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レスピーギ(1879-1936)

CD ローマ三部作 エフゲニー・スヴェトラーノフ&スウェーデン放送交響楽団(1999年ステレオ)

ローマ三部作 エフゲニー・スヴェトラーノフ&スウェーデン放送交響楽団(1999年ステレオ)

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  • ★★★☆☆ 

    k.k  |  大阪府  |  不明  |  2011年03月10日

    ライナーノートにもあるように、アッピア街道のフィナーレは圧巻!金管奏者の限界、血管が切れるのではないかと思わせるほど長い。巨匠の晩年に良く見られる傾向だが、極端にテンポを落として音楽を作り上げていくのは仕方がないが、この3部作とりわけ「噴水」にはなじまないと感じた。間延びはするし、イライラする。「祭り」「松」ではさほど感じられないのだが、15・16分の曲に対し、19分は長すぎる。チェリビダッケやバーンスタインの晩年の録音もテンポの異常に遅いのがあった。曲目によって違和感の感じられないものもあるが、私個人的にはローマ3部作においては、×の評価を下したい。これは、好き嫌いの分かれる演奏と思う。だが、オケの実力はなかなかのもの、録音もライブ盤としてはかなり優秀。今後も、このコンビのリリースが続くので、曲目を選んで購入していきたい。

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