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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第10番(クック版)全曲 金聖響&神奈川フィル

交響曲第10番(クック版)全曲 金聖響&神奈川フィル

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    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2014年01月12日

    日本のオケによる、初のクック編マーラー10番というだけで、もう入手する以外にないでしょう。神奈川フィルは、多少の弦の細さは感じるのだけど、かなり力演していて、大変白熱した良い演奏を繰り広げている。フィナーレの冒頭の大太鼓の音がえらく鋭く大きく、ビックリするが、そのあと始まる、例のフルートのソロが大変良い。すごく良い。金管も頑張っている。音も良い。ラトル、ギーレンなどに匹敵しないまでも、そんなに聴き劣りしない。

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2014年06月21日

    金さんと神奈川フィルのコンビ。「復活」は仕上がりが粗くて私としては不満が多く、低い評価をしてしまいました。今回の第10番はライブの表記がありませんでしたので、ゲネプロも含め、セッションによる録音でありましょう。今回は大変に立派な成果となりました。何しろ曲が曲でして、勢いとか情熱で乗り切れる曲ではありません。むしろいかに繊細に、いかに丁寧に音を再現していくかが問われます。落ち着いたテンポと抑制の効いた進行のもと、神奈川フィルはその力を立派に発揮したのではないでしょうか。細部にはまだ求めたいところもありますが、総じて良い出来です。このクック版第10番は大変に美しい抒情交響曲として聴くことが可能ですが、金さんはまさにその路線で振りきったといふ感じです。もちろん、さらに深い想いを込めて、たとえば第9番におけるバーンスタインのような没頭・陶酔も可能かとは思いますが、そこまでを狙わず、曲の特質の魅力的な再現に徹したかという印象であります。マーラーの「作品」としての意味はひとまず措き(クレンペラーはぼろくそに言ってますね)、私個人はこの曲が聴けたことを心から嬉しく思っています。それくらいに美しく哀しくすばらしい曲であります。金さんと神奈川フィル、今回は大変に立派な成果を聞かせてくれました。ありがたき幸せであります。録音は優秀。フィナーレで聴けるドラムは何か発砲音のような張りのある音で、なかなかに衝撃的。

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