交響曲第5番 テンシュテット&ロンドン・フィル(1988年ライヴ)
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ハッチ | 愛知県 | 不明 | 2021年03月20日
ヴィスコンティ監督作品「ベニスに死す」で圧倒的な人気を博した、 マーラーの交響曲5番の代表作品がテンシュテットとロンドンフイル盤。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ニトロプレス | 愛知県 | 不明 | 2014年09月13日
間違えてスタジオ録音を収録しちゃったってマジ?まだ聞けてなかった(発売から随分時間が…)とりあえず冒頭のトランペットの音の質感は全く違ったハズ(ハズ…)ぱぱぱぱーって始まるんだけどスタジオ録音のほうはゆったりと「ふわり」とした質感で厳かな感じ、対して88ライヴはクッキリ、ハッキリと輪郭のしっかりした、且つ強めの音。「ふぁふぁふぁふぁー」がスタジオ録音「パパパパーッ!!」ってやるのが88ライヴ。ティンパニの音はスタジオ録音がブラームスの交響曲やベートーヴェン序曲集なんかで聞かれる通りのあの鈍い「どろろろろん…」という音。ライヴは激しく鋭く「バンッ!!」とパンチを繰り出すように来る感じ。どちらもハイテンションで大振りなのは間違いないけど音の質感?はかなり違う。ティンパニのあの「どろん」とした音は下手をすると(下手をするとだが)「無気力演奏」に聞こえかねないリスクがある気はする…。しょうがないんだ!!そうしないと、そう収録しないとレコードとしてのクォリティが保てないと考えたんだ!!!!!スタジオ録音のブラ1の冒頭だって実はメタクソにティンパニは打ち込んでいたに違いない!!…そう聞こえないけど。きっとそうだったに違いないんだ!!「レコード」にしなきゃいけなかったんだ!!ちなみに初期不良としてワーナーが交換してくれるみたいだけど何か面白いから私は持っておこう!!(笑)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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orisuke | 新潟県 | 不明 | 2014年06月24日
マーラーの5番はこの演奏にとどめを刺すと確信しているので、新しいリマスターが出るたびに買ってきました。もっとも、EMI時代は基本的に誤差のレベルでした。ロイヤルフェスティバルホールのライブなので、低音は団子になっており音質は決して良くないものの迫力は無類。最後の拍手も当時の熱狂を伝える貴重なものでした。 ところが、ところが・・・ワーナーの2014年リマスターで、EMI盤とは音質が激変。団子になっていた低音がほどけて、音場が大きく広がり、解像度が格段に高くなっています。これはなにかの間違えで実は別の演奏ではないかとあっけにとられています。最後の拍手も無くなってスタジオ録音みたい。聴感上のSN比が上がったせいかテンポ感まで違って、ゆったりと聞こえます。会場のノイズも消されている気がして気味が悪いところもあります。 単にEMIの技術が足りなかったのか、わざとデフォルメを施していたのか、それとも、ワーナーの技術陣が悪い録音から埋もれていた情報をかなり強引に引きずり出した結果、音のバランスまで変化したのか不明です。EMI国内盤や全集の廉価版ボックスを持っている人が比較して聴くと、いままでの音は何だったのかと複雑な気持ちになるかも知れません。 ただし、EMI版のど迫力や熱狂度が解像度と引き替えに後退している様にも思えますし、演奏の聴かせどころさえも変わってしまった感じもあり、これに諸手を挙げて喜ぶべきかどうかは迷います。私は両端楽章はEMI盤のデフォルメした響きに慣れてしまっているので結構違和感を感じました。逆に第2楽章はワーナー版で複雑なテクスチュアが手に取るように見える様になって気に入りました。 しかし、リマスターでこんなに変わるもんですかねぇ?ここまでやるならSACDまで作ってしまって欲しかったです。エソテリックがやってくれないかな?3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2013年05月02日
とうとう聴いてしまった。世評は、凄まじく良いが、クラウス・ノミみたいなジャケットが気に入らず、聴かず嫌いだったこのCD。よく見れば、堂々としているが、悲しげな目である。演奏は、皆さん書かれてる通り、大阪ライヴ程に崩れず、しっかり、本拠で決めたテンシュテット、ロンドンフィルの成功演奏。人間、ここまでやれるのだ。やれる人は、滅多にいない。テンシュテットにバーンスタイン位か。どうすりゃ、こんな演奏を生み出せるのか、私にとっては、永遠の謎、憧れ、目標。次代の若者よ、出でよ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eroicka | 不明 | 不明 | 2012年10月15日
何年も前に発売され聴いたときには本当に感動した。アビーロードでのセッション録音とは格段に音楽の深みや質が違う。マーラーの5番のレコードを語るにはもはや欠かせない1枚になっているといって過言ではない。いまや、来日公演も含めていくつかの音源が聴けるようになり、贅沢な時代になったものだが、巨匠にはもっと長生きしてもらい、こんな中途半端なロンドンフィルなんかでなく、ベルリンやシカゴ、コンセルトヘボウなどともっと凄まじいマーラーの名演を残してほしかったと思う。これはファンだけでなく音楽界の損失である。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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たか | 東京都 | 不明 | 2011年07月25日
DVDで出してほしいと何年も言い続けてきたがようやく実現するようで何より。この演奏は絶対映像で見た方が良いと思う。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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トミーガン | 東京都 | 不明 | 2010年12月28日
もう何も言えないほど最高の5番です。 本当テンシュテット&LPOに感謝です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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のろま | 東京都 | 不明 | 2010年12月17日
みなさん熱く語っていらっしゃるので、マーラーを数回しか聴いたことがない私からは一点だけ。第3楽章の独奏に限らず、ホルン・パート全体の層の厚さがすごいです!首席奏者はリチャード・ビシル氏でしょうか?どなたか教えていただけますか。ホルンだけ突出しているわけではないですが、ホルン目当てで聴くのもありかも。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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だるま | 福島県 | 不明 | 2010年04月07日
期待をし過ぎると肩すかしを食らう。確かにエネルギッシュで迫力のある演奏だが、それほどおもしろみは感じられなかった。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2009年05月23日
テンシュテットの残したマーラーの第5はいずれも名演であるが、その中でも最高峰に位置づけられるのが、この88年のライブ盤だ。癌を一時的に克服して指揮台にあがったテンシュテットの渾身の指揮に、手兵のロンドンフィルも好演で応える。死と隣り合わせにいながら、一日でも指揮をしたいという切実な願いがこの命懸けの指揮に繋がっている思われるが、その姿は、死を誰よりも怖れたマーラーと見事に符号する。指揮者と作曲家の最高のコラボレーションがここにある。12人の方が、このレビューに「共感」しています。
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nac | 東京 | 不明 | 2008年10月11日
マーラー5番は色々聴いてきましたが、ここは良いけどあそこが駄目って感じで、なかなか決定盤に出会えない状態でした(ノット/バンベルクはかなり良かったですが)。元々日本盤は殆ど買わないのでこのCDもスルーしていたのですが、やっぱりマーラーで迷った時はテンシュテット、これは最高の演奏ですね。駄目な所があるとしたらジャケットでしょうか。これでは結婚式の仲人です。ホントEMIはジャケットセンスが無いですね。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ワルター・メンゲルベルク | 不明 | 2008年09月30日
もう一言だけ言わせてください。人生を、どうしても悲観的に考えざるを得ないような、一生懸命悩めば悩むほど先行きに希望を見いだせなくなってしまうような方にこそ、私は真っ先にこの一枚をお薦めします。テンシュテットがマーラーの演奏を借りて、あなたとともに悩み苦しみ怒り憧れ、そして最後には力強く背中を押してくれるでしょう(私も、何かに煮詰まるとこれを聴いてパワーを貰っています!)。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ワルター・メンゲルベルク | 不明 | 2008年09月29日
「アダージェットは癒しの音楽であるはずがない!マーラーの悲痛な心の叫びだ!」そんな魂の訴えが聞こえてきます。妖しげな透明感に垣間見るやり場のない悲愴感が、波のように引いては寄せ、やがて大きなうねりとなっていく…私は完全に打ちのめされてしまいました。やたらと楽譜研究に躍起になった挙げ句、共感と情熱を持って全身全霊でぶつかるようなマーラー演奏を“主観的”と切り捨てるような昨今の演奏からは望むべくもない、最も綺麗事ではないマーラーがここにあります。とにかく第一楽章冒頭のTpからして、やり場のなさが込み上げてくるようだし、その他どこを取っても、マーラーの感情の心底を抉りだし眼の前に曝け出してしまう演奏なのです。もう何もかもに呪縛させられてしま0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ティーレマンのおっかけ | 茨城 | 不明 | 2008年06月19日
私もこの演奏は掛け値なしに凄いと思います。マラ5のイメージを遥かに越えた、テンシュテット一世一代の代表的な名盤と思います。全曲全てが圧巻です。これを聴かなくても別段生活に支障はありませんが、もし聴いたことがない人はきっと後悔するでしょう…音楽を演奏する、入魂とはこのような高みに上り詰めた人にのみ、許されるとさえ思ってしまいます。テンシュテットという指揮者がこの世に生を受けたこと、彼とLPOとの幸せな出会い、そしてこの奇跡の演奏が録音に残されて日の目を見たこと、全てのことに感謝します。この初出盤を聴いた辺りからです、私がクラシック狂になったのは(笑)蛇足失礼しました。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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としちゃん | 宮城 | 不明 | 2008年06月16日
思い切って再購入。こんなに凄い演奏だったのかな、と不思議に思いました。24bitリマスターというのがどういう意味かよく分かりませんが、薄っぺらで荒っぽいと思った、以前の記憶は何だったのかなとも思いました。全曲、その濃密な表現力に打たれます。決して恣意的ではないところが凄い。特に第4楽章の演奏が印象的。なんと切実で、意味深く奏でられていることか。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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