しかもライブで!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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かくとしらじ | 愛知県 | 不明 | 2015年10月22日
2ch SACDでの試聴。ブラームス、マーラーでも思い知らされてきましたが、とにかくオケが上手く、説得力がある演奏です。既成のシューマンらしさが減じていると感じられる方もいるでしょう。しかしここまでくると、スコアに書かれていることを演奏し尽くすことで、ラトル+ベルリンフィルはこれまでの因習をちゃらにして、聴いている私たちに共に新しいシューマン像を築き上げていこうと提起しているようです。Pヤルヴィ+ブレーメンの斬新な演奏も素晴らしかったですが、こちらは役者(特にオケ)が一枚も二枚も上で、迫力凄味が圧倒的です。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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