サクソフォーンのための作品全集 ブルッティ、デュオ・ディスカイス、アーテム・サクソフォン・カルテット、他(3CD)
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年04月01日
どんな楽器が好き?! と訊かれたら 即座に答えるだろう トロンボーンとサクソフォーンと どちらも自分が吹いてみたいとか 肉親のように離れがたい親しみがあるとかではない 親しい朋あるいは隣の可愛い娘といったイメージだろうか いつも素敵でいて欲しい存在といったところか サクソフォーンの音色には楽器の特性を超えて個性を感じる 人格それも愛すべき人柄を連想してしまう ケクランもサクソフォーン愛を持った人だと分かる しかも自己が望む姿だけを描いて揺るぎがない 楽器の持つ機能をフルに発揮させてやろうと言う気が全くない 超絶とは言わないまでも奏者が技巧を聞かせる場を設けない 作品のほとんどが緩徐曲でサクソフォーンに歌わせて それを飽きることなく聴き続けている程なのだ この偏愛を容認する者はわたし同様同病である サクソフォーン可愛くてしょうがない病 蝶よ花よと愛でて恥じないが 朋には奨められない さて あなたは如何1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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saitaman | 埼玉県 | 不明 | 2016年10月15日
サクソフォンの作品だけでCD3枚。どうやら、ケクランお気に入りの楽器だったようです。ジャズの影響は見られません。クラシック音楽としてのサックスです。ソナタも悪くありませんが、より自由な形式の作品の方がぴったりな感じがします。2台のサックスや、ピアノやフルートなどとの演奏もあります。プーランクよりは少しおっとりめでしょうか。フランスの近代ものらしい洗練された感じはあり、地味に楽しめます。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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silver | 東京都 | 不明 | 2013年05月27日
まあ、プーランクの室内楽に近いかと。ただ、独特の静謐さと叙情性がある。ケクランの作品はほとんど持っているが、へんな作曲家。ある意味作風の幅が広い。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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