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CD フェレンツ・フリッチャイ名演集(10CD)

フェレンツ・フリッチャイ名演集(10CD)

商品ユーザレビュー

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    LFA  |  千葉県  |  不明  |  2021年03月12日

    夭折の天才が1950年代の録音した名演集です。このセットで初めてバルトークを聞き自分のレパートリーに入りました。モーツアルトのドンジョバンニも素晴らしく全曲盤を入手しようと思います。もう20年長生きしていたらと惜しまれます。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2017年10月31日

    フリッチャイの50年代の録音で、ドン・ジョヴァンニとマーラー以外はモノーラルだが、得意のバルトーク、モーツアルト、ベートーヴェンを中心に、広いレパートリーを収録してこの指揮者の多面振りを鑑賞し得る徳用版。殆どがベルリンの放送交響楽団(RIAS響)のせいか、同曲異演が多く、ライブ(放送録音)も多く含まれる。バルトークはどれも熱気溢れる決定的な名演。アンダとのP響2番は有名なスタジオ盤ではなく多分ライブ。欧州初演者のケントナーの3番とともに実に熱演。とくに後者ははじめて聞いたので印象が強かった、弦チェレは2年後の録音もあるが、これは申し分ない名演。音もかえってこちらの方が良い位。ハスキルとの有名なニ短調協奏曲は私の持っていたのより音がクリアになって感銘が深い。「ドン」はD=F.Dをはじめとして歌手も名演揃い。私的にはとくにユリナッチらの女性軍に感服。フリッチャイの指揮は後年としてはむしろきびきびした演奏。同曲のワン・オブ・ザ・ベストだろう。ベートーヴェンはこれもきびきびした演奏だが、比較的特色が少ない。これは後年のものを聞きたい。対照的なロシアのVl協2曲はどちらもいいが、チャイコは1&2楽章の出だし(と2楽章の最後)が何故か音がノイズを削り過ぎたか貧弱な音だが他のところは大丈夫。メニューインのソロは甘さはないが凝集力で聞かせる。グリュミオーのストラヴィンスキーは芸風が違うかと思ったらとても立派な名演。さすがに大家の芸で音もいい。マーラーはとくに第一曲が感銘深い。自分自身の病いを投影したのだろうか?ただ第五曲は殆どステレオ・プレゼンスがない。「シェエラザード」は遊びと甘さのない演奏だが、とくに三楽章の感慨を込めた歌とフィナーレの活力が凄い。シュトラウスとファリャは、ともに真面目過ぎな感じは否定出来ないが、「ウィーン気質」は思い切った歌が聴けてなかなか面白い。お買い得のセットだろう。

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  • ★★★★★ 

    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2015年05月06日

    マーラーの「リュッケルト歌曲集」が超名演。曲順は「私はこの世に忘れられ」から始まるが、オーケストラの前奏から胸が締め付けられ涙が出る。厭世とか達観とも違う澄み切った世界。フォレスターの歌唱も実に素晴らしいが、それでもフリッチャイのレヴェルには達していない。いや、フィッシャー=ディースカウでも無理だろう。あらゆるマーラー演奏のなかで5指に入ると思うのだが、知られていないのが残念だ。このマーラーだけでも買う価値はあるし、フリッチャイの実力のすごさを認識するのに充分。ただ、どうして「ドン・ジョヴァンニ」をハイライトにしたのか。

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  • ★★★★★ 

    アイル  |  岐阜県  |  不明  |  2013年10月06日

    このメンブランのシリーズは、選曲に当たって何を考えているのかわからないものがほとんどで、楽しめる選曲となっているかどうかは運次第といった感じです。幸い、フリッチャイは、とても良いラインアップになっていると思います。フリッチャイには、この曲はこうでなければという強い意志があるように思います。才能を感じます。フリッチャイの活躍時期がもう10年くらい後ろにずれていて、録音状態が良ければと惜しまれます。

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  • ★★★★★ 

    フリッチャイマニア  |  埼玉県  |  不明  |  2011年08月12日

    ほとんどがDGとAUDITEから出ている音源を収録した10枚組。 若き日の切れ味鋭い演奏をたっぷりと堪能できるのが魅力である。 音質も、従来発売されていたDGやAUDITEのディスクと比べてそん色ないもので、フリッチャイの若き日の演奏を堪能するのに何の支障もない。 と、いいつつ、本セットの魅力は別のところに。 3枚目に収録されている「フィガロの結婚」序曲は、今までに市販されたことのない音源が採用されている。 フリッチャイの「フィガロ」は、51年のケルン放送響盤、60年のベルリン放送響盤の2つの全曲録音があるが、どちらも当盤に収録されたものよりもゆったりしたテンポで序曲を演奏しており、明らかに異なる。 他に録音された可能性があるのは、1952年9月20日の放送録音と、1958年6月13日のバイエルン国立歌劇場でのリハーサル、および翌日のオペラ上演である。 (バイエルン国立歌劇場でのリハーサルは一部がmedici artsのDVDに収録されている。) バイエルン国立歌劇場での演奏テンポに近似するものを感じるが、当盤は音質が古めかしく、むしろ52年9月20日の他曲の録音の音質に近く感じられる。 54年というのが本当であれば、フリッチャイの演奏活動歴に今までなかったデータになるが…。 録音の出処と、正確なデータがわからないのはもどかしい限りである。

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  • ★★★★★ 

    蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  2011年06月15日

    大時代的とされる世界を現代風に書き換えたスーパースターなのだが、で、代表作は、と訊かれると答えに窮してしまう。おそらく、その時の現代から古典派まで、何を振らせても名演。だから何でもいいのだろうが、やはり、ベートーヴェンの1番交響曲かな。個人的は。ところでRIAS響とベルリン放送響は同一団体で、まさに「手兵」。いい時代の、多種多様な作品が収められていて、買い!

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