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シューベルト(1797-1828)

SACD 歌曲集『冬の旅』 フィッシャー=ディースカウ、ムーア(1972)(シングルレイヤー)(限定盤)

歌曲集『冬の旅』 フィッシャー=ディースカウ、ムーア(1972)(シングルレイヤー)(限定盤)

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    はろーきてぃ  |  大阪府  |  不明  |  2015年03月29日

    SACDということで期待して購入しましたが、リマスタリングがまずいと言うか、曲の微妙な味わいが飛んでしまっていて、音は美しいものの、のっぺりした感じになっています。私が持っているシューベルト歌曲全集での演奏(1971年8月録音なので恐らく同じ音源)のCD版の方がはるかに素晴らしいです。何でもSACDにすれば良いというものでなく、旧い録音ではCDのままの方が良いこともあるようです。

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    よしお  |  大阪府  |  不明  |  2012年07月14日

    この歌曲集は1985年にPHILIPSが決定版と大々的に宣伝していたディスカウ、ブレンデル版が好きでした。2003年録音のゲルネ、ブレンデル版も好きだったけれども、1972年の古い録音がこれほど素晴らしいとは思ってもいませんでした。ヒスノイズが大きいが、聴いているうちに引き込まれてしまいノイズを忘れてしまう。古い録音なのに値段が高い理由を納得しました。間違いなく座右の一枚です。

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    masato  |  新潟県  |  不明  |  2011年12月18日

     『美しき水車小屋の娘』に続いて鑑賞しました。『美しき〜』の3D感・立体感にも驚きましたが,こちらはその上をいきます…。『冬の旅』のピアノ伴奏は『美しき〜』よりも更に歌い手の傍に寄り添う必要があると思います。歌い手の“歩み”を表すことが多いですから。時にはやや後から,時にはあたかも足元から響いてくるように聴こえてきてほしい。このアルバム,ムーアのピアノが正三角形のほぼ中央に位置して聴こえます。そして,F=ディースカウが,そのピアノに手をかけて,すくっと立っているような感じ。二人はしっかりと寄り添っています。“伴奏”を超えた,まさに“伴走(伴歩?)”。目を閉じると,本当にその姿が目に浮かぶようです。2大家が作り出す音(美声!美音!)が拡がっていく様,減衰していく様は,まさに圧巻。至宝です。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年12月17日

    本盤には、シューベルトの最晩年の傑作である歌曲集「冬の旅」がおさめられている。歌曲集「冬の旅」は、恋に破れ、さすらいの旅に出た若者を歌った救いようもない絶望的な暗いストーリーを、シューベルトならではの寂寥感溢れる美しい旋律が散りばめられた  曲にも呼ぶ歌曲で描き出した傑作である。その内容の深さには尋常ならざるものがあると言えるところであり、シューベルトの他の作品で言えば、最後の3つのピアノ・ソナタ(第19番〜第21番)や弦楽五重奏曲ハ長調、交響曲第9番「ザ・グレート」などにも比肩する崇高さを湛えていると言えるだろう。いずれにしても、同歌曲集は、歌曲の王と言われたシューベルトの膨大な数に及ぶ歌曲の中でも最高傑作であるだけでなく、あらゆる作曲家による歌曲の中でもトップの座に君臨する不朽の名作と言っても過言ではあるまい。これだけの名作だけに、フィッシャー=ディースカウは、同歌曲集を7度というとてつもない数の録音を行っているところだ。その中で、随一の名演を一つ選ぶということであれば、私は躊躇なく、本盤におさめられたジェラルド・ムーアとともに演奏を行ったスタジオ録音(1971年)を掲げたいと考える。1971年と言えば、フィッシャー=ディースカウにとって心身ともに最も充実していた時期に相当するが、それだけに、本演奏においても圧倒的な名唱を披露していると言える。フィッシャー=ディースカウの歌唱は、あまりにも巧いために、その巧さが鼻につくケースも散見されるところであるが、本演奏においては、巧さにおいては申し分がないものの、技巧臭などはいささかも感じさせず、むしろシューベルトの音楽の素晴らしさ、美しさを心行くまで堪能させてくれるのが素晴らしいと言える。あたかも、フィッシャー=ディースカウが主人公である若者の化身となったような趣きさえ感じられるところであり、これだけ同歌曲集の魅力を堪能させてくれれば文句は言えまい。もっとも、かかるフィッシャー=ディースカウによる歌唱は、歌曲集「美しき水車小屋の娘」では他の演奏の追随を許さない名演に仕上がっていたが、歌曲集「冬の旅」の場合は、その内容の奥行きのある深遠さに鑑みて、より楽曲の心眼に鋭く切り込んでいくような凄みが欲しいとも言えるところだ。したがって、本演奏を名演と評価するのにいささかも躊躇するものではないが、歌曲集「美しき水車小屋の娘」の場合のように、唯一無二の名演と評価するのは困難であることを指摘しておきたいと考える。ジェラルド・ムーアのピアノ演奏についても同様のことが言えるところであり、シューベルトによる美しい旋律の数々を情感豊かに描き出してはいるが、今一歩表現に凄みというか彫の深さが欲しいという気がしないでもないところだ。もっとも、フィッシャー=ディースカウによる名唱の引き立て役としては十分にその任を果たしていると言えるだろう。音質については、リマスタリングがなされるなど高音質化への不断の取組が行われてきたが、今般、ついにシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化が行われることによって、従来CD盤をはるかに凌駕するおよそ信じ難いような圧倒的な高音質に生まれ変わったところだ。フィッシャー=ディースカウの息遣いやジェラルド・ムーアのピアノタッチが鮮明に再現される極上の高音質や音場の幅広い臨場感にはただただ驚愕するばかりであり、あらためて本シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤の潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、フィッシャー=ディースカウ&ジェラルド・ムーアによる名演を、現在望み得る最高の高音質を誇るシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤で味わうことができるのを大いに喜びたい。なお、パッケージやライナー・ノーツについて一言。これまで、ユニバーサルによるシングルレイヤーによるSACD&SHM−CDシリーズに対しては、演奏内容の素晴らしさ(そのような演奏を選んで高音質化していることから自明の理であると言えるが)と極上の高音質のために批判を控えてきたが、それでも歌曲集に対して対訳がないというのはやはり問題ではないだろうか。先般、EMIが過去の素晴らしい名演を100種選んでSACD化したが、扱いが容易な通常のパッケージであり、ライナー・ノーツも必ずしも詳細なものではないが、少なくとも対訳が添付されるなど、最低限の配慮はなされているところだ。ユニバーサルに対しては、本シリーズのこれまでの扱いにくい紙パッケージを通常のパッケージにあらためること、そして歌曲集や合唱曲には最低限でも対訳を添付することについて、この場を借りて強く要望をしておきたい。

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    カバポチ  |  神奈川県  |  不明  |  2011年12月16日

    不朽の名唱が驚くほどの高音質で蘇った!ただただ感謝あるのみ。あと、希望として、ハンス・ホッターの同曲の名盤もシングルレイヤー化して頂きたい!

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