マーラー(1860-1911)

CD Sym, 3, : Rogner / Berlin Rso Rappe Etc

Sym, 3, : Rogner / Berlin Rso Rappe Etc

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  • ★★★★★ 

    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2018年06月06日

    20年忘れていた ブームの最中レーグナーまでがマーラーかという思いを持ったものだ 聞きはしたもののそのまま流していた 今頃になって さてどんなものだったかと聞き直してみる気になった 聴いて愕然とした これはなんだろう 広々とした空間に散らばってオーケストラが配置されたような響きだ しかも残響が浅い 音響の混濁がない 全てのパートの音が分離して聴き取れる マーラーが書いたスコアが透視図のように鮮明に浮かび上がってくる 極めて分析性の高い再現と言えそうだ ステレオタイプのロマンチックに誤魔化されていない演奏 見事に装われた形骸に切れたことさえ自覚できない透明な刃を通した演奏 第3交響曲は第六楽章“愛が私に語ること”に至って充足する 何と言っても感動の焦点は最後にある 夏の朝の一瞬がもたらした啓示 人生(=世界)の真理が歌われている レーグナーは醒めている 溺れない 第三楽章“森の動物が私に語ること”のTempo I から聴こえてくる「野生の生々しさ」に胸を突かれるのはわたしだけではないだろう 朋よマーラーの声を聴け あなたも如何 

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  • ★★★★★ 

    ダルマ人間  |  茨城県  |  不明  |  2012年10月16日

    親しみやすい演奏ですね。マーラーというと演奏効果に耳がいきやすいですが、そればかりでなく(というよりはそれも含めて)ちゃんと曲の雰囲気や世界観を醸し出せるかどうかも問題になります。この演奏は柔和で懐が深く、どこか夜の森に迷い込んだ不気味でさみしい雰囲気と、そこに淡い光が差し掛かるような暖かく幸福な瞬間が交錯する一筋縄ではいかない録音。私はこれ、田舎の電車での長旅のときなんかに、夕暮れを見ながら聴いています。車窓と演奏の相性もバッチリ。音質も、ひけらかすような部分がなく誠実でよい仕事。オケの音も最近のアメリカ系の下卑たものと違って(それはそれで好きだが)こちらは上品で少々ほの暗く、田舎っぽさと都会っぽさのバランスが心地良い。ジャケットも印象的で繰り返し聴ける、とても好きな演奏。確かに強烈な表現は(おそらくあえて)避けられており、いい仕事としてまとまりすぎているかも。分裂的で鮮烈な表現はあまり聞こえない古典的解釈で安心して聴ける。はじめての方にもオススメです。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2012年03月18日

    すこぶる軽めの演奏。「軽め」とはどういうことかと言いますと、まず、音響的に大管弦楽が鳴りきっておらず、迫力が今一つなこと。そして、気分の変化が明確に反映されず、淡々とした表情付けで進んでいること、であります。ま、第4楽章の「ずり上げオーボエ」とか、「あひゃっ?!」というところはあれど、総じて「軽め」。悪くはないのですが、この演奏ならではの特徴に欠ける感は否めず。水準以上でも以下でもない、としておきます。録音は良好。なお、第3楽章のポストホルン、何だかおもちゃのラッパみたいな実に奇怪な音。実演でもレコードでもこんな音のポストホルンを聴いたことがない。実演だと終演後に楽器を持ってステージに奏者が現れてまさにポストホルンの音色は確認しておりますから、これまで私が聴いてきたポストホルンの音が違うということはない。何でしょうね、これは?!

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2011年06月26日

    ブルックナーでは小生の求める音とは違う表現者であったレーグナーでしたが、このマーラーでは良い結果を出してくれました。軽めの音がこの3番ではあまりマイナスにならないし、第2、3楽章では最高の演奏の一つと言っても過言ではないと思います。終楽章も気持ち速めのテンポで、それでいて暖かく優しいイオンを発しています。バルビローリとはまったく違うタイプの指揮者なのに、聴き終えて同じような気持ちにさせてもらいました。

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  • ★★★★★ 

    nexus  |  東京都  |  不明  |  2009年11月13日

    「銀河の歴史がまた1ページ」というナレーションで知られる某アニメの冒頭に流れるこの演奏で、私はこのマーラーの三番を初めて聞いた。そのせいかもしれないが、ショルティ、ナガノ、バーンスタイン、ラトル、朝比奈といろいろ聞いてみたが、最終的には価格の手ごろさもあり、他人にはこのレークナー盤をおすすめしている。過去の国内盤で持っているが、平録の6番と会わせて、深刻ではないリリカルなマーラーに浸れる。3番は演奏で失敗がない曲だが、録音の良さもあるので、この盤を推薦したいと思います。

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  • ★★★★★ 

    Jockn  |  静岡県  |  不明  |  2008年08月14日

    絶好調のレーグナーが聴ける。 録音もよい。 特筆すべきは、ジャケットのデザイン。 マーラーの第3番は、まさにこんな感じ(の部分が幾度となく現れる曲)である。

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  • ★★★★☆ 

    タンノイおやじ  |  東京  |  不明  |  2008年06月13日

    とにかくこの曲の入門者にぴったりです。

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