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ウォルトン、ウィリアム(1902-1983)

CD 交響曲第1番/パルティータ ダニエル/イギリス・ノーザン・フィルハーモニア

交響曲第1番/パルティータ ダニエル/イギリス・ノーザン・フィルハーモニア

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2017年09月14日

    ウォルトンの放出するエネルギーに圧倒された 集積した音塊の波が次々に打ち寄せる 迫り来る波動は尽きることがない天体の運行のようだ ウォルトンの音楽には隙間がない リアリストが口火を切れば言い尽くすまで口角泡を飛ばす 自ずと平素は寡黙になる ウォルトンは寡作だった 80歳を越える寿命を得ながら 晩年はわずかな作品しか残さなかった ウォルトンの作曲は心身の消耗を伴っただろう これほど緻密な音構造を組み立てるのなら命を削ることになる ”第1交響曲”は変ロ短調で書かれた 大曲では珍しい チャイコフスキーの第1ピアノ協奏曲やショスタコーヴィチの第13交響曲に例を見るばかりだ ウォルトンも第三楽章に”憂鬱”と記しているように陰鬱な調性であり ウォルトンがこのシンフォニーにいかなるテーマを抱いていたかを明かしている 第二楽章には”悪意”とある 両大戦間の空白期の世界の精神状態を如実に描き出した 戦後セルの要請で書かれた”パルティータ”は音楽の桃源に遊んでいるようだ 音楽より生まれ音楽に還るがごとき恣意の全く入らない音の生成のみが綴られている 次の年”第2交響曲”が誕生する これは名演奏だ お聴きを   

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    カヌー小僧  |  長野県  |  不明  |  2008年04月14日

    交響曲はChandosレーベルのA.Gibsonの演奏で知ったが,こちらのアルバムの方がレベルは高い。カップリングの「パルティータ」の壮麗さが圧倒的だ。交響曲よりもこちらの方が印象に残った。

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    よかろうもん  |  福岡市  |  不明  |  2007年05月27日

    この交響曲第1番の演奏は凄い。指揮者の解釈の確かさは同曲の数あるCDの中でもベストを争うもので、とりわけ第一楽章の呼吸の深さには感心した。名盤とされているラトルやプレヴィンなど足元にも及ばない演奏。録音も良く、全てのリスナーに薦めたい1枚。

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