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シューマン、ロベルト(1810-1856)

CD 交響曲全集 ネゼ=セガン&ヨーロッパ室内管弦楽団(2CD)

交響曲全集 ネゼ=セガン&ヨーロッパ室内管弦楽団(2CD)

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2017年03月09日

    モナ・リザを描いたダ・ヴィンチに倣えば 輪郭線を描かない画法 陰影からその相貌を描出しようとする繊細にして大胆な演奏と言っていいと思う ドイツ流のアクセントを効かせた歌い出しが消されている それにはピリオド奏法と呼ばれるノン・ヴィブラートが功を奏している 特に弦楽器の弓の当て方と右手の細心な操作が徹底されている 管楽器は弦が醸す空気に沿っていく吹き方で一切の力みがない そこから生まれたシューマンは慈愛に満ちた馥郁とした香りを放っている だからだろうか シューマンが病んでからの第2とラインが格別な仕上がりを見せる ロマン派音楽の絶頂期に時代の先陣を駆けていたシューマンが何故精神のバランスを崩すことになったのかが見えてくる かくも戦闘性と政治性を持ち得なかった柔らかい魂は愛を信じるだけで社会の先頭を突き進むことができなかったのだ 痛ましい だが 愛おしいシューマンに未来の優しい魂たちも寄り添っていくと信じたい 目頭を押さえながら衷心より推薦する  

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2014年03月05日

    めでたく完結したパーヴォ・ヤルヴィ/ドイツ・カンマーフィルの全曲録音はもちろんシャープで切れのよい精妙さが特徴だが、2番、4番あたりでは意外にロマンティックなふくらみも大事にしているなと感じた。団員は多国籍化しているとはいえ、やはりドイツのオケらしいところがある。このコンピが次にブラームスをやるというのも納得。一方、このネゼ=セガンの録音はいわば無国籍風で、ピリオド・スタイルはさらに急進的だ。特に晦渋な感のあった2番のリニューアルぶり、内声部までのクリアな見通しの良さとその身振りの迅速さ、ロラン・バルトの言う「ラッシュ(急速に)」の精神には驚かされる。ヤルヴィとネゼ=セガンの楽章ごとのタイミングを比べてみると、両者の志向の違いがかいま見れるだろう。 ヤルヴィ 11:48/7:28/10:00/8:11 ネゼ=セガン 11:06/6:46/9:33/7:28。 しかし、ロマンティックなタメが全くないかと言うとそうでもなく、テンポは細かく動くし、たとえば第1番終楽章第2主題の付点リズム動機に不思議に粘着したりするのも面白い。もうこれじゃシューマンじゃないという声も出るだろうが、実に面白い全集だ。ただ一つ惜しいのは、ライヴ録音のため、演奏の精度自体はセッション録音のヤルヴィに及ばないこと。

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