アレクシス・ワイセンベルク EMI録音集(10CD限定盤)
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座頭 | 兵庫県 | 不明 | 2019年12月08日
プロコとラベルは、若き小沢の溢れんばかりの才気とワイセンベルクの切れまくる技が、実にスリリング!バーンスタインとのラフ3も第三楽章のクライマックスは感動的です。カラヤンとのチャイコフスキー、ラフ2はLP時代からの愛聴盤でしたが、今聞くと、ムード音楽です。滑らかなばかりで、歯応えを感じません。ワイセンベルクというピアニストは、共演相手に大きく影響されてしまうようで、かつて大阪で聞いたラフ3(指揮者はロストロポービチ)は、今回収録の内容と全く違うテンポでした。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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yumeno_ongaku2017 | 新潟県 | 不明 | 2018年01月23日
クラシック音楽は、長年愛聴していますが、近年は、特に「ショパン」や「バッハ」のピアノ曲をよく聴くようになりました。「バッハ作品」は、必ずしも原曲がピアノという訳ではありませんが、すばらしい編曲もあり、たくさんの演奏があります。しかし、名演となるとどうでしょうか・・・。こちらの「ワイセンベルク」の演奏は、情緒過多にならず、かと言って、機械的なものでなく、緊張感と客観性を持った均衡の取れた秀演だと思います。特に、「バッハ」の作品は、わずかの揺れや情感に流されると、すぐに「作為的」に感じ、興覚めする結果になってしまいます。特に、「リスト」編曲版の「BWV543」は素晴らしい演奏でした。この他にも、9枚のディスクが入っていて、「シューマン/子供のためのアルバム」は、知名度の高いピアニストの音源が少なく、期待していました。こちらも、また「バッハ」とは違う表情が見られ、ワイセンベルクの多才さが窺えました。協奏曲も数曲収録され、指揮者&オケが変わると、繊細かつスケール感のある演奏を繰り広げ、作品によって表情が変わる、本当に素晴らしいピアニストだと思います。録音は、1970年代が中心で、少し旧くなった感もありますが、アナログ時代に聴き始めた私には、むしろ耳に馴染んで、自然な響きに聴こえます。まさに、ワイセンベルクの代表的な録音が集められています。良いアルバムを購入出来ました。長く、愛聴していきたいですね。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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モーリス | 埼玉県 | 不明 | 2013年05月17日
カラヤンお気に入りの一人であったワイセンベルグであるがベートーヴェンピアノ協奏曲2〜5番がDG輸入盤(477−9830)のカラヤンベートーヴェンBOXに収録されている為、此方には含まれて居ない。またショパンの夜想曲集も入っていない。しかしジュリーニとのブラームスなど貴重な音源や展覧会の絵等の名演がそれらを補って余りある程である。追悼盤になってしまったこのアルバムを聴きながら以前、徹子の部屋に出演された際のトークと生演奏が懐かしく偲ばれる。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eroicka | 不明 | 不明 | 2013年05月02日
有名なカラヤンとのラフマニノフから、ブラームスやモーツアルトなど珍しいものまで多彩なものが入っている。特にユニークなのはブラームスのピアノ協奏曲第一番。ジュリーニのおそいテン相撲ポに付き合い、華麗なテクニックと冷めたパッションえdガチンコで横綱相撲を繰り広げる。興奮のあまり、ジュリーニが第一楽章のクライマックスでうなり声を上げるほどだ。ムーティーとも共演した音源がEMIにあったはずで、それも収録してほしかった。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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蓮華人 | 千葉県 | 不明 | 2013年04月28日
子供のためのアルバムが素晴らしい。なかなか音楽に仕立てるのが難しい作品も少なくないが、実に深みのある壮大な音楽絵巻に仕立て上げられている。この作品からこうした感慨を受けたことが、嘗てなかっただけに、高く評価したい。カラヤンらとの共演も以前、何度か聞いた覚えがあるのだが、全く新しい演奏を聴くようで、これもこれまで聴いたことのないような、素晴らしい演奏。ワイセンベルクへの個人的な評価を全く書き直すことに。何が間違った評価に繋がったのだろう。このセットを買わなければ間違ったままで終わったところだった。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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蜻蛉子 | 大阪府 | 不明 | 2013年01月31日
音がきらめいていますね。 ピアノはそうでなければいけませんね…2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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konaka | 広島県 | 不明 | 2013年01月26日
1年前に購入し、一通り聴きましたが、思ったほど音質もよく感じず、そのまま約1年間、CDラックに眠っていました。 最近、CDプレーヤーとスピーカーを買い替え、試しにこのCDを流してみたら、1年前とは比べ物にならないくらい、音に迫力も出て、かつ繊細に聴くことができました。 特に、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番などは、小気味よく軽快な演奏で、改めてこの曲が好きになりました。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カズニン | 東京都 | 不明 | 2012年03月23日
はからずもワイセンベルクさんの追悼盤になってしまったこのセット。良好な音質ですが、ブラームスの第1番ではジュリーニのオケにすごい迫力であるもののチュッティでやや混濁があり残念です。CD10のアンコール集はその美しさに涙します。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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燕の巣 | 静岡県 | 不明 | 2012年03月10日
皆さんが仰る通り『展覧会の絵』が素晴らしい。ピアノタッチの一音一音が光り輝いてます。国内盤(TOCE13114)の音が悪く評価を下げたようですが、音が生き返り評価が見直されることでしょう。貴重なセットですが、今年1月に長い闘病を経て亡くなったそうで、追悼盤という形になってしまいました。ご冥福をお祈りします。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ぴのん | 千葉県 | 不明 | 2012年03月04日
他の方々も書かれていましたが、「展覧会の絵」が圧巻でした! 個人的にはモーツァルトが結構聴きごたえがあり、面白かったです。ピアノ協奏曲第21番の解釈はいろいろご意見があるとは思いますが、これはこれで有りかな、と。とても新鮮に感じました。 今度は是非、ベートーヴェンの三大ソナタの再販を期待しています!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ムッシュ | 東京都 | 不明 | 2012年03月01日
このセットでワイセンベルクにのめり込みました。あまり好きではないピアノでしたが、一気に好きになりました。 クリスタルで硬質な音の中に一抹の憂い感じます。 特にソロ作品が素敵です。 「展覧会の絵」は圧巻です。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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meji | 神奈川県 | 不明 | 2012年02月18日
このBOXの白眉は「展覧会の絵」だ。オリジナルスコアの改変が随所に認められるが、これがホロヴィッツのように悪趣味でないうえ、どれもが見事にツボに嵌っている。小人の後半の左手の半音階パッセージや、カタコンブ後半の右手のトレモロ、終曲のコーダの処理など惚れ惚れする上手さだ!それに何と言ってもワイセンベルクならではのモノトーン調で、硬質かつ強靭なタッチがこの曲に見事にマッチしている。単発盤は廃盤状態が続くが、BOXでも十分安いのでもとはとれる。なおLPではB面に入っていた「クープランの墓」が収録されていないのが残念だ。なお、有名なブラームスの第一コンチェルトは2012年の最新リマスターになっており、手元の岡崎リマスター国内盤と比べてずいぶん音がほぐれ、歪っぽさも解消しスッキリとしたサウンドに生まれ変わっているのも嬉しい。これも第4弾でSACD化されるかも・・・。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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