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ブルッフ (1838-1920)

CD 二重協奏曲、8つの小品、ロマンス メイエ、コセ、デュシャーブル、ナガノ&リヨン国立歌劇場管弦楽団

二重協奏曲、8つの小品、ロマンス メイエ、コセ、デュシャーブル、ナガノ&リヨン国立歌劇場管弦楽団

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2013年08月05日

    ナガノさん、いま一つとらえどころのない、と言うか、器用で何でもできるが、イメージが定まらない方である。イギリスのハレではマーラー、このリヨンオペラでは来日公演で、美しいフランスもの聴かせてくれたけど、ここではフランス奏者とのブルッフ、ベルリン・ドイツ響のお次は、フランス系の地、モントリオール響でベートーヴェン、バイエルン国立歌劇場でブルックナー、安定するか、と思っていたら、ハンブルグの歌劇場へ移られる、イエーデボリ響へも、行ってしまう。演奏は、安定しています。アダムズ、メシアンへの取り組みも、なんとなく中途半端。これぞ、と言うのが感じられない、打ち出せてないのが残念。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2012年05月28日

    ブルッフと言えばヴァイオリン協奏曲くらいしか思い浮かばない作曲家なのですがロマン派として本盤収録曲はヴィオラ、クラリネットをキーにしてちょっとクラシック通になれる様な曲ばかりで「儲けもの」でした。「通」と言っても決して小難しい曲ではなく、さりとてイージーなものでもなくいずれも構成・技法は正統的なもので抒情的な味わいはブラームス領域であっても甘さの濃い旋律線重視の処はブルッフ独自の世界を繰り広げています。ヴィオラ/オーケストラの為のロマンス(演奏タイム7’39)はヴィオラ担当のコセが40歳。リヨンのバックオーケストラを指揮する日系指揮者K.ナガノが37歳の1988年に演奏録音されたものでシネマで外国映画のラスト、キャスト・スタッフ他がBGMに乗ってスクロール・アップされていくシーン雰囲気が味わえ大変題名通りロマンチックな曲でありますし演奏も素晴らしいです。同年収録のクラリネット、ヴィオラとオーケストラの為の協奏曲(タイム@7’18A6’18B5’45)では共演者では一番若い23歳クラリネット担当メイエが結構しみじみとした味を出してクラリネットの控えめに憂いあるメロディが聴く者に物思いにふけさせます。第1楽章カデンツァ風にヴィオラがスタートしすぐクラリネットも感傷的テーマで参加して行くのですが二つの楽器の渋く絡み合う甘さはロマン一色。比較的穏やかな両端に比し中程は舞曲風トリオを抱えた中間楽章そして管楽器中心に勇ましいファンファーレ的で曲としてはやや散漫であってもより一層三者の見事な掛け合いが聴き処の最終楽章はケントの生きいきした処理が活きます。なお、この協奏曲はヴァイオリン、ヴィオラ、オーケストラの為のドッペルト・コンチェルトとして演奏される事もあるそうですが(私は未聴)、クラリネットの音色が欠かせない様に思われます。八曲のクラリネット、ヴィオラ、ピアノの為の小品集(8曲トータルタイム37’37)は中でも長めの曲が短調でその曲想が印象的であったり小品と言いながら割と大仕掛けな歌謡風であったりして聴き応えありました。これは1989年の録音でピアノは37歳のフランソワ=ルネ・デュシャーブルと言う人が担当しております。何れも心に沁みる聴き易いロマン曲でありました。「儲けもの」で素晴らしいランクにさせていただきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    蓮華人  |  船橋  |  不明  |  2005年12月14日

    クラリネット、ヴィオラと管弦楽のための協奏曲 ホ短調 作品88 クラリネット、ヴィオラとピアノのための8つの小品 作品83 ヴィオラと管弦楽のためのロマンツェ ヘ長調 作品85。  全収録曲、なんら文句の付け所がありません。録音などの技術面や、演奏の技量はもちろん、やるせなく−−とは言っても、それほど深刻ではなく、ちょっと酔っ払いがつぶやく、思わず耳を傾けてしまう昔話を聞かされているような、そんなブルッフを聴かせてくれた、全ての演奏者にに敬意をこめて乾杯。

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