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ベルリオーズ(1803-1869)

SACD Symphonie Fantastique: Nezet-seguin / Rotterdam Po Antonacci

Symphonie Fantastique: Nezet-seguin / Rotterdam Po Antonacci

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    Abbadian  |  東京都  |  不明  |  2015年07月23日

     評判のネゼ=セガンだが,私にはどうもロマン派を好んで振っている割には,冷静な計算が先に立って,内面から溢れ出る「こう表現したい」という止むに止まれる「思い」が伝わって来ない気がして,もどかしい。シューマンでも同様のもどかしさを感じたので,私とこの指揮者との相性が悪いでのあろうか。ロッテルダムのオケの,「敢えてもう一歩踏み込まない」美点(RCOAの演奏にもこれまた同様の印象を持つことが多いが,オランダのオケの共通点なのだろうか?)も,センスの良さを感じつつ,私には少々微温的に聞こえてしまう。なおサウンド全体の線が細く,アンサンブルに少々の甘さがあるのは,ネゼ=セガンの棒にも原因があるのではなかろうか?(なお私にとって「幻想」は,少年時代からの刷り込みで,内面的な熱さと高貴なセンスが同居した演奏―例えば,マルティノンの新盤―がより望ましい。)

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    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2012年02月05日

    グラン・モントリ−オールではなくロッテルダム・フィルとの演奏。ブルックナーを聴いたときとは違う印象を受けました。この指揮者、まず作品ありきで、その作品に見合った最大限の解釈をしているのではないでしょうか。悠然たるテンポを基本としたブルックナー、でもクライマックスを築く直前ではテンポを若干上げていたような記憶があります。この「幻想」では、2楽章、そして当然ながら4、5楽章で熱いものを感じましたが、一転3楽章では澄んだ抒情性を見事に表現。これからが非常に楽しみな指揮者です。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2011年02月09日

    BPO定期で大変感心したので、迷わず購入。ロッテルダム・フィルはBPOよりスリムな響きで、オランダのオケにも関わらず、フランス風の香りがある。指揮は両端楽章終盤などは大いに煽るし、特に終楽章のアッチェレランドはミュンシュも真っ青のスリリングな出来。しかし、結構醒めたところもあって、最後の猛烈な追い込みでも、木管楽器の「悲鳴」をちゃんと聴かせてくれる。終始力づくでガンガン行くというタイプではないのだ。ベルリオーズらしい特異なオーケストレーションの強調では、サロネンなどよりおとなしいが、第2楽章のワルツは優雅かつ華やかで、フランス系の血は争えないなと感じる。『クレオパトラの死』を歌うアントナッチはノーマンほどドスの効いた声ではないとしても、ガーディナー指揮の『トロイ人』でカサンドラを演じていたように、キャラクターとしては適役。オケの細密な情景描写も聴きものだ。

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