ヴォルフ:メーリケ歌曲集、プフィッツナー、R.シュトラウス:歌曲集 プライ、ムーア
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 2015年10月05日
プライがデッカにリート・リサイタルを録音していたことは知らなかった。ヴォルフの機知の音楽はフィッシャー=ディースカウの最も得意とするところだが、正反対のタイプであるプライは正攻法で歌い、見事な出来を収めている。ムーアのピアノの力も大きい。あまり歌われないプフィッツナーも優れた演奏。「孤独な娘」は、これぞプフィッツナーというべき名曲で、ポップらの女声によるものもあるが、プフィッツナーはやはり男声のほうがふさわしい。リヒャルト・シュトラウスでの天衣無縫の歌唱はプライならではの聴きものだ。近年のリート歌手はフィッシャー=ディースカウの影響が強すぎ、センテンス毎に表現を細分化させてしまうが、本来の歌の楽しみは、このプライのようなおおらかなものではないか、と思っている。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Ochs | 神奈川県 | 不明 | 2015年03月02日
私がWolfにのめり込むきっかけになった懐かしい録音です。F-Dieskauの完璧に詩を表現している歌唱に対して、ここでのPreyは、いつものように歌う喜びを感じさせる表現で、それまでWolfに馴染みがなかった人にも大変親しみやすい歌唱である。PfitznerとR. Straussも同様。本当に素敵な歌を歌ってくれた歌手でした。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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