『マリア・ユージナの芸術』(16CD)
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JAZZMAN | 神奈川県 | 不明 | 2014年12月26日
リヒテル、ギレリス、ベルマンを聴き、そしてソフロニツキーを知り、極めつけはマリア・ユージナ。このピアニストに出会い、そして今こうして演奏を聴ける幸せは何ものにも代えがたい。ロシアのピアニズムの源流なのか… 「狂気が宿っている」とも、「祈りそのもの」であるとも表現されるが、この集中力はいったい何なのか…3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ユローヂィヴィ | 大阪府 | 不明 | 2014年08月28日
個性的な女性ピアニストとして現代ではマルタ・アルゲリッチやマリア・ジョアン・ピレシュらがいるがこのユージナは彼女らの元祖にあたり、彼女ら以上のエキセントリックなピアニストだ。 ユージナにまつわる逸話を思い出しながら聴くのも面白い。 バッハの「Chromatic Fantasy and Fugue」の演奏は言葉に表せないほどの深い印象を与えてくれた。 1951年10月6日にモスクワ音楽院小ホールでライブ録音されたモーツァルトの3つのピアノ・ソナタ(第8、11、14番)もいい。 ベートーヴェンのピアノ・ソナタでは第16番が素晴らしい。きびきびとした弾き方が心地良く、第29番においてもピアノのタッチがとても鮮やかだ。 シューベルトのピアノ・ソナタ第21番では、例えば騎手が馬にムチを打つかのように時折力一杯にピアノを鳴らすので壊れてしまうのではないかと驚いた。 「展覧会の絵」はユージナらしい個性の強い独特な解釈を聴かせてくれる。 チャイコフスキイのピアノ協奏曲第1番は1954年録音のライブ録音で保存状態が悪かったのかかなり傷んではいるが面白い演奏だ。 ちなみにかなりミスをしているがそれでもさすがユージナと思わせる堂々たるものだ。 キエフ・フィルハーモニック管弦楽団と指揮のNathan Rakhlinも生き生きとした演奏を聴かせてくれる。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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NAKAKO | 長崎県 | 不明 | 2013年10月13日
吉田秀和の「名曲の楽しみ」のなかで、レーニンかスターリンだったか独裁者が彼女の演奏を気に入りうんぬんの箇所にいたく魅かれ衝動買いしましたが、めっけものでした。先入観かも知れないが、ピアノの音に気骨が感じられる。いるんだなあ、こういう天人が。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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