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ディーリアス(1862-1934)

SACD ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲、二重協奏曲 リトル、ワトキンス、A.デイヴィス&BBC響

ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲、二重協奏曲 リトル、ワトキンス、A.デイヴィス&BBC響

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    ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  2013年05月02日

    リトルが弾くディーリアスのヴァイオリンソナタ全集があまりすばらしかったので、協奏曲も聴きたくなった。この盤はディーリアスの弦の協奏曲を網羅したこだわりの選曲が光る。聴いてみると、ソナタ同様、「なぜこれほどの高水準の曲が、知名度が低く演奏会で採りあげられることが少ないのだろう」との感を抱いた。独奏、管弦楽ともに非の打ちどころない演奏である。録音も優秀。

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年11月03日

    ディーリアスの隠れた名協奏曲を、イギリスの中堅、熟した油の乗り切った3人のミューシャンによる心暖まり、音楽に浸れる落ち着く演奏。不穏な処もありますが、ディーリアスらしい牧歌的、美しい曲であり、このあまり演奏される事のない佳曲を、世に出し、聴かせてくれたのを、感謝します。ワトキンスは、今年、エド・デ・ワ―トとともに急きょ来日してエルガーを聴かせてくれた渋い実力者、リトルも、派手さは無いが、穏健で良心的な音楽を聴かせてくれる。アンドリューは、イギリス音楽命の、この曲には、うってつけの指揮者に、BBC響。シャンドスレーベルならではの好盤。オール・セインツ教会の豊かな録音。初聴きでしたが、とても、気に入りました。現代ディーリアス演奏の規範。

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    T.W  |  熊本県  |  不明  |  2012年02月03日

    私はこの作曲家を全く知らないで買ってみたのですが、初見でも率直に美しいと思いました。録音も最上ではないが、十分に納得できるレベルのSACDです。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年11月03日

    本盤には、ディリアスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲という、知る人ぞ知る名作がおさめられている。このうち、チェロ協奏曲については、稀代の名チェリストであったデュ・プレと、名匠サージェント&ロイヤル・フィルによる素晴らしい名演(1965年)が存在していることから、比較的耳にする機会も多い楽曲であると言えるが、ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲やヴァイオリン協奏曲に至っては、国内盤が存在していないだけでなく、輸入盤も目ぼしい演奏が殆どないことに鑑みれば、本盤は極めて貴重な演奏であると言えるだろう。ディリアスは、イギリスの詩情に満ち溢れたエレガンスな美しさを誇る管弦楽曲の名曲で知られているが、本盤におさめられた各協奏曲も、他の協奏曲で聴かれるような超絶的な技量を全面に打ち出した楽曲ではなく、むしろ、イギリスの詩情に満ち溢れた極上の美しさが持ち味の名作であると言える。本盤の演奏において、ヴァイオリン演奏を受け持つのは、気鋭の女流ヴァイオリニストであるタスミン・リトルだ。タスミン・リトルは、本演奏と同じアンドリュー・デイヴィスと組んで(オーケストラはBBC交響楽団ではなく、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団であるが)、エルガーのヴァイオリン協奏曲の名演(2010年)を成し遂げているだけに、本演奏においても、抜群相性の指揮者の下で、自らの個性を全面的に発揮した渾身の名演奏を繰り広げていると言える。強烈な個性という意味では、他の世界的な若手女流ヴァイオリニスト、例えば、ヒラリー・ハーンなどと比較するといささか物足りない気がしないわけではないが、イギリスの詩情溢れる情感の豊かさの描出においては、タスミン・リトルの方に軍配を上げたくなるところだ。とりわけ、ディリアスの協奏曲の演奏に際しては、楽曲に込められたイギリスの詩情をいかに格調高く表現できるのかに演奏の成否がかかっているとも言えるところであり、その意味においては、タスミン・リトルのヴァイオリン演奏は正に理想的と言っても過言ではあるまい。チェロはポール・ワトキンスであり、例えば、チェロ協奏曲など、前述のデュ・プレによる演奏と比較すると、演奏の持つ気迫や強靭な生命力において大きく落ちると言わざるを得ないが、タスミン・リトルのヴァイオリン演奏と同様で、イギリスの詩情溢れる情感の豊かさの描出においては、十分に合格点を与えられる名演奏を展開していると言ってもいいのではないだろうか。指揮は、英国の大御所指揮者であるアンドリュー・デイヴィス、そしてオーケストラはBBC交響楽団という最高の組み合わせであり、これ以上は求め得ないような絶妙な表現で、本盤の各協奏曲に込められたイギリスの詩情を感動的に歌いあげており、これら各協奏曲のバックとしては、理想的な名演奏を行っていると評価したい。いずれにしても、本盤におさめられた各協奏曲は素晴らしい名演であり、チェロ協奏曲を除けば殆ど世に知られていない名作を広く認知するという意味においても、極めて意義の大きい名CDと高く評価したいと考える。そして、本盤で素晴らしいのは、マルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質録音であると言える。タスミン・リトルによるヴァイオリン演奏やポール・ワトキンスによるチェロ演奏の弓使いまでが鮮明に再現されるのは殆ど驚異的であり、あらためてSACD盤の潜在能力の高さを思い知った次第だ。かかる臨場感溢れる高音質のマルチチャンネル付きのSACD盤であることが、本盤の価値を更に高めるのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。

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