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シベリウス(1865-1957)

CD 交響曲全集、管弦楽曲集 ベルグルンド&ボーンマス交響楽団(4CD)

交響曲全集、管弦楽曲集 ベルグルンド&ボーンマス交響楽団(4CD)

商品ユーザレビュー

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    meji  |  神奈川県  |  不明  |  2013年01月22日

    クリストファー・パーカーとともにEMIのアナログ全盛期を支えた名エンジニア、スチュワート・エルザムによる名録音が2013年の最新リマスターで蘇った(クレジットには確かに2013年とあるが一体こんなに早いリリースが可能なのか疑問ではあるが…)。嬉しい事にリマスタリングも上々で、ヒスノイズは始終聴こえるし、楽音以外のノイズ成分もカットされていないことから、オリジナルマスターテープにほとんど手を加えず、フラットトランスファーしたものと思われる。 録音は72年から77年までの5年間に渡り、サウザンプトンのギルドホール、ロンドンのアビロードスタジオ、同じくロンドンのキングスウェイホールという3箇所でのセッションによるものだが、それぞれのホールが有する固有のアコースティックをエルザムは極めて正確にリスナーの前に届けてくれる。 ギルドホールは写真で見る限り、集会場とおぼしき縦長の平土間空間で、前面に小さなステージを有しているが、セッションでは平土間いっぱいにオーケストラを配置したと思われ、CD再生を通しても、左右の広がりよりも奥行き方向に何層にも重なった分厚いオーケストラサウンドにより確認することができる。 アビーロード第一スタジオはEMIの本拠地でもあり、エルザムにとっても手慣れた会場であるが、オーケストラの奥行きこそやや浅くなるとはいえ、左右の広がりはぐんと増し、楽音とホールレゾナンスのクリアネスとシャープネスは一段と向上する。 そして注目すべきはキングスウェイホールで収録された第6番である。イギリス国内においては、どちらかというと地方都市での仕事が多かったエルザムにとって、天下の名録音会場キングスウェイホールでの録音は極めて少ないが、シネマスコープのようにワイドで、洞窟のようにどこまでも深いサウンドステージの再現性や、キングスウェイホール特有の木質系のぬくもりとブリリアントさを併せ持つ豊饒なオーケストラサウンドを聴くと、エルザムの高い技術と優れた音楽性に改めて驚きを禁じ得ない。もちろんホールの地下を通る地下鉄のノイズも盛大に収録されている。 エルザム録音の特徴は、パワフルかつダイナミックな音響と、原寸大のオーケストラが広大なパースペクティブを伴ってリスニングルームに現れ、個々の楽器がピンポイントであるべき場所に定位する三次元的なサウンドステージにあるが、これらは最上級のK・ウィルキンソン録音と取り違えられるに値する資質を十分に有しているといえよう。 スペースの都合上、曲毎の評価は差し控えるが、交響曲はもちろん小品についても、その録音にはいささかの手抜きもない。 全曲を聴き終えて、特に「フィンランディア」でのスペクタキュラーなサウンドの渦と、静謐な「トゥオネラの白鳥」で聴かれる恐るべき重低音の再現性は、聴く者すべてを強く惹きつけるに違いない。 ベルグルンドのシベリウス全集では80年代のヘルシンキフィルとのデジタル録音があまりに有名であり、ボーンマス響とのアナログ録音の影は薄いが、こちらの演奏の方がダイナミクスの幅は大きく、表情付けも濃厚なうえ、遅いテンポでシベリウス節をとことん歌いぬいている。さらにエルザムによるガッツのある豊饒な優秀録音がこれを大きく助長しており、ライブ的な臨場感やスリリング感においても本アルバムの方がはるかに上だ。 ヘルシンキとのデジタル録音も悪くはないが、演奏もやけにスッキリしているし、録音もどことなく綺麗に整った印象が強く、エルザム録音と比べてもDレンジは劣るし、ステージ奥のティンパニや金管群の重量感、解像度共に大きく水をあけられている。 これらの点から、ベルグルンドのシベリウス全集では、演奏上も、録音上も、それに価格の面からも、本アルバムをベストとしてチョイスするのになんの躊躇も感じないし、数あるシベリウス全集の中でもトップクラスの名アルバムとして広く聴かれるべきディスクである。

    13人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    greyfalcon  |  福岡県  |  不明  |  2014年02月15日

    これは初めて聴く演奏だが、まず、 mejiさんのレビューの通り音がいい!オケもヘルシンキ盤より編成が大きくスケール感がある。とはいえ、透明感や寂寥感はヘルシンキ盤がまさり、聴いた後に残る充実感もやはりヘルシンキ盤の方が上だ。でも、廉価版1枚分で買えるんですから、シベリウス好きなら買っておいて損はない立派な全集であることは間違いないです。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    林檎太郎  |  不明  |  不明  |  2013年01月23日

    長らく、ヘルシンキ盤、ヨーロッパCO盤に馴染んできて、今回ようやくボーンマス盤に触れることが出来た。一聴しての感想は、これは三種持つべき!!!。次第に解釈が成熟していくというより、それぞれが違った角度から、他の追随を許さない、それぞれ究極の姿を実現していると思う。それは、まるでシベリウスが第1交響曲から第7交響曲へ音楽作りを熟成していく道のりのようだ。第1交響曲と第7交響曲を比べて、どっち優れている?と単純には答えられないのと同じ魅力が、ここにはある。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    johnbach  |  東京都  |  不明  |  2017年08月04日

    シベリウスの交響曲第5番はこの演奏で初めて聞いた。70年代のことで区立図書館で借りたLPだった。この曲とこの演奏がすっかり気に入り自分でも同じものを購入。改めて聴き直しても、さすがにシベリウスのスペシャリストだけあってどれもが満足できる演奏。ボーンマス響も立派な演奏だと思う。それにしても、交響曲全集、管弦楽曲集(4CD)で890円とは安すぎ。わたしが購入したLPはエン・サガとのカップリングで当時2500円もしたんですからねぇ。シベリウスを聴いてみよう思う人にはうってつけだと思いますよ。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    氷の丈二  |  山梨県  |  不明  |  2014年04月21日

    満塁ホームランです。 ベルグルンド&ボーンマスって何をやっても上手なんですか? 餅屋は餅屋

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    silver  |  東京都  |  不明  |  2013年04月29日

    ベルグルンドの、最初にして、最高のシベリウス全集だ。この演奏は、とにかくバランスがよく全てがインテンポで進んでいく。印象的だったのはティンパニーの打音の深さである。特に2番のラストなど、ゴーーン、ゴーーン・・と思い入れたっぷりに鳴り響く。録音がいいのだ。聴き終わった後、北欧の交響曲を聴いたという満足感に浸れますね。ファーストチョイスとしてもお勧めできます。おなじEMIでも、テンポを揺らして野性味を強調してしまい、かなりクセのある演奏になってしまった2度目の全集、室内オケを使って透明感たっぷり(実はただ枯れてしまっただけのような気も)の3度目の全集よりも、若くても巨匠の片鱗を感じさせるこの全集に軍配を上げます。指揮者の出発点を知る思いです。良かったです!

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  • ★★★★★ 

    あんどれす せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  2017年10月29日

    ベルグルンドのいくつかあるシベリウスの最も評価の低い盤ですが、大変な迫力ですばらしい演奏です。ベルグルンドの演奏の秘密は、楽器の鳴らし方のバランスにあると思いました。しかし同時になぜ他の演奏家にこういう演奏が出来ないのかがわからなくもある不思議さも感じましたね。

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  • ★★★★★ 

    テリーヌ  |  兵庫県  |  不明  |  2017年05月22日

    今まで5番と7番しか好きになれなかったのですが、このCDにより、3番4番6番という地味な名曲も好きになれそうです。高水準の演奏なのに廉価というのが嬉しいです。

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  • ★★★★☆ 

    司那夫金  |  所在地  |  不明  |  2013年10月19日

    3番4番6番7番など、作為がまったく感じられず(あるいは作為と音楽がピッタリ一致していて)、シベリウスの演奏はこうでなくては!と思わせるような永遠のスタンダード性を感じる演奏だ。ただ肝心な?第2番がどうもコケている気がする。第1番は素晴らしいと思うのに。。。。。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★☆ 

    ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  2013年05月02日

    ベルグンドの1度目のシベリウス交響曲全集。 ベルグンドとヘルシンキ・フィルによる2度目の全集がシベリウスとの初めての出逢いであったので、どうしても最初に聴き込んだ演奏を基準にして聴き比べてしまう。 交響曲第1番はシベリウスの若さが感じられる作品で第1楽章は感情的な激しい部分が思いきって演奏されている。第3楽章はベルグンドとオーケストラの意思の疎通がうまくいってなくて空回りしているようだ。第1番は全体的に消化不良に感じられる。 第2番の演奏はシベリウスが描いたフィンランドという風土をはっきりと打ち出した演奏のように思う。第4楽章は細部まで再現したダイナミックな演奏だ。 第3番・第5番の演奏は良いのだが、あとひとおしが足りない感じがする。 第4番、第6番、第7番がこの全集の中で一番バランスのとれた演奏ではないだろうか。第4番のゆったりとした演奏からは湖は凍りつき、雪にどざされた灰色の大地が見えてくるようだ。 第6番の第1楽章は若々しく、はつらつとしたさわやかな演奏をしている。 第7番はシベリウス最後の交響曲になったが、この音楽からは最後の交響曲というよりもシベリウスの芸術がまだまだ先へと発展していくような将来への明るい希望が感じられる。そんな印象をこの演奏から感じだ。 管弦楽曲では『吟遊詩人』や『タピオラ』が美しい演奏だ。

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  • ★★★★★ 

    カズニン  |  東京都  |  不明  |  2013年02月13日

    ベルグルンドさんの意気込みが感じられる素晴らしい演奏です。録音もいい。

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  • ★★★★★ 

    くるとん  |  山形県  |  不明  |  2012年12月14日

    いいねいいね、シベリウス好きの私は、ぜひ聞いてみたい。録音も、技術的に右往左往してたデジタルよりいいかもな。今は亡きシベリウスの権化の原点を知る意味でも貴重な再発かも。

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