トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > マーラー(1860-1911) > Das Lied Von Der Erde: Klemperer / Po Npo C.ludwig Wunderlich

マーラー(1860-1911)

CD Das Lied Von Der Erde: Klemperer / Po Npo C.ludwig Wunderlich

Das Lied Von Der Erde: Klemperer / Po Npo C.ludwig Wunderlich

商品ユーザレビュー

星5つのユーザレビュー > すべてのユーザーレビューを見る

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:22件中1件から15件まで表示

  • ★★★★★ 

    nk  |  東京都  |  不明  |  2023年09月13日

    明と暗、言い換えれば「生と死」をこれだけ克明に 表現した演奏の記録は極めて稀であると断言してよいと思います。 この時期のマーラーは9曲目の交響曲を作成する ことを恐れていたようですが、 この9曲目の交響曲が愛弟子のクレンペラーによって これほどまでに精神性の高い次元で演奏された録音が 今現在我々の耳に入ってくるということは奇跡としか 言いようがありません。 まあ、オンマイクでの録音なので木管楽器の音量が 大き目に聴こえてはくるし、ハープの音量が大きすぎるし、 コントラバスのピッツカートがなぜか左チャンネルから 聴こえてくる……、など録音上の問題があるかとは 思いますが、そんなことを超越したクレンペラーのこの作品 に対する命がけとも言える表現力には脱帽です。 素晴らし過ぎます!

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    LFA  |  千葉県  |  不明  |  2021年03月08日

    還暦を超えたあたりから「大地の歌」を良く聞くようになりました。LP時代はワルター、ウイーンフィルの演奏が好ましいと思っていましたが、ハイレゾの時代ではクレンペラーの録音の音質以上の録音が重要だと思います。良い録音の良い演奏を探す楽しみを持っています。しみじみとした演奏をお酒を飲みながら聞いています。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  2020年02月10日

    クレンペラーは勿論、ウンダーリヒが素晴らしい。 早くに亡くなかった事が残念でならない。彼が生きていたら他にどんな素晴らしい録音が生まれた事だろう。 この第1楽章の演奏を越えることは出来ないのではないだろうか。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    工房の音  |  神奈川県  |  不明  |  2012年01月14日

    演奏については今さら何の解説の必要も無い永遠不滅の名盤.さて問題は今回のSACDの音質だ.ESOTERICのSACDを買い逃した貴方,安心されよ.このSACDの音は素晴らしい.ただ,同じ音ではない.ESOTERIC盤とは違う音である.ESOTERIC盤は中域にエネルギーがあり,音のエッジはまろやか,いい意味でのアナログ的音に仕上げてある.EMI盤はいい意味でデジタル的仕上がりとなっており,エネルギーバランスはフラットで,分解能と音の定位はEMI盤に一日の長がある.演奏の隅々まで聞き取れるのはこちらだ.「木管がちゃんと聞こえることが重要だ」というクレンペラーの主張にかなっているといえるだろう.何れにせよこれまで出た各種CDとは比較にならない.クレンペラーに代わって,EMIに”schon”(ウムラウトが付けられないので悪しからず)と賛辞を送る.

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    盤鬼hmv11  |  福岡県  |  不明  |  2011年08月20日

    近年注目すべき盤が続々とリリースされるも、これ程深甚なる精神性を究めた演奏は小生の知る限り未だに凌駕するもの無く、まさに【金字塔】と呼ぶに相応しい孤高の存在である。例えばRRレーベルの大植/ミネソタ管も大変立派な出来栄えで愛聴盤のひとつであるが、’60年代の録音というハード面(機器・技術)でのハンディキャップを鑑みても当盤の完成度は群を抜いている。無論ふくよかなホールトーンを伴う空気感は望むべくもないが、クールで見通しが良くスケール感を存分に伝える響きはむしろこの演奏には似つかわしい。男声・女声ともに安定感・色艶・表現力など全てに亘り申し分無し、これ以上何を望めようか!これをリードするクレンペラーには神々しささえ感じられる。彼の提示する東洋の諦観・達観の根拠は何に起因するのであろうか、スコアの音符の読みだけでは到底辿り着けない深遠の境地、まことに興味深い。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    古関さん  |  大分県  |  不明  |  2010年07月25日

     この「大地の歌」の凄さは、オット−・クレンペラーという人の人生の深さを感ぜずにはいられないような何かがあるところです。「深さ」といってしまえばそれまでですが、それこそが芸術の芸術たる所以でしょうか。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2010年02月27日

    ブーレーズ、シノーポリ、大植、そしてM.T.トーマス…素晴らしい演奏、優秀録音、勿論惹かれます。が、必ず帰ってきてしまうのがこの演奏。『告別』の音・響き…これは何でしょう…。音と言ってはいけないのかもしれません…“慟哭”…? そして、その後に来る“諦観”“永遠”…。優秀録音だけではどうにもならない何かが、この演奏には詰まっている。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年02月03日

    ワルター&ウィーン・フィルの52年盤と並ぶ大地の歌の二大名演である。マーラーの直弟子であるワルターとクレンペラーは、マーラーの交響曲をすべて録音したわけではないが、両者が揃って録音し、なおかつ超名演となったのはこの大地の歌であると言えるのではないか。クレンペラーの演奏は、ワルターのように、ウィーン・フィルの独特の美しさや、各楽章毎の描き分けを明確に行い、随所に耽美的とも言うべき色合いを出した演奏ではない。微動だにしないゆったりとしたインテンポによる演奏だ。しかし、随所に見られる深沈たる深みは、ワルターと言えども一歩譲ることになるのではなかろうか。特に、大地の歌の白眉である第6楽章の告別の彫りの深さは秀逸であり、終結部の「永遠に」のあたりに漂うこの世のものとは思えないような抜け切ったような清澄な抒情は、クレンペラーという大巨匠が、晩年になって漸く到達し得た至高・至純の境地とも言うべき高みに達している。歌手を比較すると、ワルター盤のフェリアーとクレンペラー盤のルートヴィヒは同格。他方、ワルター盤のパツァークはやや癖があり、ここは、クレンペラー盤のヴンダーリッヒの畢生の熱唱の方を高く評価したい。それにしても、現代においてもなお、この二大名演を凌駕する名演が表れていないのは何とも寂しい気がする。録音については、もともと、従来CDでもかなりの高音質であったが、HQCD化によって、ほんのわすかの違いではあるが、音質が向上したように思った。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    Licca  |  千葉県  |  不明  |  2010年01月21日

     50台半ばになって、やっとMahlerの後期交響曲が理解できるようになってきました。PCにonkyoのサウンドカードを付け、エレキットの真空管ヘッドフォンアンプで30年前に購入したsonyのCD3000をドライブしています。それにしてもこのHigh QualityCDの音質は最高です。日本版CDの音質にも満足していましたが、比較にならない高音質です。LP時代の感動以上です。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2009年09月14日

    このEMIジャパンのリマスターは素晴らしい。本国のARTよりも、ずっと生々しい迫力がある。名録音だと分かります。この名盤を聞くときは国内盤がお勧めです。個人的にはこの曲最高のものだと思っています。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年09月10日

    オーケストラとの関係なのか1964年、1966年の両年にわたってしかもそのオーケストラはPOとNPOと分業?となった珍しい収録形態です。指揮者、独唱者は変わってはおらず首尾一貫性は保たれております。さて、演奏は第1楽章李白の詩による「大地の哀愁を歌う酒の歌」でテノールのヴァンダーリッヒが伸びやかにスタートします。次の「秋の寂しさ」でアルトのルードヴッヒが貫禄ある歌唱を展開・・・このように進んで「春の酔い」の章(アルト)でのフルートその他管楽器の扱いを生々しく顕わしこの傾向は最後の章・・孟浩然・王維「別れ」での30分間で生者必滅、諸行無常における今述べた管楽器奏法と最後のハープ、チェレスタ、マンドリンに施した対照的な扱いは全体冒頭事情があるにも拘らず(タイム的には各章過不足はなく)クレンペラーがこの曲をメリハリあるものに仕上げた本演奏・・・最高ランクにしたいものであります。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  2009年07月26日

    ほぼ30年前にこの演奏のLPを買いました。20歳そこそこの若造で、曲の真価も判らないままで、それでもこの演奏には涙しました。今回CDで10年ぶり位に聞きかえし、言えるのは、頻繁に聞いていたわけでなくとも、自分はこの曲、この演奏と共に生き、年を重ねてきたのだということです。今おそらく自分も人生の半ばを過ぎて判ってきたことは、この曲はどんなに日々辛いこと、苦しいことがあっても生き続けなければならない私たちへの、Mahlerのせめてもの慰め、贈り物なのですね。そしてKlempererのこの演奏!!たとえ将来、自分がいなくなっても、たとえ世界が、地球が滅びても、人間が生き続ける限り、無くなって欲しくない曲であり、演奏です。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ギネス  |  川崎  |  不明  |  2008年11月15日

    演奏は最高である、五重丸。ARTの再発に期待したが、相変わらずフォルテシモで歪み聴きづらい。EMIの65年頃から70年頃の録音は全て同じ傾向。EMIは根本的にマスタリングに力を入れないと折角の歴史的名演が台無しである。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    為朝  |  京都府  |  不明  |  2008年04月10日

    クレンペラーのこの深い作品理解は一体どこから来たものなのか。彼は世界中に客演していたが、何故か極東へは一度も訪れていない。彼と東洋的なものの接点は無いようにも思えるが、色々調べてみた処、戦前のベルリン時代に中川牧三という日本人に、当時のクレンペラーが指揮法を師事されていたという事実を知った。巨匠とこの日本人留学生との師弟関係から、巨匠が日本や東洋的な概念について知る機会があったと考えると、この曲への深い作品理解も、自ずと首肯されてくるのである。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    I&W  |  JAPAN  |  不明  |  2007年09月01日

    8’01/10’06/3’39/7’44/4’39/29’36=63’45

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:22件中1件から15件まで表示