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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第9番 ドゥダメル&ロサンジェルス・フィル(2CD)

交響曲第9番 ドゥダメル&ロサンジェルス・フィル(2CD)

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  • ★★★☆☆ 

    いやみなぶらいあん  |  東京都  |  不明  |  2017年10月01日

    20代で欧米の主要オケを制覇し飛ぶ鳥を落とす勢いのドゥダメル、いっそのこと変なロシア人指揮者なんか止めて彼をBPOの音楽監督に据えればいいのにと思う。 僕は未だに何処が(何が)それ程いいのだろうかと、良く分からないで来ているのだが、今回もまた同様であった。第1楽章から弱音の弦や明滅する菅などデリケートでフレッシュな表現で悪くないし、全体の構成も出てはいる。第2楽章も同様だがマーラー独特のアイロニーがあまり感じられず、第3楽章も物理的な音の爆発は鮮烈だが、フレーズの描き方(アクセント)が単調で表面的。 最終楽章では中庸なテンポにアダージョらしい演奏が聴かせはするが、対位法的な描出は今ひとつで前半と後半の主題の変遷ももう一つ、と言った具合に部分的にも全体的にも何か中途半端な表現に終始してしまった感じが残った。昨日同曲でブーレーズの演奏を(CSO)聴いているので、余計にそういった印象を持ってしまったのかもしれない。

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  • ★★★☆☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2016年10月17日

    あくまでドゥダメルのマーラーであって、フツーのマーラー像を期待しないで聴いた方が楽しめる。その意味では第5番はまったく文句ない出来だたっと思うが、9番ともなるとちょっとビミョーで、第1楽章などは やはりこのスタイルだとかなり物足りなさが残ってしまう。ただ第3楽章は絶品。例えばバーンスタインなんかも名演だが、この楽章に関していえば、くどくて食傷気味になってしまいがち。しかしドゥダメルのスタイルであれば、徹頭徹尾納得がいって「あぁこういう曲だったのね!」と目から鱗である。もし近い将来「ドゥウダメルのマーラー」みたいなオムニバスCDでも発売されたなら、この楽章だけは絶対に落とさないでほしい。第4楽章は、曲的には第1楽章の延長線だが、演奏はむしろ第3楽章の好調さを引継ぎ、感動の深さは浅いものの、不満は第1楽章ほどは残らない。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年07月27日

    ドゥダメルさんはマーラーが好きだそうで(インタビューで言っていました)、よく指揮もし、ディスクも揃いつつあります。第5番は正直「若さ」が目立って特に優れた出来とは思いませんでしたが、第8番は曲自身の祝祭性と演奏のイヴェント性が最高にうまく合体して感動的な出来栄えでした。さあ、そして第9番の登場です。ロスフィルを振ったライヴ録音です。まず、音が全般に暖色系であることが特徴です。きつさのない、丸みのある柔らかい響きを主体として、耳当たりのいい音が作られております。テンポはタイミング表で見るとゆったり目にもみえますが、実際に聴いていますと自然な感じで、これまた心地よい進行です。そして過剰な思い入れもなく、どこにも無理のない、うまいまとまりで全曲は終了します。従来この曲に付きまとった「死」と「恐れ」「諦観」といった解釈(イメージ)を取らず、純粋に美しい交響作品として再現してみせた、というところでしょうか。ドゥダメルさんの素直な音楽性がそれなりに活きて、全体の質は高いと言えます。ですがねえ、繰り返し聴いてみて、感動しなかったことはもとより、名演・好演といった評価も私はできないなあ。この曲の名演を数多く聴いてしまったせいで、想念とか到達目標が小さいとしか感じられないのですね。物足りない。この一語に尽きましょうか。

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  • ★★★★☆ 

    naoko  |  鳥取県  |  不明  |  2013年03月10日

    私の悪い癖で、この曲を聞く時、第3楽章から聞いてしまう(私見では1楽章をうまく聞かせる演奏がトータルでもベストになる公算が高いが)。よって、まだDISC1は未聴なのだが、出てきた音色にびっくりしたので、レビューを書きはじめてしまった。音が温かいのだ。別にカラカラに乾いているわけでもないが、湿り気もほとんどなし。「クラシック(マーラー?)は、ヨーロッパの音楽」という概念から完全に解放されている。ある意味、新しく稀有なマーラー像だ。パッケージ裏には、ドゥダメルのコメントの掲載があり、「生と死」「希望と絶望」、あともう一つは忘れたが、そのようなマーラー音楽の中心にある二元論、云々とあったように思う。しかしそのような深刻さは感じさせない。明るいマーラーである。後で気づいたのだが、オケがアメリカのオケであるだけでなく、会場はなんとディズニー・スタジオ・ホール。そのことと何か関係あるのだろうか。まぁ、多様なマーラー像を楽しみたい方には是非、お勧めしたい。ところで、音楽の内容と関係ないが、透明のプラスチックは硬化しやすいのか、ディスクが取り出しにくい。ケースが割れるか、ディスクが割れるかといった懸念を起こさせる。このCDではないが、透明ケースからディスクがはずれて、カラカラと音を立てていることも多い。無理して、透明にしなくてもいいのではないかぁ。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2013年03月02日

    人気のドゥダメルといえども、録音コストの高いロサンジェルスでは何でもかんでも録音させてもらえるわけではなさそうだ。そうした中で選ばれた最初の録音曲目がマーラー9番とは何とも興味深い。速いところは十分にテンポが上がるが、それでも29:32/16:25/13:19/26:46という各楽章のタイムからも察せられる通り、非常にじっくり構えたスケールの大きな演奏。第1楽章展開部末尾のクライマックス(いわゆる「死の打撃」部分)への劇的な持ち込み方、第3楽章最後の猛烈な加速(その代わり、その前のアダージョ楽章先取り部分はかなり遅い)など、まぎれもない「ドゥダメル印」もちゃんと刻印されているし、かつてはなおざりにされることの多かったポルタメントなども、楽譜の指示通り、丁寧に実行されている。強いて言えば、ポリフォニックで複雑な味わいが望まれる所で、やや音楽が平板、ホモフォニックに流れる傾向があるのが弱点かもしれないが、9番自体は決して晩年様式の枯れた曲ではないわけだから、今はこの若い指揮者の意欲的な指揮ぶりを良しとしよう。

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