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ベルリオーズ(1803-1869)

SACD 幻想交響曲 アンドレ・クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団(1964年東京ステレオ・ライヴ)(シングルレイヤー)

幻想交響曲 アンドレ・クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団(1964年東京ステレオ・ライヴ)(シングルレイヤー)

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検索結果:29件中1件から15件まで表示

  • ★★★★☆ 

    古渡 弁蔵  |  北海道  |  不明  |  2016年02月29日

    極めて正統的でまともな演奏であった。レビューを読んで、いったいどんなハチャメチャな演奏なのかと興味を持って購入しましたが、どうってことのないまともなもので、ある意味がっかりでした。 とはいえ、アンコール曲も含めて立派な演奏であることは間違いなく、持ってて損はないと感じました。 でも、レビューに裏切られた点はおもしろくありません。自己責任でしょうが、癪に障るので星一つ減らします。

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  • ★★★★★ 

    ルートヴィッヒ  |  長崎県  |  不明  |  2013年05月24日

    イヤーー凄いの一言。 総ての幻想交響曲の中でもっとも感動的演奏だ。 私はアバドの幻想が好きなのだが、あの丹精に磨きぬかれた美しい演奏とは対極にある。 モントゥよりも男性的で激しい。 ムーティの演奏に近いものを感じるが、迫力では遥かにこちらが凌駕している。 これは幻想ファンなら必携のCD。 ここのクチコミは過大評価ではなかった。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2011年10月31日

    今回のSACD化,ライヴ感の高揚にも一役買っている。CDでも熱いライヴ感には圧倒されっぱなしだったが,それが更に高まり,深まった。「幻想のアルバム,どれか1枚だけ選べ」と無理な質問をされたら,マルケヴィチ&ラムルー管との間で悩みに悩み,恐らく最後にはこちらを選ぶだろう。ただ,マルケヴィチ盤が4,500円化されたら…「お願い!2枚選ばせて!」ってことになってしまうんだろうな…。とにかく,私にとってはもう誰にも超えることのできない2大「幻想」だ。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年08月07日

    ネット配信が隆盛期を迎えパッケージメディアの権威が失墜しつつある中で、一時は絶滅の危機に瀕していたSACDが、昨年あたりから息を吹き返しつつあるようである。というのも、SACDから撤退していた大手のユニバーサルがシングルレイヤーによるSHM−CD仕様のSACDの発売に踏み切るとともに、本年からはEMIがSACDの発売を開始したからである。これには、オクタヴィアやESOTERICなどの国内レーベルがSACDを発売し続けてきたことが大きいと思うが、いずれにしても、今後とも過去の大指揮者による名演を可能な限りSACD化して、少しでもかつてのパッケージメディア全盛期の栄光を取り戻していただきたいと心より願っているところだ。そして、今般、大指揮者の歴史的な来日公演のCD化に積極的に取り組んできたアルトゥスレーベルが、ついにSACDの発売を開始したのは、かかる昨年来の好ましい傾向を助長するものとして大いに歓迎したいと考える。本盤におさめられたベルリオーズの幻想交響曲は、クリュイタンスの十八番とも言うべき楽曲であると言える。本演奏の6年前にもフィルハーモニア管弦楽団とともにスタジオ録音(1958年)を行っており、それはクリュイタンスならではのフランス風のエスプリに満ち溢れた瀟洒な味わいの名演であった。ところが、本演奏においては、クリュイタンスは1958年盤とは別人のような指揮ぶりであると言える。来日時のコンサートでのライヴということもあると思うが、これは爆演と言ってもいいような圧倒的な高揚感を発揮していると言えるだろう。どこをとっても凄まじいまでの気迫と強靭な生命力が漲っており、切れば血が噴き出てくるような灼熱のような指揮ぶりであると言える。とりわけ、終楽章においては、トゥッティに向けて畳み掛けていくような猛烈なアッチェレランドを駆使しており、その圧巻の迫力は我々聴き手の度肝を抜くのに十分だ。それでいて、とりわけ第2楽章や第3楽章などにおいて顕著であるが、パリ音楽院管弦楽団の各奏者による名演奏も相まって、この指揮者ならではのフランス風のエスプリ漂う洒落た味わいに満ち溢れていると言える。いずれにしても本演奏は、我々が同曲の演奏に求めるすべての要素を兼ね備えた至高の超名演に仕上がっていると高く評価したい。併録の2曲は当日のアンコールであるが、ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」からの抜粋である古い城は濃厚なロマンティシズムを感じさせる名演であり、ビゼーの組曲「アルルの女」からの抜粋であるファランドールに至っては、金管楽器の最強奏などによりとてつもない音塊が迫ってくるような壮絶な演奏であり、そのド迫力に完全にノックアウトされてしまった。そして、このような歴史的な超名演を心行くまで満喫させてくれるのが、今般のシングルレイヤーによるSACDによる極上の高音質であると言える。既に、アルトゥスから発売されていた従来盤と比較すると、そもそも次元の異なる鮮明な高音質に生まれ変わったと言える。いずれにしても、かかる歴史的超名演を現在望み得る最高の高音質SACDで味わうことができるのを大いに歓迎したい。

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  • ★★★★★ 

    馬羅  |  愛知県  |  不明  |  2011年08月07日

    同時にリリースされたSACDの中で、テープのドロップアウトやレベル変動などの不利があるにもかかわらず、音の激変振りに一番衝撃を受けた盤です。特に、強奏時の硬質感がなく、高音の輝きや音の拡がりが増しているのは凄いです。CDでは、暴走気味だった、グランカッサやトロンボーンも自然な空気感でバランスしています。なによりも驚いたのは、「ファランドール」がエソテリックのSACDの音に近づいたことです。エソテリック盤も仏EMI渾身のマスタリングで激変しましたが、両者ともより生の音に近づいたことの証明といえるでしょう。今回、改めてオーディオの魔力を実感しました。できれば、7つ星を付けたいです。

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  • ★★★★★ 

    TKOクラシック  |  神奈川県  |  不明  |  2011年06月23日

    一期一会の歴史的演奏です。フィルハーモニーとのスタジオ録音とは別人かと思う爆演、「古い城」、「ファランドール」も素晴らしい。しかし、ライブなので、何度も聴くと、粗さに気になってきます。どちらかというとクリュイタンスのエレガントさが出ているフィルハーモニー盤のスタジオ録音の方が安心して聴けるかな。

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  • ★★☆☆☆ 

    karajan fan  |  北海道  |  不明  |  2011年01月04日

    フランス音楽のエスプリここに極まり。 フランスの楽団によるフランス音楽でそれを最も得意とする指揮者の初来日であり最後となった演奏会。 確かにヒストリカルな価値は十分にある演奏である。 この当時、この会場でこの演奏を聴いた聴衆はさぞかし仰天したことであろう。 流麗な謳いまわしはさすがクリュイタンスである。 ドイツ系の楽団とは一線を隔した色彩感覚を持った響きも忠実に再現されている。 極端なアッチェルランドや不自然なルバートさえも洒落た演出と思わせるエスプリなのだ。 多分、彼らはノリに乗った演奏であったのだろう。そして当時の演奏会とはそういったものであったのであろう。 しかし、再生された聴きものとしてはどうであろうか? 下のレビューにもある通り、崩壊したアンサンブルは醜く、搖れるテンポは気持ち悪く、アインザッツはまさに「ガサツ」。 ホールの響きもデットで篭りがちで、満身創痍としか表現できないほどの代物である。 しかし、これだけ多くのリスナーが評価をしていることも事実。 CDとしての評価は★★2つ。昭和39年の日本の音楽界記録と考えれば★★★★4つ。 (今回は聴きものとしての評価を優先した) 純粋に幻想交響曲を聴くのであれば是非ともフィルハーモニア盤も聴いて欲しい。 こちらはとてもエレガントで丁寧な演奏です。 私としてはむしろエレガントで丁寧な演奏スタイルと思っていたクリュイタンスが当盤のような情熱的な演奏をしていた指揮者だったという発見の方が驚きである。

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  • ★★★☆☆ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2009年12月23日

    狂気ゆえのアンサンブルの乱れなのか、それともミスゆえ狂気が助長されるのか?――聴きこむにつれ、初めは看過出来ていた疑問が、段々と頭をもたげるようになってきた。特に第4、第5楽章がそうだ。確かに、ティンパニの最強打といい鐘のグロテスクな響きといい最後の壮絶なアッチェレランドといい、ライヴの即興性も相まって物凄い迫力である。事実私も、初めて聴いたときには、スピーカーを前に仰け反り、近所迷惑も憚らず大声でブラヴォーと叫んだ程である。しかし、冷静に聴くと、粗ばかりなのだ。アンサンブルは完全に崩壊している。ただの喧騒と言って一向に差し支えない。と言いつつも、喧騒、狂気、悪魔的というものこそが《幻想交響曲》の真骨頂と、反駁されそうである。つまり、聴く人によって、あるいはコンディションによって、超名演にも雑なだけの演奏にもなり得る“怪演”なのだ。そんな中、「狂気=乱れ」という図式を破る名盤がついに登場した。ミュンシュ/パリ管67年ライヴ盤である。多彩な音色、絶妙なルバート、ハッとさせられるテンポの揺れ、前のめりになる程のアッチェレランドなどなど、挙げ出したらキリがない。魑魅魍魎蠢く狂気の極致にして、アンサンブルに一抹の破綻もないのだ!音質も3年の間に10年の開きをみる程優秀であり、従ってクリュイタンス盤の価値は必然的に減ぜざるを得ない。ただし、絶対評価としては名演の部類に入るため“OK”としたい。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年10月31日

    1964年クリュイタンス来日時には大阪・中之島のフェスティバル・ホールでも演奏したその写真が同ホールロビーに掲示(勿論他の例えばモントゥー、カラヤン・・・等も)されていたのですが昨年くらいから改築工事に同ホールは入り掲示写真はどうなったのかなぁと思ったりしていました。さて、クリュイタンスの演奏する幻想交響曲は現在四種の盤があるようです。私は1958年頃PHOとスタジオ録音したLP盤,CD盤をイージー?に聴いていましたが全体ジェントルマン的・・・多分にオーケストラの性格にも因って・・・な印象を持っていました。ところが機会あって本盤を聴いて勿論ライブ故の興奮度満載で時に微細なミスもなんのその特に第4,5楽章の不気味さというかその厚ぼったい色彩感は正しくクリュイタンス/パリ音楽院Oなんでしょうか。とにかくPHO盤とは違うしタイム的にはPHO盤@13’53A6’23B16’24C4’41D9’20で一方1964年ライブ分は@13’22A6’32B15’29C4’28D8’59 と余り変わらないのですが後者ライブ分は始めから何か切羽詰った意思の感じが盛り込まれているようで正直私には暑苦しい処もありました。長く聴く分には結構前者スタジオ録音分が良く曲の切迫感を味わうのには後者ライブ盤が凄くフィットしているのでしょう。どちらも素晴らしいですね。

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  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県安曇野市  |  不明  |  2009年01月02日

    これはすごい!幻想交響曲はいろいろ聴いてきましたが、非常にユニークで素晴らしいです。他の演奏が杓子定規過ぎるのでしょうか。ライヴなのでちょっとしたアンバランスな部分や傷もありますが、そんなのは吹き飛ばす様な格別な演奏ですね。僕はなんと言ってもホルンのビブラートにくらくらです(笑い)。私の生まれる2ヶ月ほど前の演奏なんですね。これはいいです。

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  • ★★★★★ 

    タケセン  |  千葉県我孫子市  |  不明  |  2008年09月10日

    魅惑の「間」、洒落た音と絶妙のバランス、これは「管理主義」のような音楽しかない今の時代はもちろん、当時でもなかったもの。 線の細い上品さを保ったままオーケストラの限界に挑んだ迫力と熱気。 高い品位と燃える情熱が同居した前代未聞のライブです。わたしは40年間に100種類を超える幻想を聴いてきましたが、これは別格で、霊感に満ちた奇跡的名演です。

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  • ★★★★★ 

    mid&massa  |  三重県松阪市  |  不明  |  2008年09月05日

    40年も前にこれだけの演奏の出来た楽団と指揮者に対してけなす材料は何もない。しかも一期一会のライブである。現在のこま切れ録り・ブツ切り・つなぎ合わせ(カラヤンが開発したんでしたっけ?この方法って)の大編集CDに比べるべくもないではないか?音響効果も何もないデッドなロケーションで今の指揮者・楽団がこれだけの演奏ができるかどうか・・・・

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  • ★★★★★ 

    jyakubee  |  東京  |  不明  |  2008年06月11日

    幻想交響曲でライブ演奏の良いものと思い、こちらを選びましたが、ファンタスティックに尽きます!確かに完璧に追いつけなくなってるところはありますが、打楽器のすごさに圧倒!何か憑いてた?この演奏には物凄い熱を感じます。何度聞いても鳥肌が立ちます。この録音は、観客の感動まで写りこんでいるというか・・・拍手の時もなぜか鳥肌。演奏時はまだ幼少でしたが、この場に居れたらよかった・・・

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  • ★★★★☆ 

    京都のフランス人  |  日本  |  不明  |  2008年06月09日

    確かに、64年録音としては優秀ですね。1つには、悪名高き東京文化会館のデッドな音響が幸いして、クリアに各楽器が聴こえるんでしょうw その上で、この響き! 特に弦楽器はこのオケを見なおすほど美しい。「フランス文化の伝道師」的な気合でしょうか? 確かにすごい盛り上がりです。私は好きですが、初心者に1枚目としては推薦できませんw いいスタジオ録音あたりを聴いてからのほうがいいと思いますw

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  • ★★★☆☆ 

    mason  |  兵庫  |  不明  |  2008年05月31日

    評価の高さと価格に飛びつきましたが、期待が高すぎたこともあり、いまいちです。実演は素晴らしかったのかもしれませんが、録音のせいでしょう、楽しめませんでした。64年の国内ライブ録音ですものね。マイクの調子が悪かったのか、テープの状態のせいなのか、とりわけ3楽章のボソッボソッといったノイズが気になります。 アンコールの古城は抜群に良かったのでOKです。

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