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ワーグナー(1813-1883)

CD 『ラインの黄金』全曲 フルトヴェングラー&スカラ座、フランツ、ヘンゲン、他(1950 モノラル)(2CD)

『ラインの黄金』全曲 フルトヴェングラー&スカラ座、フランツ、ヘンゲン、他(1950 モノラル)(2CD)

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  • ★★★★★ 

    独居人  |  東京都  |  不明  |  2013年04月16日

    まさに目から鱗、否、耳から鱗が落ちた様な印象を受けた。 高域の良さは今までのモノラル盤とは一線を画している。 デッドな音質なのだが不思議と広がり感がある。 何よりも声楽陣が臨場感を伴った生々しい歌声を聴かせてくれる。 エルプによる復刻作業の過程で見つかった微弱な2チャンネル目の信号が功を奏しているのであろうか? 巨匠は52年に病に倒れるのであるがそれ以前の録音という事で、アグレッシブな指揮ぶりが堪能できる。 火を噴く様なタクト捌きが大胆かつ繊細な表情を醸し出す。 オケの技術的な瑕疵を差し引いてもRAI盤よりも上であろう。 絵画の修復にも似た復刻作業は、歴史的録音を色鮮やかな音質へと蘇らせる事に成功している。 もちろん音質重視のためノイズの除去は最小限に止めてある。 ところどころに盛大なポップノイズやスクラッチノイズが入るが鑑賞の妨げになるレベルではない。 それよりも何よりも、この音質の良さを享受したいところだ。 ここに至るには制作者である中山氏の幅広い見識と耳の良さが伴っての成果であろう。 今後のリリースに大いに期待したいところである。 もしくはDSDファイルの販売というのもありだろう。

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  • ★★★★★ 

    ドンナー  |  神奈川県  |  不明  |  2013年04月06日

    パッケージやライナーノートには明示的に記載されているわけではないが、音録りのもととなったディスクは、伊フォニット・チェトラのLPと思われる。結果としてはかなり満足のいくものではないだろうか。同様にチェトラ盤からの復刻で昨年、評判となった仏フルトヴェングラー協会のCDよりも臨場感が増し、オーケストラ部分がより力強くなり、高音部(特にソプラノの歌声)の音のキツさもなくなったお蔭で、チェトラLPの音の良さがより忠実に再現されたと思う。聴きやすくなったお蔭で、全曲を一気に聴いてしまったが、戦後の巨匠の演奏の中でも前半に属するため、指揮ぶりも活力がみなぎっており、バイロイトも再開されていない当時、戦後ヨーロッパでの初の「リング」公演としての興奮と感動を伝えてくれた。

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