交響曲第2番(第1楽章初版付き) プレトニョフ&ロシア・ナショナル管弦楽団(2011)
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蓮華人 | 千葉県 | 不明 | 2012年05月16日
歴史的経緯で「蔑称」といわれますが、本来「元祖」、「本家」という意味合いの「小」で、逆に現行のウクライナは、もろ「辺境」という字義です。さてそれはともかくチャイコも差別的な気持ちなどさらさらなく、より「ロシアの作曲家」としての矜持を示そうとしたようです。初版は実演で1回聴いて、改訂版と替えるべきと感じたほどの出来栄えです。第1楽章は、序奏とコーダだけ「母なるボルガの岸辺で」が使われていることもあり、ほぼそのまま活かされていますが、後はほとんど別の作品になっています。プレトニョフもせっかく初版を使ったなのなら最終楽章まで、初版でやってほしかった。で「改訂版第1楽章付」だったらもっと良かったのに。個人的見解ですが…。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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