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メンデルスゾーン(1809-1847)

SACD メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 メニューイン、フルトヴェングラー指揮(24ビット・リマスター限定盤)

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 メニューイン、フルトヴェングラー指揮(24ビット・リマスター限定盤)

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    レオブルー  |  東京都  |  不明  |  2013年01月25日

    SACDとなったので、フルトヴェングラーを少しだけ鑑賞のために購入したといったところです。メンデルスゾーンはこれまでの私試聴歴のなかでほぼベストの名演と感じました。両者とも卓越した演奏力と息をのむ推進力です。これは現代のどの演奏家も霞んでしまう迫力です。根強いファンの他盤での諸説ごもっともと思います。更にバルトークは実は初聴きですが、どちらかと言えばもうひとつ好きになれなかったこの作曲家の理由が分かったような気がします。同様に捉えていたからこそ、違和感があったのだということが。いずれにしてもフルトヴェングラーだからそこに気対付いたというのが、感慨深いものがあります。

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    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2011年11月11日

    [メンデルスゾーンのみの感想]…メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲には、チョンキョンファやムター、ヤンセンなどの名盤があるが、このメニューイン盤を聴いて初めて「いままで同曲の名演を聴いたことがなかった」という感じを受けた。メンデルスゾーンは、ハイドンと並んで、昨今人気が凋落している作曲家の一人だというが、それは昨今の演奏スタイルが、メンデルスゾーン向きなものから離れていっているからだろうと思う。メンデルスゾーン独特のナヨナヨ?した感傷を、恥ずかしげもなく演奏するメニューイン時代の同曲は、かえってツボにハマってナヨナヨさが払拭されているように感じるのは私だけだろうか?

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年08月03日

    メンデルスゾーンの方はメニューインは数多く録音を残しておりその内メニューイン/フルトヴェングラーの本盤メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲は1952年録音の名演奏(メニューイン36歳、フルトヴェングラー66歳の頃)であります。演奏タイムは@〜A20’02B6’33です。得てしてフルトヴェングラー/BPOのケースではどうしても指揮者のリードが目立つように思われがちなのですが彼らの関係(ナチス問題)で補完し合うところもなきにしもあらずなのか結構双方鳴りきっているところがモノラルの古い録音ながら他に替え難い盤となっております。正直フルトヴェングラーの指揮の底深さに私は迷わず「最高」レベルの評価を禁じえません。後世に残しておくべきでしょうね。バルトークのヴァイオリン協奏曲の方(この曲は結構ヘヴィな曲で正直必ずしも私の体質に合っているとは限らないのですが)は1953年録音で演奏タイムは@16’02A10’02B11’40・・・第1楽章の出だしのバルトーク独特の民族性タッチであるギスギスさはメニューインのイメージから程遠く現代音楽にも強い集中力を示した意外なフルトヴェングラーの側面と共に興味ある演奏とはなっており又オーケストラPHOが良く反応・対応をしていますね。やはりこの曲もメニューインは本演奏で自信をつけたのか後年ドラティ/MSOバック等で再録をしております。演奏としてはフルトヴェングラーの珍しい現代曲指揮という点でも忘れてはならないものでしょう。モノラルながら本盤仕様改善もプラス要素になっていると思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年05月29日

    本盤にはメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲と、フルトヴェングラーのレパートリーとしては大変に珍しいバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番がおさめられているが、いずれも素晴らしい名演と高く評価したい。ヴァイオリンはいずれもメニューインであるが、これまた素晴らしい名演奏を披露していると言える。メニューインは、フルトヴェングラーとの共演が終わった後は、これと言った名演は遺しているとは必ずしも言えないので、本演奏の録音当時がベストフォームにあったのではないかとも考えられる。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、四大ヴァイオリン協奏曲の中でも、チャイコフスキーと同様に音楽内容の深みよりは旋律の美しさが売りの作品である。したがって、音楽の表層を美しく装っただけの演奏でも十分に魅力のある演奏を成し遂げることは可能であるが、さすがにフルトヴェングラーはそのような薄味の演奏は行っていない。荘重なインテンポで楽曲の心眼を抉り出していくような奥行きのある演奏は、深沈とした情感を湛えていて実に感動的であり、スケールも雄大だ。メニューインのヴァイオリンも、表面上の美麗さに拘泥することなく、情感の豊かさと気品の高さを湛えているのが素晴らしい。バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番も名演だ。バルトークは巷間「現代のベートーヴェン」と称されているが、フルトヴェングラーの同曲へのアプローチは、ベートーヴェンの楽曲に接する時と何ら変わりがない。ヴァイオリンだけでなく、オーケストラ演奏にも超絶的な技量が求められる楽曲であるが、フルトヴェングラーは同曲でも徹底した内容重視。音楽の内容の精神的な深みを徹底的に追及しようという姿勢は健在であり、楽曲の核心に鋭く切り込んでいこうとする凄みのある演奏は、我々聴き手の肺腑を打つのに十分だ。メニューインのヴァイオリンもフルトヴェングラーの指揮に一歩も引けを取っていない。バルトークも生前、メニューインのヴァイオリン演奏を高く評価していたということであり、メニューインもバルトークの音楽に私淑していたとのことであるが、本演奏でも、卓越した技量をベースとしつつ、楽曲への深い理解と愛着に根差した濃密で彫の深い演奏を披露しているのが素晴らしい。両演奏ともに1950年代のスタジオ録音であることもあって、今般のSACD化による高音質化の効果には大変目覚ましいものがあり、これまでの既発CDとはそもそも次元の異なる鮮明な音質に生まれ変わったと言える。メニューインのヴァイオリンの弓使いまで聴こえる鮮明さはほとんど驚異的ですらある。このような名演を、現在望み得る最高の高音質SACDで味わうことができるのを大いに喜びたい。

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