ル・マルトー・サン・メートル、デリーヴ1、デリーヴ2 ブーレーズ&アンサンブル・アンテルコンタンポラン、サマーズ
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うーつん | 東京都 | 不明 | 2013年02月23日
初めに断わっておくと、私は聴くだけで他にはわかりません。何がこの曲の魅力なのかを説明はできません。 けれども聴いていて「美しい」となぜか思ってしまう。楽器の受け渡しのバランスや組み合わせが気に入っている。1980年代にCBSに入れた同曲も持っているが音の鋭さではCBSの方が気持ちいい。音楽として全体を聴くのはDG盤の方がふくよかな感じで好き。理屈はわからないが聴いていていろんな発見ができるのが愉しい。ただ、これら(ゲンダイオンガク)を家で聴いていると「そんな変なもの流すな」とストップかけられてしまうのが残念。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ペロペロプロス | 秋田県 | 不明 | 2008年02月21日
主なき槌でのこの演奏は無機的な近代建築を思わせます。それはそれですばらしいのですが、この曲に本来含まれている大戦下のパリの退廃性はすでに減退しています。それはドメイヌムュジカルとの演奏に表れていています。新曲のデリヴはすばらしく美しいと思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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AG | 東京都 | 不明 | 2006年11月21日
デリーヴのすばらしさに、絶句です。 レポン以降、豊穣な響きと複雑でありながら魅力的で透明なテクスチュアは、何度聴いても新鮮です。 マルトー時代に比べると、サービス精神が旺盛になった感もあり。まさに天才です。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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un portrait de PB | 東京都 | 不明 | 2005年02月10日
都合5種類目となる《主のない槌》の自作自演では、前回(’85)に見られた構造の明晰な提示への意志が背景に後退し、器楽の音色の差異や特異性を楽しむかのようだ。その複雑さの嗜好が、後半に収められた(《レポン》以降の作品である)《デリーヴ》との親近性を感じさせる。《デリーヴ2》は録音では初めて聴かれる作品だが、結局24分半となった。このアルバムを通して、またブーレーズの創作活動を通して見られる明晰さと晦渋さの間の揺れ動きは魅惑的だ。作曲家の80歳を記念するのに相応しいリリースに対し僭越ながら賛辞を送らせて頂きたい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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