Sym.8: Bohm / Vpo

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  • ★★★★★ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2020年02月10日

    80分+αが一枚ものでしかも廉価版、それだけでも嬉しくなるのに、ベーム・ウイーンがブルックナーの最高傑作を朗々と演奏してくれています。ベームのブルックナーでは世評の高い4番より、LPで3枚ものとして同時発売された7&8番が演奏・録音共に最高でした。 買って損はありません。

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  • ★★★☆☆ 

    エステ荘の噴水  |  岩手県  |  不明  |  2018年12月04日

    60年代DGではヨッフムのブルックナー全集録音が進んでおり、またVPOもDECCA専属のためか、ブルックナーも得意なはずのベームの正規のスタジオ・ステレオ録音は、70年代になってからのVPOとの3番と4番(DECCA)、7番、8番(DG)だけです。60年代までの緊張感が高く引き締まっていると同時に堂々たる演奏から、70年代には、VPOを信頼しその自主性に委ね、ゆったりとした美しい音楽を志向していたようで、4曲のブルックナーの評価は「番号が若いほど好い(後ろほど緩い?)」というものでした。ブル8の演奏時間は80分超です。カラヤンやジュリーニ、ヴァントと比べて「時間かかり過ぎ」ではないのですが、聴かせどころを巧み設計したりしないベームの場合はどうしても“間延び”した印象が残ります。70年代に行われたブル8のライブ録音が何種か発売されていますが、いずれも演奏時間75分以下。いったい何が起こったのかしら? なお、ベームのブル8のサイトは投稿時点で2種あるようなので、両方に投稿します。悪しからず。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2013年09月06日

    ベーム/VPOのブルックナー交響曲盤はHMVカタログでチェックしますと1940年代からの第7番数種がありますが私にとっては1970年ステレオ収録の第3番「ワーグナー」で接したのが最初でありました。その頃のベームはブルックナーにそんなに注力している様には思っていなかったのですが大曲第8番に関して確認しますと結構回数を重ねての録音がされております。即ち1971年バイエルンRSO(タイム@13’40A13’06B26’37C22’28・・・HMVではB24’29C20’37とメモされており何れが正しいのか未確認です)、1974年ケルンRSO(同@13’43A13’24B25’34C20’44)、本盤1976年VPO(同@14’51A14’23B27’47C23’00)、1978年チューリッヒ・トーンハレO(ライブ、同@13’54A13’20B24’41C20’09)の四種類のステレオ盤が載っております。その中で本盤は1976年VPO分でベーム82歳の頃のノヴァーク版によるもので四種類の第8番の内ではタイム的には約80分と一番長く時間をかけての演奏です・・・それでも他の所謂ブルックナー指揮者の諸演奏分と比べますとショート目に私は受け取りこの大曲との「付き合い」のし易さを先ず感じました。第1楽章からキビキビとして輪郭のはっきりした演奏が曲筋書きを追い易くしてくれています。それとVPOの管楽器の音色のふくよかさというか温もりと潤いが上手くブレンドしてベームの無骨なタッチとバランス取れた感じになっています。この楽章後段ピークへの持って行き方は極めて正攻法で説得力があります。第2楽章トリオ真ん中部はやや早く進め凝縮力を高めています。第3楽章ではVPOの本来の弦の美しさが一層活き時折挟まれるハープも更にこの楽章の美しさに花を添えます。低音部サポートも特筆ものでしょう。最終楽章は揺ぎ無いテンポと緊張感を維持しつつ「思い切りの良さ」を見せて〆へのアプローチはしっかりした骨格を示して雄渾なスケールで曲を閉じます。結果として引き締まった演奏仕上がりと思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    和尚  |  群馬県  |  不明  |  2013年01月17日

    不当に等閑視されているが、1970年代までのVPOの特長とベーム晩年の特長とが相まって実は名演。もう、VPOの尊敬を集めこのような演奏ができる人はいなくなってしまった。 部分的に見ると、いろいろな意味でライブ的で面白い。第1楽章第3主題の切迫感ある表現など、ベームならではのもの。同展開部で第3ホルンがこけてから、ミスを取り返そうとオーケストラが本気になる。第4楽章終結部もテンポを煽らず盤石。アンサンブルは、VPOらしく縦の線をカッチリ合わせるというものではない。 使用楽譜は、ノーヴァックの第2稿をベースにしているが、一部ハース版を引用している箇所がある。

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  • ★★★★☆ 

    ルートヴィッヒ  |  長崎県  |  不明  |  2012年04月09日

    明確なブルックナー。 表情豊かでよく鳴っているオケ。 ベームもノリノリの指揮で気持ちが良い。 深いというよりは爽快な演奏だ。

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  • ★★★★★ 

    koji-n-vpo  |  東京都  |  不明  |  2009年11月25日

    これほど気持ちよく鳴っているVPOは、あまり聴いたことはない。 だからミスタッチもそのままにしたのかも。ベームの実力のすごさも改めて確認できたが、ずっと聴き続けたい魅力ある演奏。

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  • ★★★★★ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2009年05月10日

    以前聞いた時にはなんだか騒々しいだけの演奏だと思って、その記憶のままでしたが、今回聞き直して、大いに感動しました。超大物指揮者と最高のオーケストラがこの上なく真剣に究極の大曲に取り組んだ、最高の音楽遺産と言ってよいかと思います。どこがどうよい、とは言い難いのですが、強いて言えば、悠然と構えた全体設定の上に、柔と剛の両面を使い分けて曲想を描きつくすという感じで、激しさも優しさもともにここにはあります。推薦します。

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  • ★★★★★ 

    Johannes  |  埼玉県  |  不明  |  2008年10月03日

    ヨッフム、SKDのもの(録音1976)が自然なのに対し、ベーム、VPOのものは少し軽快であり、曲の流れがよく判る。素晴しい演奏であると思う。

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  • ★★★★☆ 

    味噌カツ  |  名古屋  |  不明  |  2008年04月25日

    飾り気のない自然体のブルックナーが鳴り響く。VPOもベームの解釈に合わせたごくごく自然な音だが、やはりしなやかな弦などはこのオケならでは。LP時代、私はこの演奏でブルックナーの良さに気付いた。そういう訳で、未だにこの曲についてはこの盤が私の基準。音色はもちろん、テンポ設定も申し分ない。今やCD1枚に収まるようになったし、もっと評価されてもいい名盤と言える。

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  • ★★★★★ 

    良い演奏  |  兵庫県  |  不明  |  2008年01月02日

    ベームの演奏は職人的な音楽造りが魅力ですね。確固たる構成力と細かなニュアンスを織り込んでゆく見事さはすばらしい。ブルックナーと言えば、ヴァントや朝比奈ばかり持て囃されるがこの演奏も極上の名演です。

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  • ★★★★★ 

    良い演奏  |  兵庫県  |  不明  |  2008年01月02日

    ベームの演奏は職人的な音楽造りが魅力ですね。確固たる構成力と細かなニュアンスを織り込んでゆく見事さはすばらしい。ブルックナーと言えば、ヴァントや朝比奈ばかり持て囃されるがこの演奏も極上の名演です。

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  • ★★★☆☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2007年07月18日

    欲を言えば、もう少し「ふんわりしたブルックナー」とか「シットリしたウィーンフィル」を期待したい。そうは言っても、これはそうとう水準の高い名演。ベームのブルックナーと言えば、3番と4番ばかり有名なのがどうも解せない僕です。 個人的にはですが、ヴァントの同曲(ブル8)なんかより、よっぽどこっちの方が好きなんですがねぇ。

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  • ★★★★☆ 

    KBFC  |  日本の何処か  |  不明  |  2007年06月07日

    昔、LPで7番とのカップリングで出ていたのが欲しかったが、当時、LPが買えなくて、知り合いに頼んでカセットテープに録音してもらったのをよく聴いていた。飛び切りの名演ではないし、歴史的な録音でもない。 が、このコンビによるこのコンビらしいブル8だろう。奇を衒わず、弛まず泰然自若とした演奏とでも言うべきなのだろうか。

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  • ★★★★☆ 

    たーこ  |  京都府  |  不明  |  2007年03月30日

    ベーム&ウィーン・フィルのブルックナーはどれも素晴らしく、この第8番もなかなかのものとはいえますが、ただ全体的にはやはり7番や4番ほどには惹かれるものがありません。録音としても少しこもり気味なところがある。

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  • ★★★★★ 

    ベームもっと聴きたい!  |  日本  |  不明  |  2006年08月24日

    この録音は私がドイツで音楽家を目指して武者修行中、学生寮で何度も何度も繰り返し聴いた思い出の録音です。 本当に奇跡のような名演だと思います。 ちなみに、ウイーンフィルのアンサンブルは音程とか縦の線に関してはあってないところが多いのが普通です。ベルリンフィルと双璧をなすミスの多いオケだといえるでしょう。 しかし、世界最高のオケのひとつであることは間違いありません。 この録音はその最上の美点がいかんなく発揮されたものだと思います。 ブルックナーに関しては、ベームとウイーンフィルほどの名コンビはなかなかないと思

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