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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第3番 アバド&ベルリン・フィル

交響曲第3番 アバド&ベルリン・フィル

商品ユーザレビュー

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    カズニン  |  東京都  |  不明  |  2013年11月23日

    マーラーの第3番をベルリンフィルの演奏で鑑賞できるなんて20年前には思いも及びませんでした。良い時代になったものです。

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  • ★★★★★ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2013年11月16日

     3番は牧歌的というか、マーラーの他交響曲と比べると狂気じみた部分が後退し、メルヒェン的にも感じる。バーンスタイン盤(NYP、DG)の粘り気や迫力は求めることはできないものの、素直に音楽や情景を愉しむことができる演奏だと思った。なにより、ベルリン・フィルの音楽がのびのびとしている。曲の性格に加え、アバドもオケも以心伝心の関係が出来上がり、音づくりを心から楽しんでいるような雰囲気だ。そんな意味でマーラー特有のの闇やモヤモヤしたものから離れて、人生について肯定的で、なおかつ幸福感があふれた盤だと思う。

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  • ★★★★★ 

    司那夫金  |  所在地  |  不明  |  2012年10月19日

    音楽の「音」を森の木々に例えるなら、この曲はその「木々の間からこぼれてくる光」を表現するような演奏がほとんどだった。しかしこのアバド/ベルリンの演奏は、食べ物に例えるなら、具のいっぱい詰まった肉まんを連想させるような演奏だ。目をつぶって聴いていても、大自然の雄大さが脳裏に浮かぶわけではなく、ただコンサート会場のS席で聴いているような感であり、しかし病み付きになるほどに、聴覚心理のツボを突かれる。 もし「バーンスタインのマーラー的表現が好きだが、ややエスニックすぎる」という感想のヒトには、こんな演奏(このアバド/ベルリン盤)が最高なんだろうと思う。

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  • ★★★★★ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2011年12月17日

    アバドのマーラーは全てにおいて「愛」を感じる。 劇的な楽曲も抒情的な楽曲もすべてに。 3番はウィーンフィルとの名盤があるが、 このBPOとのものも甲乙つけがたい名盤だ。

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  • ★★★★☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2011年06月10日

    ウィーンpoとの旧盤が「虹を画材にして森羅万象を描いた風景」だとすれば、このベルリン盤は(ライブだからか?)リスナーをより意識したエンターテイナー音楽の魅力がある。個人的にこの曲を一言でいい表すなら『森林の中の一日』である。そんな中、この新盤が旧盤に比してもし劣るものがあるとすれば、まずは『静寂さ』だと言えるかもしれない。日本庭園の鑑賞法を例に例えるなら、ありのままの庭園を静かに鑑賞するのが旧盤の聴き方だとすれば、ガイドの解説付きで、ドラマ付きの庭園を楽しむのが新盤の楽しみ方と思う。アバド/ベルリンのシリーズの中では、9番に次いで成功していると言えるだろう。

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  • ★★★★★ 

    MGG  |  東京都  |  不明  |  2008年10月21日

    アバドのCDはめったに買わないし(これは図書館で借りました)、まず“最高”をつけることはないが、このCDは紛れもなく最高!BPOとの1番、5番当たりは今いち納得できない出来で「やはりアバド」と感じていたが、この3番は全く別の境地に達している。少なくともこの曲に関しては、僕はバーンスタイン(新盤)よりも、素直に曲の魅力を感じるこちらをとる。前半はアバドの“歌”や“詩情”がマーラーの狂気と何の矛盾もなく同居し、6楽章はご存知のように風圧を感じるような名演奏だ。

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  • ★★★★★ 

    eroicca  |  不明  |  2008年03月26日

    生で聞いたBPO来日公演と同様の透徹した美しい演奏。他の再録音マーラーと比べてロマン性は幾分後退して、代わりに達観したような世界観と構成美や音響美を重視している。

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  • ★★★★★ 

    桔梗収集家  |  東京湾  |  不明  |  2006年05月13日

    1〜5楽章、何の関連性も無いくせに、終楽章が全てを集約し、まとまる変な曲。前半は乱れた平凡極まるタラタラ演奏。しかし構成上は全く正しいし策略だろう。終楽章、突如音響が一変し、表情がカオス化する。平凡な指揮者はここでまとめてしまうが、アバドは違う。超新星の如くベクトルを無軌道に拡散し、作品そのものを見事に炸裂させ、すべては焦土と化す。これぞ本当の完全燃焼。平凡で普通のカタルシスを求める人は見事に裏切られるだろう。だいたい名演という平凡さをアバドに求めること自体間違いだ。彼はパフォーマー=破壊者なのだ。

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  • ★★★★★ 

    ギネス  |  横浜  |  不明  |  2005年10月05日

    最高の演奏だと思う。VPOとの旧盤もかなり良かったのは事実。ただ一連のBPOとの演奏は何かが吹っ切れた様な演奏の様な気がする。相変わらずだが、LIVE感を出すつもりか?拍手が長い。それなりの演奏ではありますが、、、、

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  • ★★★★★ 

    otto  |  japan  |  不明  |  2005年04月04日

    98年の来日公演で、サントリーホールにてこの曲の実演を聴きました。ホールに響き渡った冒頭のホルンの朗々たる吹奏から、すぐさまノックアウトさせられましたが、全曲を聴き終わった後、拍手をしながら思ったことは「本当に良い音楽を聴いた」という思いだけでした。そこにはアバドもBPOもマーラーもなく、あったのは「音楽」だけでした。「ドラマを音で語る」のではなく、「音そのものがドラマを語る」。この印象は、このディスクを聴いても全く変わりません。自然を語るのは「演奏者」ではなく、「音楽」なのだと思うのです。

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  • ★★★★☆ 

    ユニオンファイター  |  広島県大竹市  |  不明  |  2003年01月29日

    マーラーの作品の中でも、交響曲としての構成感を保ちつつ聴き手にナチュラルな感動を与える演奏が最も難しい曲と思う。このコンビ故、技術的には申し分ない仕上がり。しかしマーラーがこの曲で表現したかった「自然の息吹」は・・・僕にはベルティーニ盤がベスト。

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  • ★★★★★ 

    IANIS  |  新潟  |  不明  |  2002年03月22日

    VPOとの演奏が叙情的とすれば、これは叙事的。細部より全体の流れとドラマに焦点を合わせたライヴならではの演奏ですね。アバド入魂の名演であり、マーラーの第3の数あるディスクの中でもトップ・クラスの傑出した演奏。☆☆☆

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