ブルックナー (1824-1896)

CD Comp.symphonies: Karajan / Bpo

Comp.symphonies: Karajan / Bpo

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  • ★★★★★ 

    ハッチ  |  愛知県  |  不明  |  2021年03月20日

    ブルックナー指揮者にはスペシャリストが多いため 帝王も存在感が薄いが、 カラヤン、ベルリンフィルのブルックナーは透き通っている。 カラヤンと言うとベートーベン、チャイコフスキー、R・シュトラウス、 そしてブルックナーではないか?

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  • ★★★★☆ 

    Schonefeld  |  奈良県  |  不明  |  2021年03月08日

    レコードからCDそれにSACDと購入してきたがBlu-rayが一番良い SACDは値段は高いくせに出来不出来が分かれるのが残念 Blu-rayは安価(このセットの場合はCDもついている)であり音も良い このシリーズはちょこちょこ買っているがどれもなかなかの音質で良いと思う

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  • ★★★★☆ 

    マンボウ  |  兵庫県  |  不明  |  2021年02月23日

    個人的に初出のものよりも再生クオリティが下がっている様に思われるのだが、廉価版なので仕方ないのだろうか? 3番と8番がいい!特に3番の一楽章、ほぼ半ばの第一主題の再現部が提示された後金管がマイナーコードで総奏するところがシビれる!

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  • ★★★★☆ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2019年12月12日

    ジャケットのセンスの良さが印象的だった全集です。 オリジナルは一作品ごとに同じイメージのクジャクの羽でした。 7&8番はカラヤン最終録音だったウィーンフィルとの名盤に演奏・録音共に軍配があがりそうです。

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  • ★★★★☆ 

    みんなのまーちゃん  |  東京都  |  不明  |  2019年09月08日

    ブルーレイ・オーディオのメリットを感じさせる1枚。  100年以上の人類の膨大な録音遺産が市場として生き延びるの方法は、有料・無料のネット配信か、パッケージであればブルーレイ・オーディオしかないと思う。SACDは収録時間が短すぎる。DVDやBDでオペラやマーラーの長大な交響曲が映像付きで通しで観られるのに、1曲聞くのにディスクを途中で交換することなど今さらあり得ない。SACDは何khzまで高音が入っているのか音源のスペックがディスクのパッケージで分からないのも大きな欠点だ。テレビとオーディオを分けるピュア・オーディオの信奉者の方には申し訳ないが、SACDはアナログレコード同様にニッチのハイエンド市場しか獲得できないと思う。  今回DGが主力コンテンツであるカラヤンやクライバー、ベーム、バーンスタインのブルーレイ・オーディオを投入したことが一つのターニングポイントになるだろう。カラヤンのベートーベン、ブルックナー、チャイコフスキー全集、クライバーのDG全集、ベームのモーツァルト全集、バーンスタインのベートーベン全集、あるいはデッカのショルティのオペラ、ちょっと前に出たカラヤンのR.シュトラウス集、いずれも良い企画だ。  特にこのブルックナーの全集はブルーレイ・オーディオの長時間性を存分に生かしている。それに以前出ていたCD全集の音が固かったのでリマスタリングにも注目して聞いてみた。今回のCDの方は聞いていないがブルーレイ・オーディオを聞く限りは24ビット96khzのマスタリング(元々16ビット44.1khzデジタル録音の1〜3番は24ビット192khzへのアップコンバート)は成功していると思う。特に8番はこの全集の中で最も良い演奏だと思うが、アナログ時代に聞いていた響きに近づいたように思う。  音の傾向は以前DGが盛んにやっていたOIBP(オリジナル・イメージ・ビット・プロセッシング)によるリマスタリングとは異なるようで、アナログテープの音をあまりいじらないで再現することの方に重きが置かれているようだ。アナログ録音の4〜9番ではほんのわずかなテープヒスもそのまま残っている。  DGはOIBPではマルチトラックのマスターが保存されているデジタル初期(80〜85年頃)の録音はマルチトラックのマスターに遡ってリミックスし直し、マイク間の距離を時間補正していた。これは位相を正確にして正しい音場を再現するもので、これにより残響の聞こえ方と低音の伸びが良くなったが、発売当初のCDとは音質がかなり変った。カラヤンとグリーグ・シューマンのコンチェルトを録音したツィメルマンはこの音質変更に異議を唱えたほどだ。ツィメルマンとDGは決裂はしていないが、恐らくその後のツィメルマンの新録音は「発売後のリミックスやリマスタリングなどの音質変更はしない」という契約になっているのではないかと予想している。  このブルックナーの1〜3番は結局OIBP化されなかったので、今回のリマスタリングでどう変わったか注目したが、音を聞く限りOIBPのようにマルチトラックのマスターまで遡ってリミックスするのではなく、2チャンネルにトラックダウンしたマスターテープをそのままアップコンバートしているようだ。デジタル初期のやや楽器に近めの音場と固めの音もそのまま再現されているように聞こえるからだ。アップコンバートで高音の抜けが良くなったと思うが、私の装置が96khzまで再生できているか分からないので192khzと96khzの違いまでは聞き取れない。  演奏そのものについて言うと、私はブルックナーに関してはチェリビダッケやヴァント、あるいは80年代以降のハイティンクの演奏の方を好むようになっているので、カラヤンの機能的で現代的なブルックナーは最近はあまり聞かなくなった。それでも8番は好きな演奏だし5番と9番がそれに続くといったところか。4番と7番はハース版を使ったEMIの旧盤の方が良い出来だと思う。(なので1点マイナス)  いずれにしても今回のシリーズを機にブルーレイ・オーディオの市場が活性化することを期待したい。シューマンとメンデルスゾーン、ブラームス(60年代のほう)の全集やパルジファル、あるいはガーディナーがDGに録音したバッハ、モーツァルト、ベートーベンのブルーレイ・オーディオ化も期待したい。

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  • ★★★☆☆ 

    無能不能  |  兵庫県  |  不明  |  2019年05月09日

    レビューに書く事でも、またこの商品に限った事でもありませんが、CD+ブルーレイのシリーズはブルーレイだけの販売も行なって頂きたい。SACD+ブルーレイでも結構ですが。

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  • ★★★☆☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2014年04月06日

    カラヤンの作り出す音楽は、『とてつもなく単純な発想で、この上ない完璧さを追求したもの』であると言える。したがってブルックナーの全集の場合は、5番8番9番などの、曲そのものとして完成度の高いナンバーに関しては、(好き嫌いはあるにしろ)有無を言わせぬ説得力を感じる名演になっている。しかし1番2番などは、曲そのものに「聴かせどころ」と言えるサビが比較的希薄で、カラヤン流の完璧さは、かえってウルサく感じさせてしまう。良くも悪くも「まじめな演奏」なので、音楽全体に内在する「岩石」も「宝石」も、同格の真剣さで表現されてしまっていることがこの全集のネックとなってしまっているように思う。個人的に嫌いな全集ではないが、演奏技術の発達とともに存在意義が薄れてくる全集なのかもしれない…と思えた。

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  • ★★★★★ 

    johnbach  |  東京都  |  不明  |  2013年10月27日

    カラヤン1970sには80年代録音の1番〜3番が含まれていないので、4番〜9番を聴いたうえでのレビューですが、これは素晴らしいブルックナーだと思う。特に7番と8番が秀逸な演奏。多くの作品がブルックナー・トーンと呼ばれる弦楽器のトレモロで始まるが、カラヤンは全体が少し早めのテンポながら流麗でとても美しい演奏だと思う。わたしはブルックナーが大好きで、ベートーベン以降ドイツ・オーストリー系の交響曲のなかでは、ブルックナーは頂点に立つ作品群だと思 っている。カラヤンの充実した70年代のブルックナーが聴けて、とても幸福だ。

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  • ★★★★★ 

    fuka  |  東京都  |  不明  |  2013年03月21日

    独墺系の指揮者としてのカラヤンの演奏歴の中において、ブルックナーの位置づけはきわめて重要なものであったと思います(それはフルトヴェングラーもそうだった)。特に後半の3曲は繰り返しコンサートで演奏し、録音もしていますので、大切な曲だったのでしょう。カラヤンが残してくれた壮年期のこの全集、白鳥の羽のジャケットのLPが出るたびに(中学生には高価でしたが)買ってました。それ以来数限りないブルックナーのCDや実演を聴いてきました。素晴らしいものもあり、がっかりしたものもあります。しかし録音媒体とはよく出来たもので、カラヤンのブルックナーが聴きたいときにはいつでもすぐ聴けます(podにも速攻入れましたし)。でも、もう30年以上経ってしまいました。私の好きなブルックナー演奏が、どんどん遠くなっていきます。

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  • ★★★★☆ 

    yukiyasu  |  三重県  |  不明  |  2012年10月31日

    まず5番を聴いてみた。4楽章の対位法がとても素晴らしいと思った。完璧である。カラヤンらしさがほとばしり出ている。多くの5番に接したが、この演奏が一番ではないかと思う。最後のコラールは、以前、聴き始めた頃だったらものすごく感動したと思う。しかし、他にも違った点で良さの出ている盤に遭遇する中で、感動が薄れてしまっている。しかし、このレコードも聞き込むと、味が滲み出てくるかも知れない。(カラヤンを聞き込むことは今後あるだろうか。)それは、まるでマーラーの5番の5楽章のコラールを聴くように。

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  • ★★★★★ 

    もよ  |  神奈川県  |  不明  |  2012年08月09日

    沢山の人が同じ事を書かれているので付け加える必要はないのかもしれませんが、とても気に入ったのであえて書きます。 この交響曲全集、1番から9番までじっくりと音楽として楽しめて聴けた唯一の全集でした。ピチカートまで腹に響くコントラバスやがっちり全体を占めるティンパニ、何でも任せろという木管に迫力がありながら音色がすばらしい金管、そしてすばらしい全体のハーモニー。 恥ずかしながら、1番や6番はこれまで他の演奏で好きになれなかったのですが、この演奏で大好きになりました。そして、皆さんか書かれているとおり5番と8番は最高です。おそらくカラヤンの演奏の中でも最高のものの一つでしょう。

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  • ★★★★★ 

    慎みましょう  |  東京都  |  不明  |  2012年01月09日

    「ブルックナーって、よく分からない」これではダメだと好き嫌いを無くすために色んな演奏を聴いてきましたが、気に入ったのがコレとハイティンク指揮(ACO時代)のもの。カラヤンのブルックナーは批判の対象にされているが、名演名盤と言われているものと比較したら確かに異質と感じるだろう。でも、本質は変わっていないし正当な演奏です。あとは自分の感性に合うかどうかの問題なので聞き手側が判断するだけのこと。私は「カラヤンのブルックナーが好き」と胸を張って言えます。「ここに最高の芸術美がある!」とは言い過ぎかな…?お気に入りは8番です。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2011年12月14日

    ブルックナーも交響曲全集が何通りも聴けるようになった。我が家にあるだけでも,このカラヤン,シャイー,インバル,スクロヴァチェフスキ,マゼール,パーテルノストロ,もちろんヨッフムにヴァントも。1曲1曲をみれば,一番のお気に入りは様々ですが,“全集”となれば,間違いなくこのセットが選ばれます。私のブルックナー全集体験の原点であるということ,現代オケの究極の姿(といってもいいと思います)を見せてくれるものであるということ,録音も申し分なく…挙げたらきりがないですが,要するに,ブルックナーの凄さ,カラヤンの凄さ,ベルリンフィルの凄さ,これらが直に心に響いてくるのです。少し頑張って全集を連続して聴いて,聴きとおしたときの(9番の3楽章の音が消え去ったときの)充実感・達成感を一番与えてくれるのが,このセットなのです。

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  • ★★★★☆ 

    ワレンペラー  |  広島県  |  不明  |  2011年08月29日

    カラヤン/BPOコンビの凄まじいまでのサウンドが存分に発揮された全集。初期作品はちょっと強引な気がしないでもないが、第4番以降はさすがに巧い。特に5番はヴァント/BPOと双璧で決定盤ともいえる出来。何年か前にバカ高いセットで出たVPO'69年ステレオライヴも大迫力だったがやはり完成度ではDG盤。物凄い重低音のうねり、ティンパニの激烈ロール&金管咆哮が印象的だがチェリ並のスローテンポによる2楽章の美しさ!8番もカラヤンの同曲録音中では最高で、意外にもゴツゴツした仕上がりの名演。4&7はEMI、9番はVPO'76年ライヴがいい。音は良好だが8番終楽章などLPに比べ迫力後退してる気も。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月30日

    本盤におさめられたブルックナーの交響曲全集は、カラヤンによる唯一のものである。当該全集に含まれた交響曲のうち、第1番〜第3番と第6番については、カラヤンとしてもコンサートで一度も採り上げたことがない楽曲であることから、カラヤンは本全集を完成させるためにのみ演奏を行ったことになる。カラヤンが指揮するブルックナーについては、最晩年のウィーン・フィルとの第7番(1989年)や第8番(1988年)を別とすれば、音楽評論家の評価は必ずしも芳しいものとは言い難い。とりわけ、とある影響力の大きい音楽評論家が、カラヤンと同い年の朝比奈やヴァントの演奏を激賞し、カラヤンの演奏を内容空虚と酷評していることが、今日におけるカラヤンのブルックナー、とりわけ本全集の低評価を決定づけていると言えるのではないだろうか。私としても、朝比奈やヴァントによるブルックナーについては、至高の超名演と高く評価している。特に、1990年代後半の演奏は神がかり的な名演であるとさえ言える。しかしながら、朝比奈やヴァントの演奏様式のみが、ブルックナーの交響曲の演奏様式として唯一無二であるという考え方には反対だ。とある影響力の大きい音楽評論家は、ブルックナーとシベリウスは指揮者を選ぶなどということを言っておられるようであるが、私としては、両者の音楽がそれほど懐の狭いものであるとは考えていない。それこそ、ベートーヴェンなどの交響曲と同様に、ブルックナーやシベリウスの交響曲も、様々な演奏様式に耐え得るだけの懐の深さを有していると考えているところだ。本全集は、1975年から1981年にかけてのスタジオ録音であり、これはカラヤン&ベルリン・フィルの全盛時代。本全集完成の翌年にはザビーネ・マイヤー事件が勃発して、両者の関係が修復不可能にまで悪化することに鑑みれば、本全集はこの黄金コンビによる最後の輝きであるとさえ言えるだろう。それにしても何と言う凄まじい演奏であろうか。一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブル、ブリリアントなブラスセクションの咆哮、桁外れのテクニックを示す木管楽器群、そして分厚い弦楽合奏、大地が轟くかのような重量感溢れるティンパニのド迫力、これらが一体となったベルリン・フィルの超絶的な演奏に、カラヤンは流麗なレガートを施し、正にオーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマの構築に成功していると言える。かかる演奏に対して、前述の影響力の大きい音楽評論家などは内容が空虚であるとか、精神性の欠如などを云々するのであろうが、カラヤン&ベルリン・フィルが構築したかかる圧倒的な音のドラマは、そのような批判を一喝するだけの桁外れの凄みがあると言えるところであり、これは他の指揮者が束になってもかなわない至高の水準に達しているとさえ考えられる。いずれにしても、本演奏にはカラヤン&ベルリン・フィルが創造し得た究極の音のドラマが存在していると言えるところであり、私としては、本全集を至高の超名演で構成された名全集と評価するのにいささかも躊躇するものではない。なお、第7番や第8番については、最晩年のウィーン・フィルとの演奏の方を、その独特の味わい深さからより上位の名演に掲げたいと考えるが、当該演奏は自我を抑制して、楽曲にのみ語らせる演奏になっているところであり、カラヤンらしさという意味においては、本全集に含まれた演奏の方を採るべきであろう。録音は、従来盤でも十分に満足できる音質であったが、数年前にカラヤン生誕100年を記念して発売されたSHM−CD盤による全集が現時点での最高の音質であったと言える。もっとも、現在ではSHM−CD盤が入手難であるが、カラヤンによる至高の名全集であることもあり、今後はSHM−CD盤の再発売、そして可能であればシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

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