鴎外近代小説集 第2巻 普請中、鶏ほか
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ねも | 兵庫県 | 不明 | 2019年01月14日
鴎外の代表作としては、『雁』『青年』や晩年の史伝を上げる人が多いだろう。私も同じ意見だ。特に晩年の史伝は素晴らしい。では、ほかの作品は? 『舞姫』を上げる人もいるだろう。では、他には? 本書に収録された『普請中』も短いものの忘れてはならない作品だ。同作は、『舞姫』の後日譚とも言うべき作品である。 書名にもなっている「普請中」は、主人公(鴎外の分身)が舞台となったホテルの状態を示す台詞だが、それと同時に、発表当時(1910年)の日本の状況を、海外を知る、目覚めたる人である鴎外がコンパクトに示したものである。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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