ピアノ・ソナタ第17番、楽興の時 アファナシエフ
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うーつん | 東京都 | 不明 | 2013年01月12日
「楽興の時」は2011年のリサイタル(その日のメイン・プロ「幻想ソナタ」は若林工房さんからリリース)で聴いてからCD化を待っていた作品。デンオン時代のようなテンポの遅さはなくなり、トリッキーな感じは減った。しかし、聴きごたえと思索の自由さが増した気がする。音のつながりの合間にふとみえる「間」にこそアファナシエフの真骨頂がある。「楽興の時」はけっして軽やかで楽しいだけの曲ではない、晴れ間にふと雲がかかったときの暗さや寒さのような感覚をも楽しめる。 ソナタ17番も楽しめた。目的もなくそぞろ歩いて、笑ったと思ったら泣いていたりと様々な感情が次々と現れては消えていく…。つかみどころのない曲という印象を持っているが、その部分がかえって魅力なのかな? という感想を持った。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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