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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第9番 アバド&ベルリン・フィル

交響曲第9番 アバド&ベルリン・フィル

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  • ★★★★★ 

    カズニン  |  東京都  |  不明  |  2013年11月17日

    ウーム、美しい。

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  • ★★★★☆ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2013年05月25日

     バーンスタイン盤で聴きなれてしまっているためか、さらっとした感じに聴こえてしまう。とはいっても内容が薄いわけではない。いろいろな音がベルイン・フィルによってはっきりと聴こえてくるのが凄い。バーンスタインが男泣きに泣く様を見せつける演奏とするなら、アバド盤は一滴涙が流れるシーンをきれいな映像で描きだすような・・・。明瞭に、整然と演奏が「死」に向かって進んでいく。その先にあるであろう「死」もアバドにかかると暗い冥府へ沈むものではなく、光の中を昇っていくような印象に変わっていくように感じた。個人的にはバーンスタイン盤(ACO盤&BPO盤)の方が好きだが、こういう演奏もいいものだ。

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  • ★★★★☆ 

    remarkable  |  新潟県  |  不明  |  2013年01月10日

     第4楽章は、特に演奏に気合いが入っているように感じられた。オーケストラも緻密であるが、表現という点では第1楽章など、少し淡泊な面も見受けられるため、この辺は好みが分かれるところだと思う。

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  • ★★★★★ 

    さくさくクランキー  |  東京都  |  不明  |  2011年07月01日

    このCDは聞いておいた方が良い一枚だと思います。気がつくとバーンスタインよりも、こっちを聞いていることの方が多いかも。ラストの沈黙、ステキです。

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  • ★★★★★ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2011年06月18日

    ベルリンフィルとマーラー9番は深い関係にあり カラヤンのスタジオ・ライヴの2種類、 バーンスタインのライヴ、バルビローリとのもの 最近のラトルとのもの、みな素晴らしいのだが、 このアバドとのはまさに鬼気迫るものだ。 カラヤンライヴももちろん名演だが、 聴き比べると思い入れが全く違う。 「死」というものが音のひとつひとつから伝わる。 最終楽章が終わった後に天国的感動がくる。

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  • ★★★★★ 

    エステ荘の噴水  |  岩手県  |  不明  |  2010年04月08日

    購入して早速にかけてみたところ、冒頭の第2Vnが左のスピーカーから出てきたときは驚きました。VPO盤では両翼配置だったのに当録音ではVnを左側に寄せています。以来8年間、この事実について言及した文章はみたことがありません。なぜ変えたのでしょうか? 私の推測では、長い時間をかけてじっくり録音してきた「全集」はいわば論文。一方、一気に録音するBPOとの当該ライブ・シリーズはいい意味で開き直り。(6番での順番変更も含め)どっちで演奏したってすごいんだから。

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  • ★★★★★ 

    AntiJASRAC  |  長野県  |  不明  |  2009年12月14日

    この演奏はベルリンで聴いた。演奏後の数十秒の静寂は本当におこったことです。金縛りになったように誰も拍手できなかった。2000人以上の聴衆がマーラーの音楽で異次元の世界にはいった。マーラーの9番がたったの30分くらいに思えた。自分の音楽体験では最高のことだった。バーンスタインのBPOの九番を超える演奏が同じ場所で聴けるとは。。。CDはその記録でしかなく残念だが記憶を読みおこすことはできる。レコ芸の評論には例のごとく酷評されていたが、なぜヨーロッパの評価と日本の評価でこうも異なるのか?そして一般の愛好家と評論家の評価がなぜ異なるのか?不思議な現象だ。

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  • ★★★★★ 

    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  2009年06月25日

    Abbadoはこの演奏時、すでに死を予感していたのでしょうか?。この演奏が一般的な意味での名演奏であるかどうか、自分には評価する自信はありませんが、確かに言えることはこれだけ痛ましいMahler Nr.9は希有だということで、すべての楽章(第2,3楽章含めて)あまりにも優しく、悲しい。第3楽章の終結部など、こんなに激しい音楽でありながら、こんなにも慈愛と悲しみを放射する瞬間は、Mozartの最良の短調以外に思い当たりません。どんなに辛いことがあるのだろう?という程に、音楽が痛ましい。寡黙で自分のことを全く語らないAbbadoが、みせた数少ない自分のための叫びが曲全体、特に4楽章より聴こえるようです。この曲を演奏することでしか、救われない何かがあったのでしょうか。極めて個人的であり、そして感動的な記録と思います。

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  • ★★★★☆ 

    のほほん  |  横浜  |  不明  |  2008年09月22日

    購入して、数年お蔵に入っていましたが、あらためて聞いてみて、悪くないなと思いました。毒や自己の吐露は、あまり表面にはあらわれていないですが、その分、曲自体が持つものが出ているような気がします。過去の銘盤と比べると、一番ではないけれど、くさすには惜しいというところでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    徳力  |  東京都  |  不明  |  2008年01月14日

    アバドのマーラーは総じて極端な感情移入が少ない。昔はもの足りなく感じたが、時代が違う。個人的にこれは最高評価としたい。おそらく彼は家柄も良く品位があるのではないか?それが演奏に表れるような気がする。

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  • ★★★★★ 

    ドクターペイン  |  仙台市太白区  |  不明  |  2006年08月12日

    アバドとベルリンフィルの来日公演にも選ばれた曲。4楽章の最後の数十秒は、その前のベルリンフィルの強靭な合奏の後にようやく訪れた静寂だった。そうだ、この曲は人生における戦いと苦しみ、そして最後に訪れる祈りの曲なのだと私は始めて悟った。この演奏でも、その来日公演を思い起こさせる素晴らしい名演奏の記録である。

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  • ★★★★★ 

    桔梗収集家  |  東京湾  |  不明  |  2006年05月13日

    クレンペラーが4楽章を死なせてしまうという解釈をしていたが、アバドはそれを凌駕する。冒頭からすでに死んでいる。緩みきったヘロヘロ合奏が批判されてるが、死の対象を精緻な合奏や立派な音響で描くほうがおかしいのではないか?ほとんどが元気良く朗らかに歌われる死生感の演奏で、私は彼らの正気を疑う。快演(怪演?)レニー・BPOもビクビクのヘロヘロ演奏でしょう(元気いいけど)。アバドはそれの上を行く。合奏も解釈もオケも作品すら葬り去られてしまうけど、そもそもそういう曲でしょう。アバドを既成概念で批評してはいけない。

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  • ★★★★☆ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2006年04月18日

    VPO盤よりは優れているかな… と思った。VPO盤も均整の取れた演奏で、ラトル盤などよりはるかに優れた演奏だと思うが、やはりバーンスタインやカラヤン新盤などに比べると小粒なのは確か。この新盤では風格が増し、音楽の幅が現れるようになっているが、最近のアバドの「クール、サラサラ、少し表情付け」の気配がほんの少し感じられる。本人は情熱的にやっているのかもしれないが、指揮者の体から出る表情と言う物がありますから… でも一度聴いてみるCDだと思います。

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  • ★★★★★ 

    狸谷山  |  京都  |  不明  |  2005年04月30日

    白眉は第1楽章だと思う。新ウイーン楽派から光を当てたウイーンフィル盤から、アバドは確実に、でもほんの少しだけロマン派よりに移行している。それはベートーヴェンで古楽的解釈を取り入れた流れと、軌を一にするもの。作曲当時その曲がどのように受け入れられたのか。そしてその解釈が現代という時代でどのように通用するのか。学究の成果はすばらしい音楽に結実している。

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  • ★★★★★ 

    アントン-ミントン  |  横浜市瀬谷区  |  不明  |  2004年11月26日

    アバド時代のベルリンフィルを代表する名盤といえるでしょう。若さあふれるラトル盤もいいですが、気品の中にも熱いものが満ちたこの演奏もいいです。Applauseまで入れて80分を超える収録時間なのに、1枚のCDに収められているというのも良心的です。これだけのネーム・バリューがあれば2枚組でも十分売れるはずなのに。

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