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チャイコフスキー(1840-1893)

CD 交響曲第4番、組曲第4番『モーツァルティアーナ』 ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン&ダラス交響楽団

交響曲第4番、組曲第4番『モーツァルティアーナ』 ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン&ダラス交響楽団

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2016年03月28日

    DSOLiveは良く言えばホールトーン重視、音源が遠い感じで、音量レベルも低い。ズヴェーデンのオランダでの録音、特にEXTONの鮮麗な音とはひどくギャップがあるが、アンプで補正すればそれなりに聴ける音になる。『モーツァルティアーナ』は音場の感じが交響曲と全く違い、こちらはセッション録音ではないかという気がするが、例によって録音データが全くない(マーラー6番以降から記載されるようになる)。2009/2010シーズンのライヴではないかと思われるが、ダラス響のHPに行っても過去の定期演奏会曲目なんて何も分からないし、いかにもアメリカ的というか南部的だ。 さて、ニューヨーク・フィルの次のシェフに指名されたのを機に、この指揮者の録音をあれこれ聴いてみたが、これが最も個性的だ。怖そうなご面相に似合わず、細やかな神経の持ち主。細部に色々とこだわる人らしく、4番の交響曲では冒頭の運命動機から独特な譜読みを見せる。このモティーフが戻ってくるたびに常に同じなので、指揮者の解釈であることが分かる。マンフレート・ホーネックなどと同じく弦楽器出身、そもそもコンセルトヘボウの元コンマスなので、弦楽器の弾かせ方にもこだわりがある様子。楽譜にない強弱を盛んにつける。テンポに関しては、あまり極端なことをする人という印象はないが、この曲では両端楽章が非常に速い。終楽章の最後には盛大な拍手とブラヴォーが入っているので、実演奏時間は7分30秒ほどか。この楽章の史上最速演奏の一つだが、野放図にオケを驀進させるのではなく、最後まで良くコントロールされており、その点ではスヴェトラーノフよりはムラヴィンスキーに近い。これなら聴衆の熱狂も当然だろう。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年02月08日

    ライヴですが演奏年月日が書いてありません。交響曲は結構こった表情付けがそこかしこにあって、なかなかに曲者的で面白い演奏。但し、オーケストラの響きが軽めでずしんとくる重みがなく、迫ってくるものが希薄。だから曲全体も指先でちょっとこねくり回しただけのような印象がないではない。強弱やバランスはあざといくらいに変化をつけているのだから、曲想に心からの共感があったなら、それが真の音楽になったのになあ。残念です。組曲の方は美しくまたリラックスも感じられてよい出来。こちらは文句なく楽しめます。録音は優秀。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年08月21日

    ズヴェ―デン、いかつい印象を受けます。中々迫力、スケールのある、それでいて緻密な演奏を、聴かせてくれます。ダラスでは、新機軸を、うちだし、観客数の4分の一が、これまでクラシックを聴いた事のない人、収入も倍増させたとか。4番演奏後の拍手、と言うか、歓声は、尋常ではない。対して、モーツァルティーナの叙情性、弦の美しさは、得も言われぬほど。元コンセルトへボウのコンマスだっただけの事は、ある。取り上げる曲も広く、現代指揮者必須のブルックナー、マーラー、ストラヴィンスキー、ショスタコの派手目のほか、ベートーヴェン、ブラームス、ハイドン、の他、ブリテンの「戦争レクイエム」、エルガーの「ゲロンティウスの夢」等、注目すべき作品も。勉強熱心、気鋭、これからが、もっと、楽しみになる指揮者です。

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