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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第1番『巨人』、交響曲第10番〜アダージョ アバド&シカゴ交響楽団、ウィーン・フィル

交響曲第1番『巨人』、交響曲第10番〜アダージョ アバド&シカゴ交響楽団、ウィーン・フィル

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    慎吉。  |  三重県  |  不明  |  2017年10月27日

    今まで、アバドのCDをあまり聴くことなく過ごしていました。このvirtuosoという廉価版になって安くなっており、いい機会だと思って買ってみました。 シカゴ響がアバドの求める音に答え、いい感じで音楽を作っていてこれはいいと思いました。また、録音がいいです。うちのオーディオではものすごい音でトゥッティが鳴りびっくりしました。今まで聴かずにもったいないことをしていたなと思いました。ワルターの巨人は別格だけれど、それに続く内容を持っています。

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    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2012年12月08日

    10番は初回販売で9番とのカップリングで出ていたが、 まだ自らの耳が聴く気にならず、あっさり系の9番と相まって 売ってしまった盤、改めて聴きなおしウィーンフィルの美しさが すばらしかったと感じた。 1番「巨人」は2番「復活」・5番・6番・7番と同じく ショルティのシカゴではなく、アバドのシカゴとして 同じマーラーの楽曲としては趣きの異なる力強さの中に アバド独特の「歌」がある名盤だ。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2012年05月16日

    なつかしの名盤。まだ覇気に満ち溢れていた若い俊英アバドをCSOの力技が支える。復活と同様、アバドとCSOの残したものでは最良の名盤だ。後年の録音もオケの自発性と技を尊重したもので美しいが、これほどまでの表現意欲と情熱が感じられない。ランチ一食分の700円足らずで買えるとは驚きである。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月08日

    交響曲第1番は素晴らしい名演だ。同曲には、ワルター&コロンビア響(1961年)やバーンスタイン&コンセルトへボウ・アムステルダム(1987年)と言った至高の超名演があるが、本演奏はこれら両横綱に次ぐ大関クラスの名演と言えるのではないだろうか。マーラーの交響曲第1番はマーラーの青雲の志を描いた作品であり、円熟がそのまま名演に繋がるとは必ずしも言えないという難しさがあると言える。実際に、アバドは後年、ベルリン・フィルの芸術監督に就任後まもなく同曲をベルリン・フィルとともにライヴ録音(1989年)しており、それも当時低迷期にあったアバドとしては名演であると言えなくもないが、本演奏の持つ独特の魅力には到底敵わないと言えるのではないだろうか。これは、小澤が同曲を3度にわたって録音しているにもかかわらず、最初の録音(1977年)を凌駕する演奏が出来ていないこととも通暁するのではないかと考えられる。いずれにしても、ベルリン・フィルの芸術監督に就任するまでのアバドの演奏は素晴らしい。本演奏でも、随所に漲っている圧倒的な生命力とエネルギッシュな力感は健在だ。それでいて、アバドならではの歌謡性豊かな歌心が全曲を支配しており、とりわけ第2楽章や第3楽章の美しさには出色のものがあると言える。終楽章のトゥッティに向けて畳み掛けていくような気迫と力強さには圧巻の凄みがあると言えるところであり、壮麗な圧倒的迫力のうちに全曲を締めくくっている。いずれにしても、本演奏は、強靭な力感と豊かな歌謡性を併せ持った、いわゆる剛柔バランスのとれたアバドならではの名演に仕上がっていると高く評価したい。また、シカゴ交響楽団の超絶的な技量にも一言触れておかなければならない。当時のシカゴ交響楽団は、ショルティの統率の下、スーパー軍団の異名をとるほどのオーケストラであったが、本演奏でも若きアバドの指揮の下、これ以上は求め得ないような最高のパフォーマンスを発揮しているのも、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。他方、交響曲第10番は、この後の録音がなされていないことから本演奏が現時点でのアバドによる最新の演奏ということになるが、その演奏内容の評価については美しくはあるが、かと言って他の演奏を圧するような絶対美の世界を構築し得ているわけではない。楽曲の心眼に鋭く切り込んでいくような凄みはないが、他方、歌謡性豊かな情感には満ち溢れるなど魅力的な箇所も多々存在しており、ウィーン・フィルによる美演も併せて考慮すれば、佳演と評価するのにいささかも躊躇するものではない。以上を踏まえると、本盤全体の評価としては、若干甘い気もするが第1番の名演を踏まえ★5つとしたい。

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  • ★★★★☆ 

    shinsaqu  |  山口県  |  不明  |  2009年01月18日

    ベルリオーズの“幻想”といい、アバド/CSOは本当に素晴らしい録音を残してくれているなあと思います。丹念に丁寧に造りこんであるにもかかわらず、なおも聴き手の想像意欲を掻き立ててくる「無限」の広がり。「曲そのものの本質を音楽として奏でる」というのはこういうことを言うのだろうなと勝手に得心しきりです。

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  • ★★★★★ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2008年11月27日

    10番は,個人的好みからすればバーンスタインを遥かに超えている。同コンビの9番と同じアプローチだが、こう言ったひたすら『美』のみを追求したマーラーはありそうで皆無(あるいはアバドの足元にも及ばない)なのが残念。1番は,この演奏が世に出てから世の方が変わってしまったのか? 今ではあまり突出した個性は感じられない。しかしさすがに時代を変えただけの内容は時間を経ても変わらず、マーラーの古典的解釈の基本線だと言える。

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