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ブラームス(1833-1897)

CD ヴァイオリン協奏曲、弦楽六重奏曲第2番 ファウスト、ハーディング&マーラー・チェンバー・オーケストラ、他

ヴァイオリン協奏曲、弦楽六重奏曲第2番 ファウスト、ハーディング&マーラー・チェンバー・オーケストラ、他

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2014年08月08日

    求道者の印象、イザベルのブラームスは、この処、協奏曲のレコーディングが多い、ハーディング、マーラー室内管と。ぜい肉を削ぎ落とし、小編成オケと対峙。厳しい演奏で、息苦しさを感じるほど。厚い豪華な演奏ではない。3楽章でも、派手にはならないが、ツボは、見事、抑えきっている。ファウストさんは、ここでも、室内楽を入れている。こっちが、この人の本領かもしれない。ムローヴァ、アバド、ベルリンフィルとの派手派手大編成演奏とは、一線を画する。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    Kei  |  神奈川県  |  不明  |  2011年03月07日

    常々、ブラームスは重厚に演奏され過ぎる、という不満があって、ハーディングが以前、ドイツ・カンマー・フィルと録音した交響曲第3番、第4番はお気に入りの演奏だった。昨年末に来日したヤンセンとパーヴォ・ヤルヴィのバイオリン協奏曲演奏を聴いて、このように透明度の高い演奏を待ち望んでいたところに本盤がリリースされた。これは、ソロもオケもアスリートのような引き締まった演奏で、オケはスコアが見えるほど透明で音が良く整理されており、ファウストのソロは彼女のベートーベンのように繊細かつ強靭である。しかし、歌うべきところは十分に歌っているところが素晴らしい。ブゾーニのカデンツアもこのような演奏に良く合っている。やっと満足できる演奏が出た感じがする。録音は少し高音が硬すぎるが、まあ、許容範囲には入っている。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2011年11月29日

    重厚なだけがブラームスではない!ブラームスというと、油絵の具をべっとりと塗ったような、厚ぼったく渋いイメージを持ってしまう。しかし、的確な時代考証に基づき楽器編成を小規模にし、なおかつ演奏法を工夫すると、楽譜に書かれた全ての音が有機的に作用していることに気づく。ハーディングとマーラー室内管の解釈はまさに正鵠を射ている。細部まですっきりと見通しがよく、今まで埋もれがちだった微細な音も克明に鳴らされている。それでいて痩せぎすな感じはせず、殊に内声部の充実は目を見張るばかり。ティンパニの乾いた響きも小気味よい。ファウストのヴァイオリンがこれまた素晴らしく、知・情・意、全てにおいて一本筋の通った筋肉質な音を聴かせてくれる。女流ヴァイオリニストにありがちなヴィブラートのきつさや線の細さなどとは無縁で、音色自体輝かしいし、技巧も磨かれている。個人的にはハイフェッツやシェリング、オイストラフ等を愛聴してきたが、何れも一長一短、録音も古く、第一、旧来保守然とした厚手のブラームスであり、いささか食傷気味であった。しかし、当盤を聴いて、溜まった垢が一気に落とされた想いだ。ジャケットの若葉色のように、実に清々しいブラームスだ。

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  • ★★★★★ 

    kudappy  |  千葉県  |  不明  |  2011年02月04日

    新日フィルの定期で弾いたベルクが凄かったので、録音を期待していたがブラームスが先に出るとは!六重奏共々楽しみ、バッハの続編も待ってます!

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  • ★★★★☆ 

    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2017年03月25日

    しなやかで透明なブラームスだ。先き頃Great Concertosでオイストラッフの脂の乗りきった名演を聞いたばかりだが、こちらはその脂を抜いた、渓流に反射する光の煌めきのような演奏である。ヴィブラートを控え目にした髭のないブラームス。ただ、とくに一楽章などは、ベートーヴェンの協奏曲(ライブではなくCD)でも感じたが、同じ女流でもデヴィートやヌヴーの名演と比べるとまだ何かが足りない。この二人の先輩女流の忘我的な打ち込みに比べると、ファウストのこの演奏はまだクールでありすぎるように聞こえる。逆にデヴィートらの方がロマンティックに過ぎるのだという説もあり得るだろうが、ではティンパニがどろどろと鳴り続けるブゾーニのカデンツァを演奏した理由は何だろう?今回(2017年)のトリオの演奏会ではケラスという素晴らしいパートナーを得て更に一際スケールが上がった感じがしたが(ヴィブラートも結構かけて弾いていた)、ブラームスの協奏曲は来年やるらしいので、確かめたい。ハーディング指揮のオケは室内オケというには、録音のせいもあるのか随分音、とくに低音が厚い。その分透明度は減退して聞こえる。「アガーテ」はファウストの特徴が遺憾なく曲想と合っており(一番だったら違う感じだろう)、とくに一楽章はノン・ヴィブラートの弦のハーモニーが美しく、文句のない名演。もっと以前のピアノ四重奏曲(ブリリアントの)では録音のせいか、こういう透明性は感じなかった。この辺もファウストの進化ということなのか。

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