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チャイコフスキー(1840-1893)

CD 交響曲第5番 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1978 ステレオ)

交響曲第5番 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1978 ステレオ)

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  • ★★★☆☆ 

    まこちゃん  |  新潟県  |  不明  |  2014年11月01日

     率直に言って、よくこんな音のCDを出せたなと思いました。経年変化によるテープヒスの増加、高域は金切り声的な音、演奏が良いので非常に残念です。 このCDを購入する以前は、イギリスHMV(メロディア・エンジェル)のSLS−5212(4枚セット)のASD−4029で聴いていました。オイロディスク 盤は、聴いていませんのでどの様な音なのか判りませんが、英盤は(多分オイロディスクと同じく加工はされているのでしょうが)高域は聴き易く低域は恐ろしく 底力のある(がらんとした倉庫の中で音が響く様な)音で、音のバランス、左右のバランスが良くない録音なので、それがいくらかでも直っていればと思ったのですが期待はずれ。これだったら板起こしでCD−Rに落として聴いていようかと思うくらいです。平林さんはどのような形のものを聴いて、解説を書かれたのでしょうか?このCDでこの音ですから、SACDにしたって良くなる事はないと思いますが。アルトゥスはどの様な経緯でこんなのを出したのか信用に係わるのではないでしょうか。CDで聴かず、レコードで聴いていた方がよいなと思いました。

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  • ★★★★★ 

    ムラファン  |  大阪府  |  不明  |  2014年10月23日

    演奏については、77年の来日公演と同じく、他の演奏と比べるのも憚られる圧倒的な演奏。 もう完全にノックアウトされてしまった。 やはり、ムラヴィンスキーという人は「大指揮者」だったんだなぁと彼のチャイコフスキーを聴いてしみじみ思います。

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  • ★★★★☆ 

    てつ  |  東京都  |  不明  |  2014年08月30日

    この演奏持ってますし、凄いのはよくわかります。でも、ムラヴィンスキーのチャイコフスキーの5番はドリームライフも持っていますが、なんと言うか・・私にはこの曲とムラヴィンスキーの芸風(と言うと失礼かな)が合わない気がします。例えば第四楽章終結部の見栄を切るところとか。私がムラヴィンスキーにSolidばかり求めているのかもしれませんが、ショスタコーヴィッチや同じチャイコフスキーでも、フランチェスカ・ダ・リミニに比べるとなんか芝居かかっている気がするのです。うまく言えないけど、この曲だけなんかエンターテイメント的感じがして違和感あるんですよね。巨匠の違う一面的ディスクなのかなぁ・・難しいです。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2014年05月25日

    70年代末、BOX盤で売り出され話題になった名盤。1978年にウィーン楽友協会に招かれいつも以上に白熱した演奏を展開している。特に弦はヨーロッパの残響の豊かな会場での演奏だけに豊麗な響きだ。かつてのLPではヒスノイズが多く音が遠くまるで2階席で聴いているような音だったせいか、ファンの間に評価が分かれ、90年代ごろまではCD化されていのにここ10年ほどは廃盤になっていたはず。持っていたCD(当時のLPは人に売ってしまった)と比べても、どういう操作をしたのか驚くほど近い音像の鮮明な響きになっており、大げさな売り文句も、これに関していえば、全く嘘ではないといえる。この復刻作業には快哉を叫ぶしかない。弦や管の休止がホールの長い残響と溶け合い美しい。テープの高域ノイズをカットできなかったのは残念だが、一説には気難しいムラヴィンスキーが録音に難色を示したため、マイクを目立たない場所に置かざるを得なかったという事情があったようで、その状況を考えると致し方ないものと考えるべきだろう。

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  • ★★★★★ 

    クラシック大好き  |  埼玉県  |  不明  |  2014年04月13日

    なんとすごい演奏でしょうか ムラビンスキーのチャイコフスキーの5番は、何枚も持っており、それらを、聴く度に。実演はもっとすごいのだろうと思っていました。かろうじて、1977年10月の実況録音(NHKホール)が、のどのかわきを少し、いやしてくれていましたが、今回の演奏は、さらに凌駕して圧倒的な勢いでせまってきます。やっと満足しましたよ。 とにかくすごい!!やはりムラビンスキーは本物だね

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  • ★★★★★ 

    ぼん  |  神奈川県  |  不明  |  2014年04月01日

    1977年のNHKホールで聴いたムラヴィンスキーの演奏が蘇ってきた。この表情の変化の絶妙さ、演奏が静態しているように聴こえるような弱音の響き、そして今までホール全体に響いていた強大な響きが、一瞬にしてムラヴィンスキーの背中の一点に集約されたかのように聴こえるほどにコントロールされた、驚異的な弱音の絞り込み等々。当時音楽評論家の野村光一氏が絶賛した名演がここに蘇ったような気がした。1977年のNHKライブとこの1978年ライブはひじょうにスタイルが似ており、それがこういう感想を持たせたのでしょう。最高!

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  • ★★★★★ 

    yasukun  |  大阪府  |  不明  |  2014年03月19日

    ムラヴィンスキーの1960年代のドイツグラモフォンのステレオ録音盤が、第5の最高峰と思っていましたが、このウィーンでの録音はそれを超えるのではないかと思います。確かにダイナミックレンジが驚異的に広いため、再生が難しく、ボリュームを上げるとノイズが目立ってきます。また楽器のバランスもあまりよくないようです。しかしながら、ムラヴィンスキーとレニングラードフィルの演奏を目の前にして聞いている、というライブ感は鋭く、これほど白熱した緊張感のある演奏は、60年代のバルトークの弦チェレに匹敵します。特に第4楽章の思い切りテンポを動かし、強弱を付けていくのは、あまり彼の演奏を聞きなれない人にとっては不自然に感じられるかもしれませんが、私はこれほどの緊迫感のある第5は他にないと思います。横で聞いていた小学生の子供も思わず、「凄い!」と言ったくらいです。高踏的、哲学的、峻厳と思われているムラヴィンスキーの演奏ですが、これほどの情熱を感じさせる第5の演奏は、他にありません。

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  • ★★★★★ 

    たつのおとしご  |  広島県  |  不明  |  2014年03月05日

    ウィーンライブ…演奏は素晴らしいのに録音最低だったのが、ここまで飛躍的に改善されるとは思わなかった!だが、ここまでダイナミックレンジが広いと少し聴きづらいのも確か。アルトゥスはいつも生演奏のような音になるようリマスタリングしているようなので、ご愛嬌と言ったところか。個人的に演奏のみで言えば最高の演奏としていた日本ライブの77年盤に少し似た音質で、演奏内容は全くの互角だが、あれと違って(少し低かった)音程が適正であり、弦とティンパニが引っ込んでいることもないことから、自分にとってムラヴィンスキーのチャイコフスキー5番は当盤が最高の演奏に位置付けられることとなった。演奏については言うまでもなく、いつも通りの貴族的な演奏に加えて、70年代後半特有のロマンティックな味付けが施され、ここぞという場面でテンポを揺らしたりするものであり、さらには会場がウィーンなこともあるのか、気合い入りまくり歌いまくりの演奏である。こうしたロマンティックな方に少し傾いたムラヴィンスキーは日本公演を含めこの頃だけのもので、80年代にはまた演奏をどんどん切り詰めていったように感じられるので、この時期の演奏は本当に貴重と思う。よって他のウィーンライブもアルトゥスはちゃんと発売してほしい!

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