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Manu Chao

LPレコード Clandestino

Clandestino

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    ♂猫Junn-Junn  |  東京都  |  不明  |  2016年05月04日

    計16曲46分の、 マルチリンガル、マルチカルチャラルな楽曲群… を通して聴くと、中毒性のある不思議な雰囲気に包まれる… そんなアルバム。 …とりあえず、個人的な過去経緯をざっと書くと… 2010年の秋、 NPRの音楽番組Alt.Latinoの放送回 「Alt.Latino 101: Back To The Basics」 を偶々聴いていたら…ソレは、 『<Latin Alternative/Rock 101> ラテンロック音楽の達人DJ Josh Norek(LAMC創設者の1人)に聞く… ラテン・オールタナティヴ音楽基礎の基礎…な30分』 という感じの放送内容だったんだけど、 その中で、マヌ・チャオの曲「Clandestino」(クランデスティーノ) が紹介されていて、自分はその時に初めて、 マヌ・チャオっていうフランス生まれのスペイン系アーティスト がいて、フランス語、スペイン語、英語、ポルトガル語、イタリア語他、 何ヶ国語もの言語で、 移民問題や民族問題等の政治的メッセージを含む歌を歌っている… …元々は、Mano Negra(マノ・ネグラ)っていうバンドを1987年に結成して、 欧州を中心に成功を収めて、でもバンドは1995年に解散して、 その後はソロ活動をしている、という… そういう人がいるんだ、と知って興味が湧いて… で、実際、その「Clandestino」って曲は、アフリカ等から、 生きる為に、 海を越えて船でスペインとかフランスとかの欧州地域へ密入国してくる、 不法移民達を歌った歌、ってことで… (…因みに作品タイトルのクランデスティーノは、まさにその、 密入国してくる不法移民、を意味する単語…) そういう移民問題は、アフリカ等から欧州へっていうだけでなく、 中南米から米国へ、っていうラテンアメリカ圏でも同様の問題があって、 世界中の色んな人達の、共感や関心を得て、かつ、 複数の文化の境界線を越えた、マルチカルチャラルな楽曲群が、 世界中の色んなミュージシャンに影響を与えたりもしている、という… そういう人だと紹介されてたんで… 凄い人がいるんだな、と思って…で、その後、 別の機会に、マヌ・チャオの「Welcome To Tijuana」 って曲を耳にしたこともあって… 米国-メキシコ国境の都市ティホゥアナを歌った歌… もう、歌詞が、過激というか何というか…社会風刺的な歌詞が、 インパクトあって印象に残り… そんなこんなで、ここ5年くらいずっと、 個人的に何となく気になっていた中、ここのサイトで、 その、マヌ・チャオのCDが買えるのかな、と思って確認してみると、 「Clandestino」や「Welcome To Tijuana」 を収録している、マヌ・チャオのソロ活動での初のフルアルバム 1998年に発表された「Clandestino」 がお得な感じの価格で買えると分かったんで、注文して、 届いたんで、早速聴いてみたら… …このアルバムでは、 スペイン語、ブラジルポルトガル語、英語、フランス語 の4つの言語のどれかで歌われる16楽曲… 結局、知ってる曲は前述の 「Clandestino」と「Welcome To Tijuana」だけで、 他の曲は全然聴いたことのない初めて聴く曲ばかりだったけど、 「Welcome To Tijuana」の Welcome to Tijuana Tequila, sexo y marihuana っていう歌詞は、やっぱり強烈だな、と改めて思ったり… 日本だと、この手の歌詞をアレすると、 自治体からクレーム来そうだってのを気にしたりして、 今の日本国内のメジャーなレーベルからは、 こんな感じの曲は、ほぼ創られることは、ないんだろうな… みたいなことも、改めて、思ったり… でも、多国籍で、色んな言語で、メッセージ性のある歌を歌ってる、 ってことだけど、シンプルな歌詞で、 強烈なインパクト、ってのが一番凄い部分だな、と… こういう曲を聴くと実感するよね。 …あと、全体的に通して聴いてると、 1曲終わって、次別の曲が始まる、っていうんじゃなく… 1曲終わって、そのままの流れに乗ってメロディが途切れず引き続き、 次の曲に繋がってる…みたいな感じで3〜4曲くらいが、 塊になって配置されてたりもして、 PCとかで再生のトラックリストとか見てなかったら、 全然曲の切れ目がなくて繋がってるから1曲なのかな、と思いきや、 実はもう3曲目だった、みたいな… まぁ、メロディは、途切れず繋がった感じで続いてるんだけど、 スペイン語で歌ってたのが、次は、 スペイン語&ブラジルポルトガル語、その次は英語、そしてフランス語、 って感じで、歌ってる言語が変わるんで、 そういう面から、曲が変わったと判断することも可能かも知れないけど… ともかく、個人的には、そういうマルチリンガルな渾然一体感 みたいなのも面白いな、と思ったり… とりあえず、収録曲全16曲中で、英語が使われてる曲は2〜3曲、 フランス語が使われてる曲は2曲、 ブラジルポルトガル語が使われてる曲は1〜2曲で、 11曲はスペイン語が使われてる曲って感じで、 メインはスペイン語で歌われる楽曲って感じではあるけど、 いつか、この全部の曲の歌詞が、きちんと聴けて意味も理解出来て、 っていうふうに、なれたらいいな… みたいな…ある意味、語学教材的な用途でも活用出来たらいいな、 と個人的には思っているので、 そういう面も含めて、今回、縁が巡ってきて購入した甲斐は、 それなりにあったんじゃないかな、 と思っています。 当面は、マヌ・チャオの楽曲は、 このアルバム1枚を繰り返し聴くので十分かな… って感じだけど、 少し確認すると、フランス語楽曲オンリーのアルバムとか、 イタリア語楽曲やアラビア語楽曲等この作品では使われてなかった言語で 歌った楽曲を含むアルバムとかも、あるらしいので… そういうのも、また何時か縁があれば、聴いてみたいかな… と、そんな感じです。

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    けぱそ?  |  兵庫県  |  不明  |  2002年09月14日

    私はエスペランサより 好き!マヌーの声かっこいい。 そして子守唄に最適なアルバム!!心に染みて落ち着きます。 マノネグラ風味をを期待している人はがっかりするかもしれんけど…

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