『フラトレス』、『タブラ・ラサ』、交響曲第3番 シャハム、ヤルヴィ&エーテボリ交響楽団
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2013年04月30日
アルヴォ・ぺルトが、20世紀現代音楽路線を突き進んだ後、当局、ソ連の逆鱗に触れて路線変更、それが本意だったのか、強制によるものだったのか、とにかく、行き詰まって、見出した音楽は、東方教会音楽、古楽であった。その過渡期に書かれた交響曲3番、息の長い和音に旋律、グレツキの交響曲3番の如く悲しみを湛え、やがて、ジャズレーベルだったECM、国を同じうするクレーメルや、ヤルヴィ親子らが、当然の使命としてその美しさに魅せられ、反抗の意味も込めて取り上げ、耳にすること、多くなったぺルト。父ヤルヴィは、この交響曲3回目の録音。それでも生きて、何かを生み出して行くのだよ、と言う、悲しみに溢れた、美しいぺルトの代表的作品を集めた演奏です。ぺルトには、他にも、ブリテン、ロストロポーヴィッチに捧げられた作品もある。「鏡の中の鏡」「アリーナの為に」などは、静かに、少ない音で、生きるのに疲れた人間の心を、文字通リ癒し、和らげてくれる作品、が、有ります。貴重な20世紀の作品。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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