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チャイコフスキー(1840-1893)

SACD 交響曲第1番『冬の日の幻想』、スラヴ行進曲 プレトニョフ&ロシア・ナショナル管弦楽団(2011)

交響曲第1番『冬の日の幻想』、スラヴ行進曲 プレトニョフ&ロシア・ナショナル管弦楽団(2011)

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    ROYCE  |  神奈川県  |  不明  |  2017年08月11日

    プレトニョフの指揮は音楽的なボキャブラリーが豊富とはいえず、手の内が見えてしまいやすい単調さが気になる。フレーズの移行部分などに散見されるワンパターンな造形は、彫琢が浅く平板に陥りがちで、奥行きが乏しい音楽作りといえる。コクが足りない音楽は、いつまでたってもピアニストが余技で指揮をしているレベルから脱してないように思えるのは遺憾である。オケはそこそこ上手なので、本格的な指揮者が振ったらどうなるのか聞いてみたいものだ。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年02月11日

    プレトニョフによる新しいチャイコフスキーの交響曲チクルスについては、既に後期3大交響曲集が発売されており、それは近年のプレトニョフの充実ぶりが伺える素晴らしい名演であった。そして、今般は最初期の第1番の登場となったが、後期3大交響曲集の演奏に勝るとも劣らないような圧倒的な名演と高く評価したいと考える。プレトニョフは、前回のチャイコフスキーの交響曲全集(DG)を完成した後は、ベートーヴェンの交響曲全集やピアノ協奏曲全集において、聴き手の度肝を抜くのに十分な超個性的な演奏を繰り広げてきたが、今般のチャイコフスキーの第1番では、むしろオーソドックスと言ってもいいような堂々たる円熟の演奏を展開していると言える。かかるアプローチはこれまでの後期3大交響曲集においても同様であったが、こういった点にプレトニョフのチャイコフスキーに対する深い愛着と畏敬の念を感じることが可能であると言えるのではないだろうか。もちろん、オーソドックスとは言ってもそこはプレトニョフ。奇を衒ったあざとい解釈ではないという意味であり、プレトニョフならではの個性は十二分に発揮されていると言える。冒頭のゆったりとしたテンポは、もしかしたら同曲演奏史上でも最も遅い部類に入るかもしれない。ところが主部に入るとテンポを大幅にアップさせる。要は、テンポの緩急を思い切って施しているのが本楽章の特徴であり、それでいていささかも不自然さを感じさせないのは、プレトニョフがチャイコフスキーの音楽を自家薬篭中のものとしているからに他ならない。こうしたテンポの緩急を大胆に施しつつも、ロシア風の民族色を強調したあくの強い表現や、表情過多になることを極力避けており、只管純音楽的なアプローチに徹しているようにさえ思えるほどであり、プレトニョフは、チャイコフスキーの交響曲を他の指揮者にとってのベートーヴェンの交響曲ように捉えているのではないかとさえ感じられるところだ。各楽器のバランスを巧みに取った精緻な響きはプレトニョフならではのものであり、他の指揮者による演奏ではなかなか聴き取ることが困難な音型を聴くことが可能なのも、本演奏の醍醐味と言えるだろう。第2楽章〜終楽章は一転して正攻法の演奏であるが、もっとも、随所において効果的なテンポの振幅を施したり、第2楽章の4本のホルンによる壮麗な迫力、そして、終楽章におけるトゥッティに向けて畳み掛けていくような気迫に満ち溢れた強靭さにおいてもいささかも欠けるところはないところであり、後期3大交響曲集の演奏と同様に、いい意味での硬軟バランスのとれた円熟の名演に仕上がっていると評価したいと考える。これまでの第4番〜第6番での各レビューでも記したが、残る第2番、第3番及びマンフレッド交響曲の素晴らしい円熟の名演を大いに期待したいところだ。併録のスラヴ行進曲は、中庸のテンポを基調としつつ、聴かせどころのツボを心得たオーソドックスな名演と高く評価したい。ただし、終結部は打楽器を最大限に響かせたり、反復を省略するなど、必ずしも一筋縄ではいかないプレトニョフの芸術の真骨頂があると言えるだろう。それにしても、ペンタトーンレーベルによる本チクルスの音質は素晴らしい。何と言っても、マルチチャンネル付きのSACDであるということは、本チクルスの大きなアドバンテージの一つであると言えるところであり、プレトニョフの精緻にして緻密さを基調とするアプローチを音化するのには、極めて理想的なものと言えるのではないだろうか。いずれにしても、プレトニョフによる圧倒的な名演を、マルチチャンネル付きの極上の高音質SACDで味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

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  • ★★★★★ 

    DVDマニア  |  神奈川県  |  不明  |  2012年02月05日

    ベートーヴェンのCDは未聴だが(ソナタの生演奏で度肝を抜かれたことはある)、第1楽章から緩急強弱でプレトニョフ節を堪能でき、この曲の演奏として最も個性的だと思う。すべての楽章で旧版より短くなっている。

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  • ★★★★★ 

    C.G.A  |  愛知県  |  不明  |  2012年02月03日

    「冬の日の幻想」のSACDは少ないので楽しみにしていた。たっぷりと起伏をとった良い演奏である。1楽章の開始からゆったりとしているので驚かされるが、主部に入り速度を増し、思いのこもった演奏を繰り広げる。2楽章も穏やかだがじわじわと盛り上がる。3楽章の中間部はヴィヴラートを控えて、かえって懐かしさやあこがれを表現できたと思う。4楽章のコーダもテンポをあおらず、堂々とした終わり方であり第1番としては、ちょっと珍しい集結である。全体として丁寧な解釈であり、グラモフォンに続く2度目の録音という意味でのゆとりが感じられる。(「冬の日の幻想」を2回録音する指揮者はそう多くないはずである。)余談だが、SKE48の秦佐和子は、自分の最も好きな曲として「冬の日の幻想」を挙げている。 スラブ行進曲も落ち着いた演奏であるが、最終部のロシア国家で金管を表に出し、タムタムを強打してメリハリをつけているのは良かった。しかし、最後の部分の繰り返しをカットしたのは残念であった。

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