ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

CD ピアノ作品全集 ポンティ(6CD)

ピアノ作品全集 ポンティ(6CD)

商品ユーザレビュー

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:4件中1件から4件まで表示

  • ★★★☆☆ 

    VOLOS  |  神奈川県  |  不明  |  2014年03月03日

    ポンティは懐かしいピアニスト。LP時代の末期に日本ワーナーの「失われた音楽」シリーズで忘れ去られたピアノ協奏曲の録音が一挙に発売され、一部で人気を博したかと… そのころ(1982年?)、N響にソリストとして呼ばれ、ラフマニノフの第2協奏曲を弾いたはず(聴いていませんが)。 このラフマニノフはなかなかの快演ですね。万全のテクでバリバリ弾いてますが、歌心にも不足ありません。なんとなくうら悲しいラフマニノフのウェットな世界も過不足なく表現しています。 一部でゲテモノ弾きのように見られがちなポンティですが、至ってまっとうな演奏です。 ただし、録音が今ひとつ。特に録音時期が古いCD1と2は音場に広がりがない上、強音時に一部音割れします。 演奏は★★★★ですが、録音面で★★★にしておきます。 なお、ピアノはベヒシュタインと記されています。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    L.V.B  |  千葉県  |  不明  |  2013年11月22日

    1970年代の録音だが 24ビット処理をしている。 その為、普通のデジタル録音CDより、格段に音質は優れている。 演奏もよい。 アナログ録音はすべて24ビット処理をしてもらいたい。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ☆の降るまち  |  東京都  |  不明  |  2012年01月26日

    今から20数年前、生まれて初めて聴いたラフマニノフが当時1枚1500円で売っていたVOXのこのポンティの演奏によるエチュード集「音の絵」のレコードだった。今回CDで買い直して久しぶりに聴いてみて、「ああ、ポンティの演奏ってこんなにダイナミックでスリリングでユニークだったんだなぁ」と実感した。録音状態は良くないが、その欠点をカバーする演奏の魅力がここにはあると思う。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    オットー  |  福岡県  |  不明  |  2011年10月23日

    ポンティは隠れた名ピアニストだと思う。ラフマのピアノ独奏曲は超有名ピアニストによるものは限られたものしか出ていないのが現状だが(有名な楽興の時ですら,ホロヴィッツも16−2,3のみだし,あまり録音が多い曲とは思えない。それでも3番を録音してくれて本当に良かった),ポンティによる全集があるのは喜ばしい限りである。この人は有名度はイマイチだが,歌い回しがすごく好きだ。けっこう灰汁がある演奏をするし,聴きごたえがある。音色の変化のつけ方もうまいし,もちろんテクニックは万全。テクニックだけで押し通すようなピアニストではないところに好感が持てる。しっかり歌わせるところは歌わせるし,テクニックでビシッとやるところはやる。快演ぞろいである。スクリャービン全集でのピアノの音で不満に思った方が本CDの購入を考えるとき一瞬ためらうであろうが,安心していただきたい。こちらはアップライトピアノではなく間違いなくグランドピアノでの録音であるから。スクリャービン全集の出来も相当によく私は大満足であったが,こちらのラフマ全集も大満足である。もっともっと彼のCDを再発すべきである。スクリャービンの協奏曲の録音もあるはずなのだが・・・再発してくれ〜!!!

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:4件中1件から4件まで表示