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エルガー(1857-1934)

CD 交響曲第2番 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン

交響曲第2番 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン

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    ハンドルを左に戻してください。  |  神奈川県  |  不明  |  2014年06月02日

    このディスクの発売を知ったときはちょっと仰け反ったが、迷わず即買いしてしまった。結果、当りだった。思い起こせばバレンボイム氏も数少ない現役エルガリアンのお一人だったなぁと何故か感慨深い気持ちになった。もともと複雑極まりないこの難曲は、第1番と同様その演奏にほとほと苦労するらしいが、ここでは見事に、しかもたいへんわかり易く、立派な成功を収めている。同曲には往年のバルビローリやボールトといった超名演として名高い人類の至宝が存在するが、バレンボイムのそれは当然ながら愛国心とは別の純音楽的な解釈として、注目に値するディスクである。こういうエルガーがあったってまったく不思議じゃないし、もっともっと演奏されて然るべき音楽だ。録音のクオリティも最上で、まるでスコアの音符たちが手に取るように聴こえるし、だからといって神経質になり過ぎているわけでも決してない。木も見てるし、森も見てる。特筆すべきはその合奏能力の高さで、このエドワード王朝の黄昏をここまで気高く悠々と謳うベルリンのシュターツカペレの技術の高さには、今さらながら恐れ入ってしまった。脱帽。

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