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ドビュッシー(1862-1918)

CD La Mer, Prelude A L'apres-midid'un Faune, Images: Boulez / Cleveland.o

La Mer, Prelude A L'apres-midid'un Faune, Images: Boulez / Cleveland.o

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  • ★★★★☆ 

    うさ二郎  |  長野県  |  不明  |  2019年09月07日

    SHM−CDの効果を検証すべく購入。一番最初にリリースされた輸入盤(439896、4357662)と比較しました。 海と夜想曲は、このCDで寒色系寄りの音に変化。元々暖色に寄りがちな少しもこもこした音だったので、よい意味で普通の音色になったかもしれない。ここは完全に好みだと思う。どちらが良いか選ぶのは難しい。 牧神とイベリアは、解像度が増した印象。すっきりと聴きやすい音質に変化。こちらの二曲の方がSHM化による変化は大きい。

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  • ★★★★★ 

    あんぱん  |  京都府  |  不明  |  2012年04月05日

    「ブーレーズはつめたい」そんなイメージだけが先行している彼ですが、 比較的最近のブーレーズにそのような面はあまり感じられない。 もともと頭でっかちの武装主義だったのかもしれませんが、 今の彼はちゃんと「音楽」している。 それも、他の誰にも成し得ない抜群のコントロールと見事なリズム感を伴って。 ノリのいい演奏というのには二通りあると思う。 演奏者がパワフルにドンドン推し進めるタイプと、 幅広いドュナーミクと的確な拍による湧き上がる盛り上がりとだ。 ブーレーズは後者のタイプの現代史上最高のコンダクターであろう。 派手で生々しい感情的な音楽ではなく、 余計な味付けを省いて音楽の骨の髄まで味あわせてくれる素材の天然の魅力を引き出すスペシャリストだ。 ドビュッシーにしろラヴェルにしろ、フランス近代音楽というものはそういった自然食品のような魅力こそが醍醐味であって、「印象派」などと呼ばれ勘違いされているが、なぜかキラキラ派手でごちゃごちゃしたもののように扱われるべきではないと思う。 ごちゃごちゃに彩られたサラダを、野菜一つ一つの味までしっかり堪能出来るような、そういった魅力の伝え方をして欲しい。 そういう意味で、ブーレーズの奏でるフランス音楽というのは本当に最高の表現の形だと思う。 リリカルな面、きらびやかな面、激しい面、冷たい面、それらを一つづつを強調するのではなく、すべてを一つにまとめてこの全体の響きが出来上がるのです。 そして聴いてみてくださいな。このノリの良さと歌心を。 朗々と華やかに感情的に歌うだけが「魅力」ではないとはっきり感じていただけると信じております。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月09日

    ブーレーズによるドビュッシーの管弦楽曲集と言えば、1960年代後半にクリーヴランド交響楽団やニュー・フィルハーモニア管弦楽団を指揮した名演(1966〜1968年)がいの一番に思い浮かぶ。それは、各管弦楽曲の細部に至るまで彫琢の限りを尽くすとともに、一切の主観や情感を拝した前衛的とも言える斬新な演奏であった。本盤におさめられた演奏は、それから20年以上の期間を経て行われた録音であるが、ブーレーズは随分と丸くなったというのが第一印象だ。これは、ドビュッシーに限らずに、他の作曲家の楽曲における演奏についても言えることであり、1990年代に入ってDGに行った録音にはすっかりと好々爺となったブーレーズによる円熟の演奏を聴くことが可能である。もっとも、そこは腐ってもブーレーズであり、何も万人受けをするような通俗的な演奏をするようになったわけではない。むしろ、スコアリーディングについては深化したと言えるところであり、徹底したスコアの読み込みによって、楽想をあたかもレントゲンで撮影するかのように、楽想を精緻に描き出していくというアプローチ自体には何ら変わりがないところだ。もっとも、かつては一切を拝していた情感の豊かさが付加されたところであり、これがブーレーズの近年の演奏の円熟ぶりであり、はたまた魅力の一つであると言えるだろう。本演奏においても、ブーレーズは徹底したスコアリーディングに基づいて楽想を精緻に描き出しているが、情感の豊かさにおいてもいささかも不足はなく、いい意味での剛柔バランスのとれた名演に仕上がっている点を高く評価したい。なお、とある影響力のある高名な音楽評論家が本盤を徹底的にこき下ろしているが、かかる罵詈雑言に右顧左眄することなく、信用できるのは自分の耳だけであるということを肝に銘じておきたいものだ。録音は従来盤でも十分に満足できる音質を誇っていたが、今般のSHM−CD化によって音質がより鮮明になるとともに、音場が幅広くなったと言える。ブーレーズによる円熟の名演を、SHM−CDによる鮮明な高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

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  • ★★☆☆☆ 

    東京シャルプラッテン  |  東京都  |  不明  |  2010年11月11日

    聴き終えても、つまんなかったんですけど… ホントにブーレーズ先生の指揮ですか?

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  • ★★★☆☆ 

    saitaman  |  saitama  |  不明  |  2008年03月31日

    悪くはない。少なくとも録音は良い。表面的にもうまくまとめている。しかし、前衛芸術の闘士として音楽界に旋風を巻きおこしていた頃のブーレーズではない。旧録の方を強くお勧めする。

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  • ★★★☆☆ 

    京山菜  |  京王線  |  不明  |  2008年01月29日

    DGもブーレーズに様々なものを振らせるのは構わないが、これではアバド・某3流管とのチューニングすら揺らいでいる(なんとかしてよ)しまりの無い愚演と同じように見られてしまう。最近のブーレーズの柔らかさは、物語の磁場を軽やかに駆け抜け、「緩やかな構造の面白さ」という不思議な魅力が溢れるが、そもそも神も物語も必要としないフランス近代印象派では徹底した精緻さと楽譜を再現する冷徹さが求められる。前衛を前衛として扱うことに照れている最近のブーレーズではもう一つ。チェリで聞きたい。

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  • ★☆☆☆☆ 

    abbadon  |  tochigi  |  不明  |  2008年01月14日

    クリーヴランド管弦楽団はもはや2流に成り下がってしまい、精緻なアンサンブルは望むべくも無い。 録音はもう15年ぐらい前のものだが評価に値しない。

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  • ★★★★☆ 

    KS  |  兵庫  |  不明  |  2007年07月04日

    ロマンティシズムを廃した「静謐」な演奏。スコアに忠実できれいに整理されていて、ブーレーズらしさが出ている。

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  • ★★★★★ 

    guinness  |  yokohama  |  不明  |  2005年11月22日

    この演奏からは「静謐」と言う文字が浮かんでくる。オーケストレーションの天才同志が、実力を見せ付けた一枚であり、これは指揮者では無く作曲家ブーレーズの面目躍如であろう。

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