『三つのジャポニズム』 飯森範親&大阪市音楽団
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レインボー | 不明 | 不明 | 2014年08月26日
2012年に開催された大阪市音楽団第104回定期演奏会のライヴ盤。 この演奏会は現代の日本の作曲家による作品を集めた物。 邦人作品、特に近年の作品ですとアマチュアのコンクール至上主義のせいか質に疑問のある作品が濫作されているように思うのですが、このCDに収録された曲は、東京佼成ウインド・オーケストラや航空自衛隊中部音楽隊、航空自衛隊航空中央音楽隊といった名だたるプロによる委嘱、初演された作品が多く、一部を除けば聴き応えのある充実したプログラムです。 飯森&大阪市音楽団のコンビは何度も共演しているだけあって、息はぴったりで、ライヴ特有の熱ぽっさと、ライヴとは思えないようなプロらしい技量の高さ、そして吹奏楽のための俗祭の快速部がわかりやすいと思うのですが、ノリの良さが楽しめます。 大半の作品は既に録音がありますが既存の音源に引けを取らない良い演奏だと思います。 尚、CDの解説書に記載はありませんが、山下のブルーファンタジアと和田の吹奏楽のための土俗的舞曲(2012年版)がCDになるのはこれが初の模様。 録音、音質は綺麗です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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